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2014-03-10(Mon)
こんばんは。
日頃ゲームを作ったり、或いはゲームで遊んだりしていると、一昔前に比べてゲームは簡単になった気がします。
作っていても遊んでいても「ここまで簡単にする必要があるのだろうか?」と感じるわけです。
充実したヘルプ機能、選べる難易度、それに加えてネットの普及により、ゲームの攻略法が一瞬で調べられる時代。
昔はゲームの攻略法が分からず、場合によっては数週間くらい迷ったりしたことも有ります。
しかし、もはや謎解きに詰まって右往左往する・・・という光景は過去の物なのかもしれません。
せっかくなので(?)、私が学生の頃遊んでいたゲームで「攻略法が見つからず、長期間迷ったゲーム」をいくつかご紹介しましょう。
■ 邪聖剣ネクロマンサー(ハドソン/PCエンジン)
最後の大陸に渡るためには洞窟の隠し通路を通る必要が有るのですが、それまでゲームに「隠し通路」という物が存在しなかった為、2週間~1ヶ月ほど迷いました。
ヒントも一応有るのですが、前述の理由もあり、それが隠し通路の存在に直結せず大いに迷う事に・・・
■ ドラゴンクエスト3(エニックス/ファミコン)
ピラミッドの扉を開けて魔法の鍵を入手するシーンで約1週間ほど迷いました。
扉を開けるためには壁にある秘密のスイッチを押す必要があるのですが、「壁に触れるとイベント発生」というのが初登場だった(たぶん)のと、パッと見は普通の壁なので気が付かなかったのです。
■ スーパー大戦略(セガ/メガドライブ)
「ピクチャーフレイム」というマップが攻略できずにしばらく苦戦。
マップ自体は小さいのですが、予算が非常に少なく、しかも二正面作戦を強いられる厳しいマップ。
左側は森林地帯に陣取るソ連軍部隊に苦戦し、右側は平野を疾走するドイツ地上軍(特にヤグアル2)に大苦戦。
私が戦略シミュレーションに不慣れだったという事もありますが、クリアまでにかなり手こずりました。
■ ウルティマアンダーワールド(オリジン/PC-98)
ゲームの自由度が高すぎて、どこに行って何をやったらいいのか混乱してしまうことに。
いきなり下層階に行くことも可能だし、NPC誰にでも戦いを挑むことも可能。 まさに全てが自由なゲームでした。
この他にも苦労したゲームは色々有りますが、今改めてプレイすると「何故当時はあんなに苦労したのだろう?」と思うくらい簡単にクリアできました。
既にクリア済みのゲームだから当たり前と言えばそうですが、攻略に詰まってあれこれ試行錯誤をした点も含めて、そのゲームに対する良い思い出です。
中には単に不親切な作りだったり、或いは理不尽なゲームバランスだったりしたゲームも有りますが、それすら懐かしいのは、単なる思い出補正でしょうか。
ゲームを作る仕事に追われ、ゲームで遊ぶ時間がすっかり少なくなりましたが、たまには攻略法をあれこれ思案しながらゆっくり遊びたいです。