2008-09-03(Wed)

中国出張その2 ~ネット環境や日本文化の浸透度をチェック~

こんばんは。
前回に引き続き、中国出張レポート第二弾です。

今回は、中国におけるインターネット環境や、ゲーム・漫画など日本文化の浸透度に付いて書いてみたいと思います。
中国のインターネットと言えば「検閲」の話を良く耳にしますし、日本のオタク文化は世界中で愛されています。
果たして、中国でそれらはどういう状況だったのでしょうか!?



まずはインターネット環境から行ってみましょう。
私は今回の出張に合わせてノートPCを購入しました。
今話題のミニノートの一つ、ヒューレットパッカードの「HP2133」のハイパフォーマンスモデルです。
具体的なスペックや使い心地は他のレビューサイトに任せましょう。

さて、ホテルの部屋に到着して室内を見渡すと、机の横にモジュラージャックを発見!
PCからLANケーブルを接続してブラウザーを起動すると、程なくしてインターネットに接続できました。
この辺は日本でやっているのと変わらないですね。

ちなみに、中国をはじめとした外国はコンセントの形状及び電圧が異なりますので、電子機器を使用する場合は必ず「変電・変圧器」や「コネクタ変換器」を持って行きましょう。
成田空港とかの売店でも購入できます。

さて、日経ネットなど、お馴染みのサイトにアクセスしてみたのですが・・・・重い!
この重さは一体!? まるで「テレホーダイ」で午後11時半くらいにネットに接続した時のようです。

あまりにも重いので、PC系サイトで中国のインターネット環境に関して調べてみると・・・
「中国のインターネットはADSLが主流だが、回線速度はかなり遅い」
というような解説がありました。

なるほど、どうやら全般的に重いようです。
しかし、この重さはアナログ回線レベルで、とてもブロードバンドとは思えません。
使用しているノートPCがVIA-C7という貧弱なCPUという事を考慮しても遅い!

中国において、ADSLやFTTHをベースに設計された最近の日本国内のサイトを閲覧するのは、なかなか厳しいかもしれません。



さて、とりあえずインターネットに接続はできました。
では、続いて気になる「検閲」に関してチェックしてみましょう。

「文化大革命」「天安門事件」とかで検索すれば、検閲されているかどうかは一発で分かると思うのですが・・・
無理です。 「私自身」が検閲の対象になりそうな予感がしたので、残念ながらこれは実行に移せませんでした。

そう言えば、中国のインターネット環境に関して解説した先ほどのサイトで、
「アダルトサイトなど一部のサイトを除き、普段見ているサイトはほとんど見られるはず」
と書いてあったので、それではと「アダルトサイト」で実験してみる事にしました。

あ、いや、普段そういうサイトを見ている訳ではありませんよ。 あくまで実験の為ですから!
「べっ、べつにアダルトコンテンツが見たくてアクセスするんじゃないんだからね!」
・・・おふざけはこの位にして、いわゆるアダルトゲームメーカーのサイトにアクセスしてみました。

■夏場に強そうな名前のメーカーのサイト → アクセス可能
■海外の童話に出てきそうな名前のメーカーのサイト → アクセス可能
■液体チックな名前のメーカーのサイト → アクセス不可能
■総合情報サイト「D」 → アクセス不可能

上記のような結果となりました。
アクセスできたりできなかったりと、結果が分かれたのが興味深いですが、その理由が気になりますね。
・・・・作風? まさかとは思いますが。 
海外サイトという事もあるのか、検閲フィルターも完全ではないのでしょうか。

この他、日本国内の主要ニュースサイトやWikipedia、政府関連サイトは普通にアクセスできました。
やはり、「普通に」使用している分には問題ないのでしょうか。



さて、続きまして、現地のオフィスに舞台を移してみましょう。

ゲーム業界のオフィスの一般的なイメージというと、恐らく「フィギュアなどが所狭しと並べられた机」などを連想されるのではないでしょうか?
実際はそういう光景はあまり見かけず、基本的には至って普通の職場で、「たまに強者が居る」というレベルなのですが、上海のオフィスはどうなのでしょうか!?

・・・強者発見。
どこで購入してきたのか、日本のメーカーが発売しているフィギュア等を色々並べている猛者が居るではありませんか!
考えてみると、こういった玩具のほとんどは中国で製造されいる訳で、ある意味中国のオフィスにそれが置いてあるのはなんら不思議な事ではないような気もします。

上海とはいえ、日系企業で働いている中国人には日本語が話せるスタッフも多く、彼らに「どこでアイテムを購入したのか」を訪ねてみました。
すると、日本へ旅行に行った際にアキバなどで購入したり、或いは日本人スタッフが帰国した際に買ってきてもらったりしたとの事。
なるほど、中国人のマニアにとっても、もはやアキバは聖地なのでしょう。

見渡してみると、アニメに興味が無い人でも名前くらいなら知っている様なメジャータイトル関連のアイテムを飾っているスタッフに混じって、日本人でも知らないようなマイナーな作品のアイテムを飾っている人も居ます。
マイナーな、それも海外の作品をどうやって知り、さらにその関連グッズをどこでゲットしたのか非常に気になりますが、マニアパワーの恐ろしさを痛感しました。



このように、日本文化は中国においても着実に浸透しつつあるようです。
コアなアニメ作品はもちろんですが、数週間の中国滞在中に特に目立ったのが「ドラえもん」です。
日本においては、知らない人を探す方が難しいくらいメジャーなドラえもんですが、ここ中国では今ブームになっているようで、漫画やお菓子など、至る所でドラえもんを見かけました。
漫画本がほとんどおいていない中国の書店においても、ドラえもんの単行本だけはしっかりと置いてあった程です。(ちなみに、ドラベースもありました。)

私たち日本人が慣れ親しんだドラえもんが中国でも人気なのは誇らしいですね。
同時に、巨大なビジネスチャンスが生まれているはずで、これからどういった展開を見せるのかが興味深いです。


さて、次回は現地スタッフの仕事に対する価値観や姿勢、日本との違いを感じた点などをご紹介しましょう。
お楽しみに。

comment form

管理者にだけメッセージを送る

comment

No title

すみません、途中で送ってしまいました。
tegeyoka.comよく見させていただいています。

ゲーム業界を志望しているのでリアルな情報は大変参考になります。

これからもチョコチョコお邪魔します。

コメントありがとうございます!

tomo ikasama さん

どうもこんばんは。
この度は、コメントをいただきましてありがとうございました。(お返事がおそくなりましてすいません。)

また、日頃ホームページの方にも来ていただいているとのことで、こちらもありがとうございます。

更新が滞りがちですが、これからも頑張って更新しますので、またご来訪おまちしております。

ゲーム業界を志望しているとのことですが、私のページで何か参考になれば幸いです。
プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

メールやコメントなどを頂けると嬉しいです。 お気軽にどうぞ!

相互リンクなどもよろしくお願いします。

カテゴリー
月別アーカイブ
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2ブログランキング
ランキングに登録しました。

FC2Blog Ranking

カウンター
メールフォーム
ご意見・ご感想はコメントかこちらのフォームからどうぞ。

名前:
メール:
件名:
本文: