2016-12-27(Tue)

2016のゲーム事情

こんばんは。

早い物で、気が付いたら2016年も間もなく終わります。
毎年言っている様な気がしますが、一年が経つのは本当に早いですね。


仕事柄ゲームに触れる機会は非常に多い、というか毎日触れているような状態ですが、
自分自身がゲームで遊ぶ機会は非常に減った様な気がします。
学生時代と違って趣味に割ける時間が減ったからなのか? 毎日ゲームに触れているので食傷気味なのか?

特に家庭用ゲーム機のソフトを買う機会が激減しましたね。
最近はSteamやバーチャルコンソールで海外製FPSゲームやレトロゲームをDL購入する事がほとんどです。
ファミコンやメガドライブが現役だった頃とは大違いです。 メガドラFANの発売日とか待ち遠しかったなぁ・・・


レトロゲームを遊んでいると、古き良き時代のゲームに懐かしさと愛着を感じる一方で、
最近はこういったゲームのノウハウが失われ、もう二度と作る事は出来ないだろうなという寂しさも感じます。
もちろん、現在ニーズが有るのか、作る意味が有るのかは別問題ですが、それにしたって寂しい。

開発や利益の効率を考えると、スマホ向けの課金ゲームを作って、ひたすら搾り取った方が良いに決まっています。
事前登録やアニメやゲームとのコラボで限定アイテムを用意し、レア物の所有欲を煽って課金させて。
他社はもちろん、私の所も、みなそうしています。 それが一番儲かるんですから。

しかし、個人的には、作り手としても遊び手としても、何か寂しい物を感じます。
「このゲーム、一体いつまで開発を続けるんだろうか?」とか、「ゴールデンアックスの新作出ないかなぁ?」とか、
あくまで個人的な思い出はありますが。


年末年始はのんびりとレトロゲームでもして過ごそうと思います。
まずは沙羅曼蛇・魂斗羅・バトルシティ・スプラッターハウス辺りをクリアして、
それからマリオカート(もちろん初代)で対戦プレイ、締めにゲバラとベアナックル2って感じでしょうか。

「レトロゲームを通じて感性を磨く」という名目でゲーム三昧の正月も良いですね。


2016-11-27(Sun)

カストロ議長のゲーム

こんばんは。

先日、キューバのフィデル・カストロ前議長が死去したとの報道を目にしました。
彼およひキューバに関しては社会の授業で必ず学びますし、
個人的にはドキュメンタリー番組などで色々知っていたので、今回の件は感慨深い物が有ります。
一つの時代の終わりであり、米国との国交正常化も目前なので、新たな時代の始まりでも有るのでしょうか。



・・・と真面目(?)な話はここまでにして、カストロ議長の名前を聞くと思い出すことが有ります。
それは「そういや、彼(カストロ議長)を主人公にしたゲームが有ったなぁ」と。

カストロ議長が主役のゲーム・・・
キューバ政府が制作した、国民に対して革命の偉大さを伝える為の教材・・・等では有りません。
なんと、日本のゲーム会社が開発した、ごく普通のアクションゲームであります。

タイトル名はズバリ「ゲバラ」
1988年にSNKからファミコン向けに発売され、ジャンルはトップビューのアクションシューティング。
二人同時プレイが可能で、途中参加やコンティニューも可能。

ゲバラ(チェ・ゲバラ)とは、カストロ前議長と共にキューバ革命を主導した実在の人物の事です。
そんな彼らを恐れ多くもゲームの主人公に据えてしまったのが、この「ゲバラ」とういゲームです。


二人同時プレイが可能なこのゲーム。 プレイヤーはゲバラかカストロのいずれかを操り闘います。
ゲームはキューバに逆上陸する所から始まり、都市や炭鉱など多彩なステージを経て首都を目指すという流れ。
マシンガンやロケット砲、火炎放射器などを駆使して闘い、時には戦車やトロッコに搭乗する事も有り。
そして首都の宮殿に突入し、悪の支配者であるバディスタを倒す・・・

設定だけを聞くと正気の沙汰とは思えませんが、ところがどっこい、実は極めて完成度の高いゲームなのです。
グラフィックやサウンドはハイレベルで、ゲームのテンポも良く、何より爽快感が抜群で面白い。
特にボスを倒した時の大爆発演出は、何か鬼気迫る物を感じる程の凄まじさ。 ファミコンの限界を超えています。


ファミコンには数多のゲームが発売され、私も色々なゲームを遊びましたが、ゲバラは間違いなく名作でした。
ファミコンで個人的に評価する名作を5本選べと言われたら・・・

・デジタルデビル物語 女神転生
・ファミコンウォーズ
・沙羅曼蛇
・魂斗羅
・ゲバラ


こんな感じでしょうか? 他にも候補は有りますが、とりあえずこの五本は間違いなくトップクラスです。



それにしても、他国の国家元首や革命家をゲーム化するとは・・・
っていうか、絶対に許可を取っていない気がするんですが、どうなんでしょう?
他にも、旧ソ連のゴルバチョフ書記長を主人公にしたゲームを2本程知っていますが、こっちも怪しいな・・・

久しぶりに遊んでみたくなりました。 またファミコンを引っ張り出すとしましょうか。


2016-10-20(Thu)

今年最後?の日本アルプス ~無念の大キレット断念~

こんばんは。

ひたすら悪天候に泣かされた今年の夏山シーズン。
10月に入っても天候は回復せず、シーズン締めくくりの三連休(体育の日)も序盤は悪天候でした。

が、連休終盤辺りから回復して晴れ間が続いたので、ここぞとばかりに北アルプスへ行ってきました。
時期的なことを考えると、アルプス地区に行けるのは今年最後になると思われます。


【今回のコースと所要時間】
(1日目)
・上高地 → 横尾山荘(2時間10分)

(2日目)
・横尾山荘 → 槍沢ロッヂ(1時間)
・槍沢ロッヂ → 大曲の分岐(50分)
・大曲分岐 → 水俣乗越(45分)
・水俣乗越 → ヒュッテ大槍(1時間40分)
・ヒュッテ大槍 → 槍ヶ岳山荘(50分)

(3日目)
・槍ヶ岳山荘 → 上高地(5時間30分)



登山_アルプス10_001

新宿からバスに揺られ、やってきました上高地。
天候と日程の関係も有りますが、今回は苦手な夜行バスではなく日中の移動です。
既に紅葉はピークを過ぎていますが、今年はそもそも天候不順により紅葉も不調だったようですね。
奥に聳えるのは今年7月に登頂した穂高連峰の勇姿です。 三ヶ月前ですが、なんだか懐かしいですね。



上高地からのんびり歩くこと約2時間、本日の宿である「横尾山荘」に到着しました。
ここは涸沢・槍ヶ岳・常念岳への各登山道が分岐する交通の要所に位置する為いつも賑わっています。
以前から興味があった小屋なのですが、位置的に通過する場所にあるので、今回初めての利用となります。

登山_アルプス10_002

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予約制の横尾山荘は水と電気が豊富で建物も新しく、街の旅館並に快適で、食事もとても美味しいかったです。
そしてなによりお風呂付き!(上写真の右端にある建物がお風呂棟。)
例えるなら、南アルプスの白根御池小屋にお風呂が付いたような綺麗さ・快適さですね。



快適な小屋で爆睡した翌日、一路槍ヶ岳を目指して出発です。 二年ぶりの登頂を控えて気分も高揚中!
最短で槍ヶ岳へ行くならそのまま槍沢ルートを登るのですが、今回は敢えて途中から東鎌尾根へ向かいます。
水俣ルートを通ってみたかったのと、東鎌尾根の展望や歯応えを再び味わいたかったからです。

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この水俣ルートは一般的に東鎌尾根からのエスケープルートとして利用されますが、そこを敢えて登る私・・・
ダケカンバの生い茂る急登ですが踏み跡は明瞭で、北岳の「草すべり」に似た雰囲気のコースですね。



登山_アルプス10_006

45分程で「水俣乗越」へ到着。 ここで東鎌尾根と合流します。
向かって左側へ進みますが、いきなり岩場の登りでワクワクしますね。



登山_アルプス10_007

ヒュッテ西岳から大きく下った後に再び登り返す東鎌尾根ですが、水俣乗越は丁度その中間地点に位置します。
つまり、これからは基本的に登り一辺倒で、険しい地形と薄い空気と相まって辛い後半戦が始まります。



東鎌尾根のハイライトと言えるのが、この「窓」と呼ばれる場所にある恐怖の三段梯子!

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巨大な崩壊地にあるこの梯子。 危険なのでストックを収納し、ヘルメットの着用を推奨します。



梯子場が大好きで、大崩山・八ヶ岳・アルプス各地の梯子を巡ってきた私ですが、ここは最も印象深い場所の一つです。
岩が突き出ている部分は足をかけにくいので、三点支持の基本を守って慎重に通過しましょう。

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ここは梯子その物よりも、直後にある両側が切れ落ちた狭い道に注意すべきだと思います。
特に槍沢側は深く切れ落ちており、転落したらおそらく助からないと思われます。 くれぐれも慎重に。



槍ヶ岳からは東西南北の四方に尾根が伸びており、現在は東尾根に当たる「東鎌尾根」を歩いています。
そして正面に聳えるのが北の尾根である「北鎌尾根」です。

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この北鎌尾根は別格の存在で、所謂「バリエーションルート」と呼ばれ、一般登山道には含まれません。
一般登山道では無いので一切整備されておらず、険しい岩稜帯が延々と続く上級者向けの危険なコースです。



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水俣乗越から2時間弱で「ヒュッテ大槍」に到着。 現時点では既に今年度の営業は終了しています。
ここから槍ヶ岳山荘までが東鎌尾根の最後の区間になりますが、前回は道を間違えてしまいました。



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下に見える赤い屋根の小屋が「殺生ヒュッテ」で、やはり既に営業を終えています。
左上に見えるのが「大喰岳(3101m)」で、小屋と大喰岳の間に見えるのが槍沢から登ってくるルートです。
この付近から槍ヶ岳山荘までは地獄の急登が延々と続き、楽だった槍沢ルートが一変してきつくなる区間ですね。



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ヒュッテ大槍から先は、まさに槍ヶ岳の足下をすり抜けるような迫力満点の展望が楽しめます。
この付近は全区間が岩稜帯で、穂高の吊尾根っぽい雰囲気ですね。



横尾山荘を出発しておよそ5時間。 二年ぶりに「槍ヶ岳山荘」にやってきました。

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槍ヶ岳山荘の公式サイトではライブカメラの映像が見られますが、そのカメラがおそらくこれでしょうね。
天候や人出の確認に重宝しています。



小屋にチェックインしたら、早速槍ヶ岳の頂上へアタック開始! この梯子場も懐かしいです。
ちなみに槍ヶ岳の頂上ルートは登りと下りで道が分かれており、梯子は左が登りで右が下り専用です。

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天空へ続くかのようなこの梯子も、数ある梯子場の中で特に印象深い物の一つですね。
まさに断崖絶壁ですが、梯子が整備される前はどうやって登頂していたのでしょうか。



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二年ぶりの槍ヶ岳登頂! 少し雲が出てきましたが、空気が澄んでいて展望は抜群でした。
ちなみに3種類あった看板が1種類しか有りませんでした。 やはり台風で飛ばされたのでしょうか?



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頂上からは今夜の宿である槍ヶ岳山荘がよく見えます。  複数の建物で構成される巨大な小屋です。



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そちてこちらが北鎌尾根の様子。 距離が長い上に地形も険しく、途中でビバークするのが一般的だそうです。



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槍ヶ岳山荘は収容人数650名という国内最大級の大きな小屋ですが、館内も複雑で迷いそうな広さです。

今回はシーズンもほとんど終わりかけの時期でしたが、それでも人は多く、特に外国人が多かったです。
食事の際には、右隣には欧米系のグループが、左隣にはアジア系のグループが座り、なんとも国際色豊かな食事でした。
アジア系の人達と異なり、欧米系の人達は箸の扱いに苦労している様子でしたが、無理も有りません。
郷に入っては郷に従えとは言いますが、フォークの貸し出しが有っても良いかも知れませんね。



そして三日目。 この日は大喰岳・中岳・南岳を経由し、大キレットから北穂高岳へ抜ける予定でした。
が、晴天では有る物の、この日も気温が低く、なにより非常に強い風が常時吹き続けている有様。
一応大喰岳まで進んでみましたが、余りの寒さと強風に、やむなく断念して下山することにしました。

寒さは衣類の調整で対処できますが、強風だけはどうしようも有りません。
長谷川ピークや飛騨泣き等の岩場で強風に煽られたり、岩やプレートが凍結していたら死に直結します。
7月に通過した涸沢岳~北穂高岳の稜線は大キレットよりも高難易度とされますが、
あの時は気温が高く、風もほとんど無くて、地形以外の危険さは有りませんでしたが、今回は話が違います。


・・・と言う訳で、念願の大キレット越えは来年まで持ち越しとなりました。 登山を始めて以来、初めての撤退です。
後ろ髪を引かれる思いで槍沢ルートを下りましたが、稜線を見上げると恐ろしい速さで雲が流されており、
この状況で大キレットに突入したら危険だったと納得しました。 また来年頑張ります。



帰宅後に天候が穏やかになったのが何とも恨めしいですが、今年のアルプス登山はおそらく打ち止めでしょうか。
今年は雪が少なく、六月早々に八ヶ岳縦走を達成するなど上々の滑り出しでしたが、
その後はひたすら雨にたたられ、結局、裏銀座や南ア南部の縦走も実現できずに終わりました。


今年得た教訓は、「地形や天候との相性や交通の便を考慮し、優先順位を決める事」という点でしょうか。
毎日あるぺん号などの登山バスは7月中旬から8月一杯まではほぼ毎日運行していますが、9月以降は激減します。
また、シーズン終盤には小屋締めや気象悪化の影響で通行が困難になるコースも有ります。

なので、シーズン終盤でもバスが多く、気象的にも影響を受けにくい表銀座コースなどは後回しにして、
それとは真逆の環境にある大キレットや南ア南部などはチャンスが有り次第、早々にアタックするという訳です。
来年は今年断念したこれらのコースを最優先にしたいですね。


一方、念願だった八峰キレットや前穂高岳・北穂高岳の縦走に加え、八ヶ岳や中央アルプスへの初登頂、
キレット小屋や横尾山荘といった気になっていた小屋への宿泊など、色々得る事が出来たシーズンでも有りました。
特に八峰キレットや穂高稜線など、岩稜帯での経験を豊富に得ることが出来たのが大きいですね。

来年の夏山シーズンが今から待ち遠しいです。


2016-10-10(Mon)

山に行けないので映画三昧の秋

こんばんは。

早い物で、あっと言う間にシルバーウィークも過ぎ去って10月の連休になりました。
7月から10月にかけては夏山シーズンですが、今年は実に雨が多い!

「7月は雨ばかりだったから、来月こそは山に行こうか。」
「8月は盆を除けば雨ばかり・・・ 9月こそは!」
「9月は台風ラッシュだったな。 10月にチャンスは有るかな?」

・・・等々、「次こそは」と何度も思い続け、気が付いたら夏山シーズンも間もなく終わります。
今年の夏は登山愛好家にとっては、近年まれに見る厄年でしたね。
山小屋にとっても、今年の売り上げは前年の何割減となるでしょうか。



そんなわけで、登山が中止になった事で纏まった時間が出来たので、映画館や自宅で映画鑑賞を楽しみました。
最近見たインディペンデンスデイやスターウォーズの新作は個人的に今ひとつでしたが、
(特にインディペンデンスデイは酷かった・・・ 見ていて気まずくなった映画は久しぶりです。)
今回見た映画の多くは名作揃いで楽しかったです。

映画_002a

最初に見たのは「シン・ゴジラ」です。
ゴジラの映画を見たのは何年ぶりでしょうか? 恐らく最後に見たのは小学生の頃だった気がします。
ツチノコみたいな怪獣が出てきた時にはどうしようかと焦りましたが、そんな心配も杞憂に終わり、
時間が経つのも忘れるくらい熱中してしまいました。 これは名作ですね。

「超高速! 参勤交代リターンズ」も良かったですね。
基本的にギャグ要素が多めの時代劇ですが、殺陣シーンは大迫力で見入ってしまいました。
鑑賞後、前作のBDを購入したのは言うまでも有りません。

「聲の形」は重いテーマの作品でしたが、こちらも良い出来でした。
満員のシアターには若い世代の客が多く、特に高校生や女性が多く居たのが印象的でした。
一点だけ気になったのですが、紙幣は多少燃えても銀行で換金してくれたような?

この他にも色々見ましたが、ネタバレも避けたいので、この辺で。



映画_002b

映画館だけでは無く、自宅でも映画鑑賞!(雨ばかりで山に行けませんし・・・)
まあ、雨の日に自宅でのんびりと過ごすのも、たまには良いですね。



映画_002c

そして秋葉原を徘徊中に見つけたこの玩具!
劇場に行く人にとっては毎度お馴染みの「カメラ男」「パトランプ男」です。
個人的にこの二人の寸劇が大好きで、幕間の時間の密かな楽しみです。
まさか商品化されていたとは・・・ 思わぬ買い物でした。



思わぬ形で映画三昧となった今年の秋ですが、名作揃いで楽しめました。
特に劇場の大画面・大音響、そして独特の雰囲気の中での鑑賞は良い物ですね。

皆さんも、是非!


2016-09-04(Sun)

とんでもねぇ、あたしゃ五竜岳だよ

こんばんは。

台風一過の晴天を利用し、北アルプス・後立山連峰を縦走してきました。
以前から目標としていた「鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)」への登頂と、
三大キレットの一つである「八峰キレット」の走破、さらに「キレット小屋」への宿泊を達成できました。

暑さと急登に難儀しましたが、素晴らしい展望と歯応えを味わえ、天候にも恵まれて充実した縦走を楽しめました。

【今回のコース】
(移動日)新宿 → 夜行バス → 扇沢
(1日目)扇沢 → 柏原新道 → 爺ヶ岳 → 鹿島槍ヶ岳 → キレット小屋
(2日目)キレット小屋 → 五竜岳 → 五竜山荘 → 遠見尾根 → アルプスだいら → 新宿(電車)

【今回のコースタイム(休息時間別)】
柏原新道 → 種池山荘 : 2時間20分
種池山荘 → 爺ヶ岳(南峰) : 35分
爺ヶ岳(南峰) → 爺ヶ岳(中峰) → 冷池山荘 : 45分 
冷池山荘 → 鹿島槍ヶ岳(南峰)  → 鹿島槍ヶ岳(北峰): 2時間
鹿島槍ヶ岳(北峰) → キレット小屋 : 1時間

キレット小屋 → 五竜岳 : 3時間
五竜岳 → 五竜山荘 :30分
五竜山荘 → アルプスだいら : 2時間20分



登山_アルプス9_001

夜行バスを利用して「扇沢」までやってきました。 今回は2時間ほど眠ることが出来て、多少はマシですね。
ここ扇沢は鹿島槍ヶ岳以外にも色々な山の登山拠点となっています。
黒部ダムを経由しての立山・剱岳方面、針ノ木雪渓を経由しての針木岳方面など、北ア北部の様々な名峰へ行けます。



登山_アルプス9_002

登山口となる「柏原新道」入り口は扇沢から10分程下った場所に有ります。
このコースは非常に整備されていて登りやすく、なんとなく合戦尾根に近い印象でした。



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コースタイムを大幅に前倒しして稜線に有る「種池山荘」に到着しました。
ここからは展望の開けた稜線歩きが楽しめます。 天気も最高で気分も最高です。



登山_アルプス9_004

今回の主目標の一つである「鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)」が稜線の奥に見えます。
二つの山頂を持つ所謂「双耳峰(そうじほう)」で、遠くからでも識別が容易な特徴的な山です。
まだまだ遠いですが、展望に優れた稜線歩きはとにかく楽しいですね。



登山_アルプス9_005

ほどなくして「爺ヶ岳(じいがたけ・2669m)」に到着。
こちらは双耳峰どころか3箇所もの頂上をもつ贅沢(?)な山です。
この内の南峯と中峰に登頂可能で、展望が素晴らしいので是非寄っていってください。
頂上からは双方向への道が続いているので、分岐点に荷物をデポする必要は有りません。



登山_アルプス9_006

爺ヶ岳の先には「冷池山荘」が有ります。 種池山荘とは同一グループなので、予約は一括で出来ます。



登山_アルプス9_007

冷池山荘を過ぎたら、布引山を経由して鹿島槍ヶ岳を目指します。
が、この布引山がなかなかの急登で侮れません。 ここで体力を消耗しない様に注意しましょう。



ようやく「鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ・2889m)」の南峯に到着。
頂上への急登がまたきつく、布引山への急登と合わせると、常念乗越から常念岳へ2連続で登った気分でした。
なお、北アルプスには「槍ヶ岳」「鹿島槍ヶ岳」「白馬鑓ヶ岳」と「やりがたけ」が複数有りますが、全て別物です。

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頂上ではこんな立て札も・・・
登山における迷惑行為は色々有りますが、特に迷惑な行為として知られているのがコレです。
重要撮影スポットである頂上標識の所に荷物を置き、あまつさえそこに陣取って食事を始める行為は迷惑です。
よほど狭い山頂であるならともかく、基本的には邪魔にならない場所で寛ぎましょう。



双耳峰である鹿島槍ヶ岳。 もちろんあと一つの頂上(北峰)も行っておきましょう。
が、この頃には後立山連峰名物のガスが大量発生し、せっかくの展望が・・・

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北峰へは縦走路から分岐して少し登ります。 ここはピストンになるので、荷物をデポしても良いです。



北峰から戻ったら、本日の宿であるキレット小屋を目指して八峰キレット方面へ進みます。
ここから先は険しい岩場の下りになるので、疲労が溜まっている場合は特に注意しましょう。

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このいびつな形状の梯子は一体!? ラスタースクロールでもしているかの様な形状ですな。
ちなみに先に進むには右の梯子を使用します。 昔使用していた梯子なのでしょうか?



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核心部の八峰キレット付近は特に地形が険しく、足場も非常に狭いので慎重に歩きましょう。
穂高稜線程ではありませんが、転落は重大な結果に繋がるとても危険な場所です。



キレットの核心部を過ぎると、ついに「キレット小屋」が見えて来ました。
切れ落ちた鞍部に有る山小屋と言えば穂高岳山荘も有名ですが、あれよりさらに険しい場所に建っています。
右上のヘリポートらしき場所は展望が良さそうですが、どうやら関係者以外は立ち入り禁止の様です。

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噂以上に凄まじい場所に建っているキレット小屋。 まさに砂漠の中のオアシス的な存在です。
普通なら夕食までの間に周辺を散策でもする所ですが、直ぐに絶壁の岩場なので散策も出来ません。(笑
ただ、小屋の正面には剱岳方面の素晴らしい展望が楽しめます。



小屋の中はこぎれいで快適です。 ただ、比較的小さい小屋なので繁忙期は注意ですね。

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食事も美味しくご飯が進みます。 野菜が超山盛りなのが印象的でした。 ビタミン摂取に嬉しい量です。



一夜明けて本日も晴天。 今日も再び険しい稜線を歩き、五竜岳を目指します。

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キレット小屋を出発した瞬間から険しい岩場です。 なんて刺激的なルートでしょう♪



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まだ七時にもなっていないのに、早くもガスが・・・
展望的には最悪ですが、時折ガスの中から姿を現す五竜岳が神々しくていいですね。

なんかドリフ大爆笑の神様コントで、扉の中から神様(志村)が出てくるシーンを思い出しました。
「あなたが五竜岳ですか?」
「とんでもねぇ、あたしゃ五竜岳だよ!」



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ふと横を見やると、なんとブロッケン現象を初体験! 去年は影富士、今年はブロッケン現象、なかなかラッキーですね。



ひたすら険しい岩場が続きますが、下調べした際に一番怖そうだと思ったのがこちら。
道が極めて狭く、しかも足下はザレていて滑りやすい。 おまけに急斜面。 要注意ですな。

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ここも侮れません。 正面の岩場はオーバーハング気味なので、大型ザックの人は要注意です。



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五竜岳への最後の登りはかなりの急登で、地形も険しく体力も技術も要求されます。
しかし、赤岳や穂高連峰の岩場で経験を積んでいたので、キツイながらもとても楽しく登る事が出来ました。



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キレット小屋を出発し、およそ3時間弱ほどで「五竜岳(ごりゅうだけ・2814m)」に到着しました。
ほぼ一年ぶりですが、今回は快晴の素晴らしい展望です。



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今回歩いてきた稜線を振り返ります。 奥にあるのが鹿島槍ヶ岳ですね。
この稜線は長野県と富山県の県境に位置するのですが、ご覧の様に左(長野側)から雲が発生しています。
この雲が稜線を越えて富山側に流れ落ちる、所謂「滝雲」と呼ばれる現象がよく見られます。
ビールのジョッキから泡がこぼれ落ちる様子によく似ています。



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五竜岳の頂上からは360度の大展望! 中でも剱岳の威圧感が凄いですね。 来年辺り挑戦してみたいです。



こうして後立山連峰縦走は無事に終わりました。 技術・体力が要求されるコースでしたが、とても楽しめました。
念願の鹿島槍ヶ岳・キレット小屋・八峰キレットを体験し、色々経験を積めたと思います。
今年のアルプスは悪天候と水不足が深刻ですが、三大キレットの残る二つにも早めに挑戦してみたいですね。 

プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

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