2010-03-07(Sun)

中国へ行ってみよう その1

こんばんは。

最近仕事が忙しくなりまして、毎日深夜帰宅で疲れ果てております。
Webページもブログも更新が滞りがちですいません。



ところで、以前の記事で中国出張の話を書きましたが、下請け先としても、市場その物としても、中国の重要性は増すばかりです。

しかし、私の周りでは海外出張、特に中国出張へ拒絶反応を示す人が多いです。
「中国出張どう?」と軽く聞いてみると、「絶対嫌だ」と即答です。
海外市場に打って出ないと生き残れない昨今、この有様では情けない限りです。

しかし、嫌がるからには理由があるはずです。

同僚が中国出張を嫌がる理由は色々あると思いますが、想定されるものとして、

(1)反日感情・治安
(2)食べ物の安全性・食文化の違い
(3)大気汚染など健康の問題や事故など
(4)そもそも海外へ行きたくない

等が考えられます。

自分が出張に行った時の事を踏まえつつ、今回はその理由を検証してみようと思います。



■ その1 ~反日感情・治安~

最も大きいと思われるのがこれです。
もう何年も前の事ですが、当時中国で吹き荒れた反日暴動の映像を見れば、誰もが現地に行くことをためらうと思います。
私も出張が決まったときは正直なところ、かなり不安でした。

しかし、現地(上海)の支社に滞在している同僚に聞いたところでは、暴動があった当時も、社内はいたって静かで、平穏だったというのです。

その話を聞いて半信半疑だったのですが、いざ私自身が現地に行ってみると、特に反日感情を感じる事はありませんでした。

中国本土に降り立った瞬間と、現地支社の職場に足を踏み入れた瞬間は緊張で冷や汗をかいていた記憶がありますが、それも初日だけの話で、あまりの平穏ぶりで拍子抜けしました。

みんな黙々と仕事をしており、基本的に真面目です。
タクシーに乗ったり、買い物をしたりした際に、こちらが日本人と分かっても特に無反応というか普通です。

暴動から何年も経過している点もありますが、みんな目の前の仕事に忙しく、一々日本人に構っている暇など無いのかも知れません。
上海は巨大な国際都市なので、外国人など珍しくもないでしょうしね。


その後、出張も一段落付き、帰国する前日に現地スタッフ達と打ち上げを行いました。
食べ物やお酒を交えつつ彼らと話をしていると、みんな実に陽気で楽しい人達で、反日感情の事などすっかり忘れてしまいました。

タイミングや個人差はあるでしょうが、一ヶ月以上も現地に居た私が、何のトラブルにも巻き込まれずここにいる、それが一つの答えでしょう。



■ その2 ~食べ物の安全性・食文化の違い~

毒餃子事件以来、中国産の食材を敬遠する人が後を絶ちません。
輸入された食材ですらそうなのですから、現地に行って食事をする事などもってのほかと考えるのはある意味自然かもしれません。

私もある程度不安でしたが、気がついたら色々食べていました。
上海料理・ウイグル料理・台湾料理・シンガポール料理・等々・・・
味付けなどの好き嫌いは有りましたが、特に問題はありませんでした。 むしろ美味しかったです。

ただし、向こうは水があまり綺麗とは言えないので、お冷やだけには手を出しませんでした。
水が飲みたいときは必ずミネラルウォーターを購入しました。

一応海外ブランドに絞っていましたが、意味があったのかは不明です。
なお、現地のブランドに比べて、海外ブランドは値段が倍近くします。


ところで、ヨーロッパに旅行に行ったとき、ミネラルウォーターにガス(炭酸)が入っている点に衝撃を受けましたが、ここ中国でも衝撃を受けることがありました。

なんと、お茶の中に砂糖が入っているのです。
紅茶やレモンティーなら普通ですが、所謂「爽健美茶」や「ウーロン茶」の中に砂糖が入っているのです。

日本のコンビに売っているのとほぼ同じ商品が売られているのですが、買うときはラベルに注意しましょう。
「中糖」や「微糖」と書いてある物には砂糖が入っているので、嫌なら「無糖」や「ウー糖」と書いてある物を選びましょう。

*「ウー」とカタカナで書いてある訳ではなく、「無」を意味する「元」や「π」に似ている中国語で書いてあります。


現地の料理にチャレンジするのも楽しいですが、いつもの味が恋しくなったら日本料理店へ行きましょう。
上海には「吉野屋」「味千ラーメン」「CoCo壱番屋」「和民」など、日系飲食店が多数進出しており、日本食には困りません。 味も全く同じです。

私も味千ラーメンやCoCo壱番屋に行きましたが、日本では見かけないような現地オリジナルメニューがたくさんありました。
特にCoCo壱番屋に「チキン南蛮」があったのには驚きました。

チキンタツタにタルタルソースをかけたような味で、宮崎の味とは別物でしたが、それでもまさか上海でチキン南蛮を食べる事になるとは・・・実に貴重な体験でした。

この他、マクドナルドもありますし、ローソンやファミマにはほぼ同じ商品が置いてあるので活用しましょう。


このように、中国、少なくとも都市部の食事に関しては、生物や水に気をつければ,特に大きな問題は無いと思います。




とりあえず、反日感情と食の問題に関してはこのような感じです。
残りの二点については後日書きます。


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貴重な情報ありがとうございます!

526 さん、はじめまして。
コメントをどうもありがとうございました。


中国にて何年も働いておられると言うことで、私よりもはるかに現地事情に精通されているのですね。

大連も日本関連の店が多いとのことですが、やはり日本料理が恋しくなる時には嬉しいものですよね。
私もCoCo壱番屋とかで安らいだ記憶があります。


> 初めの1年は、学校で中国語を勉強していたため
> クラスメートの韓国人や、知り合った中国人の方と仲良くなる機会に恵まれました。
> 当時、私は27歳でしたが、知り合った人たちは20~25歳の若者が多かったです。

私の場合も似たような世代だったと思います。
恐らくほとんどが大卒で、情報収集力が高いようで、政府の発表を鵜呑みにしていないという点が印象的でした。


> お酒を飲んだ時などは彼らとよく語り合うことがあったのですが
> 海外の学生もやはり戦争の時のことは、消すことのできない歴史として教育され、
> 日本に対して特別な感情があるようです。しかし、多くの人が言うのは
> それらは昔のことで、今の彼らの世代になるとあまり気にしていないということでした。

なるほど。


> 日本政府は嫌いですが、日本人でも中国人でも韓国人でも、国民レベルでは
> 仲良くしていきたいね、というのが大部分の意見だったと思います。

嬉しい話ですね。 政治に振り回されないようにしたいものです。



> 以前、中国人デザイナーが言っていたのですが、
> 農家をやっている親戚が野菜を育てるのに成長剤をふんだんに
> 使用しているとのことでした。中国ではそういうものがスーパーなどに
> 流れるらしく、本当に危ないらしいです。

それは怖いですね。
実は、上海に滞在しているとき、一度だけ下痢をしました。
食材を洗ったであろう水かな・・・と思っております。

> 野菜と言えば、こちらの洗剤の容器には野菜の絵柄がよく描いてあります。

毒物には,すぐには影響が見えない物が多そうなので、知らず知らずの内に・・・と言うパターンは怖いですね。


> 中国のCG業界はここ10年未満の浅い歴史ですので、まだまだ日本の皆様には
> 実力が及びませんが、着実にレベルアップしているという感じです。

ゲーム業界関連もそんな感じでした。
言語や文化の違いを考慮しても、まだ発展途上かなという印象です。

ただ、向こうは国を挙げて育成する構えなので、軌道に乗れば驚異ではあります。
日本国内は産業基盤が脆弱だと思います。


> これからもお仕事大変だと思いますが、頑張ってください!!

ありがとうございます!
526さんも慣れない土地で大変だと思いますが、頑張ってください。

また現地情報を教えていただけると凄く嬉しいです。
それでは。
プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

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