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2011-02-11(Fri)

最近の気になったニュース ~自動車業界編~

こんばんは。

せっかくの祝日ですが、朝から雪と雨で外出できません。
部屋の中まで冷え込んで、キーボードを打つ手がちゃんと動いてくれません。

この様な状態でオンラインFPSをやると勝負になりません。
暖房を付けても、ロフトがあるからか、それとも机が窓際にあるからか、全然暖かくなりませぬ・・・

さて、最近気になったニュースについて書いてみます。
地元宮崎の災害も気になりますが、今回は自動車関連のニュースをいくつか。



■トヨタ車の急加速問題、電子制御装置に問題なし■

2010年における、日本を揺るがした大ニュースの一つが「トヨタリコール問題」です。
北米での急加速問題を期に、トヨタが大規模リコールを行い、その影響は国内外に及びました。

ブランドイメージの悪化による売り上げの激減に加え、社長が公聴会でさらし者にされたあげく、莫大な罰金や集団訴訟など、トヨタは大きなダメージを受けました。

で、この急加速の原因ですが、フロアマットの取り扱い方やアクセルペダルの問題の他に、「電子制御装置の不具合」という話が出てきて、それを検証するために米道路交通安全局(NHTSA)と米航空宇宙局(NASA)による徹底的な調査が行われていました。

一年近くに及ぶ検査で、ありとあらゆる実験が行われたのですが、結局不具合は発見されず、「電子制御に異常なし」と判断されました。
アメリカ最高の頭脳集団が総掛かりで一年も検査し、不具合を発見できなかった訳です。

ハッピーエンドでしょうか? 私にはそうは思えません。
気になる点をいくつかピックアップしてみます。



■なぜここまで大騒ぎになったのか?■

世界最大の自動車メーカーが大規模リコールを起こした訳ですから、世界規模のニュースになるのはある意味当たり前なのですが、それを考慮しても、連日連夜のバッシングは異常さを感じさせる物でした。
なぜここまで徹底的に叩かれたのか?

異常なまでに大騒ぎになった理由に関しては色々言われていますが、前述の「世界最大の自動車メーカーによる大規模なリコール」という点以外で考えられる要素をいくつか挙げると、

■当時の反米的な鳩山政権、特に普天間問題に対する牽制
■破綻したGM(筆頭株主はアメリカ政府)などビッグ3に対する援護射撃
■景気の悪化など、内政に対する国民の不満をそらす為
■中間選挙を控えた議員達によるパフォーマンスの場として利用された
■他


等が有ります。

どれもあり得ますが、特に「政治・選挙に利用」というのは、アメリカに限らずどこでもやっています。
内政に行き詰まって政権批判が強まると、外に敵を作って国民の怒りをそちらに向けさせるという訳です。
中国や韓国が良くやっている手段ですね。 都合が悪くなると歴史問題で攻撃、毎回コレの繰り返しです。

選挙を控えた議員が、アピールのために騒ぐというのも定番です。
公聴会で外国企業を叩く、まさに願ってもないチャンスです。
今回面白かったのは、

公聴会等でトヨタを叩いた議員 → ビッグスリー(GMなど)と関連のある議員
公聴会等でトヨタの援護に回った議員 → トヨタの工場が選挙区にある議員


この様に、利害関係がはっきりとしています。


かつてジャパンバッシング時代には、日本メーカーは徹底的に叩かれました。
その後、トヨタをはじめとしたメーカーは現地に工場を造り、現地の人を雇い、現地の政府に納税しています。

つまり、日本メーカーは雇用や納税でアメリカ各地の経済に大きな貢献をしている訳です。
今回はトヨタを叩く方と擁護する方に分かれたのも自然の流れでしょう。
仮にトヨタが現地に根付いた企業でなかったら、骨も残らないくらい潰されていたかも知れません。



■なぜ騒ぎは収束したのか?■

次に気になるのがこれですが、考えられる物として、

■時間が経ち、人々の関心が薄れた
■GMなどビッグスリーが再生し、「目的」が達成された
■不具合が発見されず、それどころかドライバーのヒューマンエラーであることが発覚したから
■テスラとの提携とNUMMIの活用
■業績が悪化した北米トヨタがリストラに踏み切った(つまりアメリカ経済にとって打撃)
■他


などがあります。


どれほど大事件であっても、時が経てば必ず沈静化します。
また、他にも山ほど事件が起きている中では、人々の関心は分散する物です。 まずはこれですか。


また、今回の調査で電子制御装置に不具合が無い事が判明し、その一方で暴走事件のほとんどがドライバーのミスによる物である事も発覚しました。
カリフォルニアでのプリウス暴走事件も、レコーダーの記録から捏造であることが発覚しましたし、ABCによる報道も捏造でした。


また、アメリカのベンチャー企業テスラモーターズとトヨタが提携する事になり、廃止が決定したNUMMI(カリフォルニアのトヨタ・GMの合弁工場)の再利用が決定しました。
これにより大きな雇用を生み出すことが期待されており、これが沈静化にある程度寄与した可能性もあります。

というか、トヨタがこのNUMMIを手放すことになったのも、合弁先のGMが破綻して離脱したことが発端なんですが、なぜかトヨタだけが叩かれたのです。


また、「トヨタの失墜とビッグスリーの復活」が達成された事が一番大きいでしょう。
トヨタがリコール騒動で打撃を受けるのをよそ目に、GMをはじめとしたビッグスリーは着々と復活した訳です。
あまりにも良くできたシナリオではありませんか。


その他にも、売り上げの悪化で苦境に立たされた北米トヨタが、販売スタッフなどのリストラに踏み切ったのもあるかもしれません。
つまり、現地雇用のスタッフが解雇されると言うことで、これは米国の経済にとって打撃です。

もっとも、リストラ対象者には、現地の常識、あるいは日本の常識と比べても非常に手厚い保証が付けられるようです。


この様な可能性が考えられますが、裏では様々な取引があったのではないかという話も聞こえてきます。
GMが再上場を果たし、トヨタが業績を発表した後に今回の調査結果の発表。
何か裏取引でも有ったのか・・・



■企業秘密は丸裸にされたのか?■

今回の騒動で、カローラ、カムリ、プリウス、レクサスブランド車など、トヨタの生命線であるドル箱車種が大打撃を受けました。

報道でしつこく流された事故の映像はレクサスの「ES」というセダンですが、後になって「カローラのステアリングが・・・」とか「プリウスが暴走・・・」など、トヨタの看板車種に的を絞ったかのような報道が相次ぎ、一時的な販売停止なども含め、売り上げは激減しました。


これだけならまだしも、最初はフロアマットやアクセルペダルの問題だったはずが、いつの間にか「電子制御装置に不具合がある」という風に話が変化し、ついにはNASAまで動員して検査が始まった訳です。

自動車はエンジンやシャシーなど、ハードウェアのイメージが強い工業製品ですが、それらを制御するソフトウェアも非常に重要です。
そして、そのプログラムに関する情報は企業の命とも言うべき重要なものです。

トヨタをはじめとした日本メーカーは、この電子制御技術で進んでおり、特にハイブリッドシステムでは他を圧倒しています。
しかし、今回のリコール騒動のどさくさで不具合の温床であるかのような報道がされ、ついには徹底検査をされてしまったのです。


運輸省は、米航空宇宙局(NASA)の技術者から協力を得て、車を制御する28万行に及ぶソフトウエアのプログラムや電磁波を使った分析を行った。
(YOMIURI ONLINE 2011年2月9日11時27分配信の記事より)



通常、電子制御装置はブラックボックス化され、例え分解しても容易に解析できない様になっています。
しかし、検査の名目で要求されたら開示せざるを得ないはずです。
ましてや、電子制御装置の不具合を騒がれ、この疑惑を払拭しないことには会社が立ち直れない状況であればなおさらです。

今回の調査でどの様なデータがどれだけ提供されたかは不明です。
しかし、ライバル企業(ビッグスリー)のオーナーであるアメリカ政府機関が徹底的に解析したのは事実です。
検査とそれに従事したスタッフを経由し、企業秘密が横流しされたというのは考えすぎでしょうか?


昔からそうですが、日本企業は蓄積した売り上げや技術を、毎回のようにゴッソリ持って行かれすぎです。
ビジネスの観点から言うと、アメリカは味方などではなく敵その物です。
中国や韓国の産業スパイもそうですが、日本企業は逞しさ、或いは狡猾さやしたたかさを身につけるべきではないでしょうか。


また、国を代表する企業が攻撃されている状況で、援護射撃をするどころか、後ろから攻撃を加えた民主党は問題外です。
それとも、この騒動に乗じて「大事な韓国様」のヒュンダイが躍進したので大満足でもしているのでしょうか?

最近も、国内の災害対策をほったらかす一方で、中国・韓国に配慮した休日改正法案を水面下で進めているようですが、何を考えているのか・・・


リコール時には大々的に攻撃し、問題なしとなった時にはほとんど報道しないマスコミ同様に終わっています。
いくつかの報道を見てみても、「検査の結果、不具合は有りませんでした」というアッサリとした内容の物がほとんどで、それどころかトヨタが全て悪いと言う内容の報道も有ります。


トヨタに非がないとは言いません。
しかし、今回のリコール騒動における米国政府・マスコミの姿勢には納得できない点が多かったです。
それなのに、そこを指摘した国内のマスコミは余り多くはありません。

日本の政府やマスコミが中国・韓国の影響下にあるのは周知の事実ですが、同時にアメリカに対しても同様な気がします。
最近ではTPP絡みの報道で疑問を感じます。 「TPP参加は国益」のような報道が多く、裏にある問題などに触れた報道はほとんど無いのが気になります。



等々、ろくな話題がありませんが、少しだけ嬉しい話題があります。
次回の東京モーターショーで、前回出展を見送った海外メーカーの多くが復帰するようです。

世界的な景気の悪化で業績が低迷した各メーカーは、コスト削減のために、市場が縮小している日本ではなく、逆に市場が拡大している中国のモーターショーを重視しました。

その結果、前回の東京モーターショーは海外メーカーがわずか三社という悲惨な有様でした。
私も見に行きましたが、会場は狭く、その大半はその場しのぎのようなブースばかり・・・
とてつもない屈辱感を味わったのを覚えています。


今回のショーは多くのメーカーが復帰するとのことで嬉しい限りです。
国内市場共に盛り上がる事を期待します。


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Sonic478

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業種ゲーム業界
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趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
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業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

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残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

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