2011-02-16(Wed)

ゲーム業界における英語と数学

こんばんは。


ゲーム業界で仕事をしていると、つくづく英語と数学は重要だなと痛感します。
そして、学生時代にもっと熱心にやっておくべきだったと後悔します。

例えば英語の場合、

■使用するツールの大半は外国製である。
 → 日本語版が出るのはしばらく後。 出ないこともある。
 → 海外の方が参考書やフォーラムが充実している。
 → メーカーの資料が英語版のみの場合が多い。
 → 現地のメーカー(代理店ではない)に問い合わせるときは当然英語。

■海外との絡み
 → E3やGDC、SIGGRAPH等の重要イベントは米国で開催される。 英語が出来れば視察の話も舞い込む。
 → 海外出張や海外支社への移動などのチャンスも。


この様な感じです。


数学に関しても、デザイナーであればまだ多少はマシですが、プログラマーとかになると必須となります。
プログラマーは英語や数字と睨めっこするような毎日ですから・・・ あと物理も必須でしょう。
もちろん、デザイナーでも数学が得意な方が良いのは言うまでもありません。

これは別にゲーム業界に限った事ではないでしょう。



しかし、重要なのは事実としても、学生時代にそれを認識するのは結構難しい話かも知れません。

例えば中学や高校など、数学や英語の勉強が本格的になってくる時期に、おそらく多くの学生が
「こんな物(英語、数学、物理など)を勉強して、一体何の役に立つのか?」
という嫌悪感を抱くことでしょう。

確かに難解な内容ですし、仮に英語や物理が不得意でも生きていけます。
それなのに毎日毎日無理矢理勉強する・・・ まさに苦痛です。

勉強が苦痛なのは、それを学ぶ事の意義を見いだせないからだと思います。
でも、いざ仕事に付いてみると、それらを学ぶ事の重要性がよく分かり、もっと勉強しておけば良かったと後悔することになる訳です。


私の身内に「そろばん」の達人がいます。
珠算や暗算などは全て十段、全国大会優勝を何度もしている程の強者です。

スーパーのレジなどに行くと、店員がレジを打つよりもはるかに早く金額を計算し、時には店員の打ち間違いを指摘するほどの猛者です。

実は私も小さい頃にそろばんにチャレンジしたのですが、段位を取ることもなく挫折してしまいました。
何故か? ズバリ「この行為が何の役に立つのか、何の意味があるのかが全く理解できなかったから」です。

次々と段位を挙げていく身内を見て、素直に凄いなと思う一方で、
「そんな巨大な桁の計算、一体いつどこで活用するんだろう?」
と思っていたのも事実。


しかし、いざ就職して仕事を始めると、そろばんで鍛えられるであろう計算力や集中力、頭の回転の早さなどがいかに重要であるかを痛感する訳です。
「こんな事ならもっとやっておけばよかった・・・」と。



これらの教訓から思った事が有ります。

「これを勉強しておけば、将来こんな事ができる、あんな仕事に就ける」


このポイントを、悩める(?)学生達に、なるべく早い内に理解させる事が重要ではないかと思うのです。


私も母校に行って、自分で造ったCGやゲームを片手に講義などやってみたいですね。
「英語や数学をしっかりやっておくと、こんな風に仕事に活かせます!」みたいな感じで。

いっそのこと、私の給与明細を晒して、
「ほらほら、学生時代に怠けた結果、こんな悲惨な事に!!」
とかやると、より説得力に磨きがかかるかも!?

自分で言っていて虚しいですが・・・それで学生達の役に立つなら良しとしましょう。


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Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

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