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2009-01-23(Fri)

中国の経済

こんばんは。
本日はお堅い経済の話などを一つ。



中国経済が発展を続け、近い将来に日本やアメリカを凌駕する事が確実視されています。
新聞や経済誌での話題の主役は、既に日本から中国に移っていますし、私も昨年の上海出張において、その経済の急速な発展(と、その弊害も)を目の当たりにして驚いたものです。

しかし、その発展の陰には労働者への搾取や環境問題が見え隠れするのもまた事実。
先日、そんな中国経済の現状にスポットを当てた書籍を新聞の広告で見かけ、さっそく購入してみました。



現在の中国は「世界の工場」と呼ばれ、世界中のありとあらゆる企業が現地に工場を建設しているのはご存じの通りです。

それならば、そこで働く工場経営者や労働者は豊かになっているのかというと、実はそう単純でもないようです。

その書籍で学んだ事をまとめてみると、、、

■現地の工場は、日米欧の企業から契約を勝ち取るためにしのぎを削っている。
■契約を勝ち取るために、より安い金額を提示するライバル工場は何百とある。
■その為、仕事を発注する海外企業が「契約工場を取捨選択できる優位な立場」にある。
■より安価な金額で請け負うライバル工場がたくさんあるので、頻繁に提示される値下げ要求を飲むしかない。

これらの事から分かるのは、中国の工場に仕事を発注する日本・アメリカ・欧州などの海外企業が圧倒的に優位な立場にあるという事。

そして、現地の工場経営者はライバル(他の工場)に仕事を奪われないように、泣く泣く不利な条件で仕事を請け負っているという事が分かります。


さらに重要な事として、

■利益の大半は海外企業、次いで政府機関に入り、工場経営者にはほとんど残らない。
■そして、実際に働いている工場労働者が得る利益(給与)は最も少なく、ほとんどの場合が低すぎる額面である。

もっと重要な事として、

■そのような搾取の実情を、海外企業は見て見ぬふりをしている。
■日本を含めた海外先進諸国は、中国における搾取と過酷な労働の上に成り立つ「チャイナ・プライス」の恩恵を受けている。

というものです。



現在、日本国内(に限らず)で発売されている食品・玩具・衣料品・日用品・家電品の大半は中国製です。
食糧自給率が低い日本が食に困らないのも、今売っている様々な物を「今の価格で」買えるのも、全てこのような現実の上に成り立っている。
それを考えると、なんとも気が重くなります。


この本、あまりにもページ数が多くてまだ最初の方ですが、全て読み終わった時には日常生活に対する意識が変わっていそうです。




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Sonic478

Author:Sonic478
 
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業種ゲーム業界
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趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
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業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

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残業と休日出勤。
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