2010-04-05(Mon)

「子ども手当」って何だ?

こんばんは。


突然ですが、大不況です。
今更言うまでもありませんが、日本全土が未曾有の不況にあえいでおります。

給与や福利厚生など、私の身の回りでもジリジリと環境が悪化しつつあり、正直言って苦しい状況です。
昨年末に転職を目指して退職した知人も「吉報無し」との事です。


こんな状況ですから、個人の対策だけでなく、政府が打ち出す景気回復に関する政策には注目しています。
例えば最近法案が可決された「子ども手当」

最初は「子供を持つ世帯に手当がでるんだろう。 独身の自分にはあまり縁がないな。」
という程度の認識だったのですが、色々調べてみると、実は大きな問題を内包した法案のようです。



この法案、概要を調べてみると、

・2010年度は、15歳までの子ども1人につき月1万3000円が支給される。
・2011年度からは満額2万6000円が支給される予定。
・少子化対策、消費活性化などへの効果が期待される。


等と紹介されており、かねてから民主党が推進してきた政策とのことです。


しかし、さらに調べてみると、この法案には数多くの、しかも致命的な問題があるようです。
例えば、

・初年度で約2兆5000億円、満額支給の次年度以降で約5兆円もの巨額な費用がかかるが、財源が確保されていない。
・財源に充てるため、「扶養控除」「配偶者控除」など色々廃止されるらしいが、それでも全然足りない。
・所得制限や人数制限等が設けられていない。
・少子化対策などにどれほどの効果があるのかが検討されていない。
・外国人(帰化していない人)にも支給される。
・OECDなど、国内外の識者から問題点を指摘されている。


等々、上記のような問題点が存在・指摘されていたようなのですが、先月末の国会で「強行採決」されました。



この内容の法案がこの時期に強行採決されると言う事は、夏の参議院選挙を睨んだ典型的な「ばらまき政策」だと思われます。

詳細(特に財源)を詰めずに強行採決された点は問題ですが、この法案の詳細で最も気になるのは「外国人の子どもも対象である」という点です。

さらに詳しく見ていくと、

・親が日本国内にいればOK。(子どもが日本に居なくても良い。)
・所得制限などは無し。
・人数制限も無し。
・実子や養子である必要もないとのこと。
・後から追加された申請手続きの条件は穴だらけ。(不正申請される恐れが高い。)
・申請書の真偽を確かめるのは地方自治体の担当窓口だが、真偽の確認は不可能に近い。
(海外の書類を、自治体の限られたスタッフで確認できるのだろうか?)


などが問題点として指摘されています。


というか、そもそも日本の少子化対策などの為の法律なのに、外国人にも支給されるのが謎です。
また、国内にいない外国人の子どものために資金を支給して、日本経済の活性化に何か寄与するのでしょうか?


日本という国家レベルで見ても、地方自治体レベルで見ても財政は破綻寸前です。
この状況で財源が不明なばらまき策を強行し、しかも海外に巨額が流出する問題点が有ります。

「不明な財源」はもちろん公共サービスの廃止や増税でまかなわれるでしょう。
そして、それは我々やその子ども達が負担するわけです。




等々、ここ数日で調べた内容を元に意見を書いてみました。
最初は「子ども手当がもらえる家庭は羨ましいな」という程度の認識でしたが、今では「本気か!?」と驚愕している次第です。


そして、この件に関して最も不思議なのが、

これだけ問題点が有るにもかかわらず、テレビや新聞などのメディアではほとんど(問題点に)触れられていない。

という点です。
従って、我々一般市民の理解度も浅い様です。



この件に関して、もし私の理解が間違っていたら指摘していただけると幸いです。
勘違いや杞憂であれば、それにこしたことはありません。


しかし、「子ども手当」という法案が6月から開始されることが決定したことは事実です。
まずは興味を持って、各自内容を確認すべきでしょう。

その際、なるべく多くの情報源から情報収集し、しっかり吟味することが重要でしょう。
情報ソースによっては誤解や間違いがあるかもしれませんし、スポンサーの意向が作用している可能性も有ります。


ただの育児手当では無さそうなこの法案、みなさんもチェックしてみましょう。



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