2009-05-12(Tue)

外国文化を理解するには

こんばんは。


私の勤めている会社には日本人以外のスタッフが居ます。
海外支社から長期出張や研修でやってきている人をはじめ、過去には3DCGツールの会社から常駐していた人も居ました。

CGツールの使い手や関連企業の人が中心なので、必然的にアメリカ・カナダ系の人が多いです。
他にも、割合的には少数ですが、欧州や中国などから来ている人も居ます。


出張や日々の業務を通じて、そんな彼らとやりとりする機会があるのですが、やはり言語の壁は厚いと感じます。
私は英語は好きなので、本や字幕スーパー、CGツール程度ならばなんとかなります。
しかし、ペラペラと会話できるレベルではありません。

中国語ともなるともっと駄目で、昨年の中国出張時にはほとんど英語とジェスチャーで凌いだほどです。
日本語が話せるスタッフが居なかったらアウトだったでしょう・・・



そういった訳で、言語で苦労する事が多いのですが、それと同じくらいに苦労するのが考え方などを含む文化の違いでした。
最初にそれを感じたのは、10年程前に初めての海外旅行としてカナダに行った時です。

初めての海外旅行なので、基本的に全てが初体験だった訳ですが、特に印象に残ったのは娯楽に対する捉え方の違いでしょうか。


例えば現地のゲームセンターに行った時、まず導入されているゲームの種類に驚きました。
日本ではあまり人気のあるジャンルではないスポーツや映画を題材にしたゲームが店内に所狭しと並べられているではありませんか。

例えば、セガの「デイトナUSA1、2」「スターウォーズトリロジー」「インディ500」「ジュラシックパーク・ロストワールド」、ナムコの「タイムクライシス」等々。

デイトナ(NASCAR)やインディ500は北米のモータースポーツですし、スターウォーズやジュラシックパークも北米産の映画なので、現地で人気があるのは当然だとは思っていました。

しかし、関連するゲームの量が半端ではなく、しかも老若男女がたくさん遊んでいるのが非常に印象的でした。
日本でもこれらのジャンルを好きな人は居ますが、向こうはもっと幅広い層にファンがたくさんいる、そう感じました。


また、これらの大型筐体ゲームは50インチクラスの大画面モニター仕様と小型モニターを使用したコンパクトな仕様の二種類があるのですが、現地のゲームセンターは基本的にとても広く、そのほとんどが大画面仕様だったの印象的でした。
50インチクラスの大型筐体がズラリと並んだ様は壮観の一言です。


この他、日本では100円を入れてゲームをするのが当たり前だった当時でも、既にプリペイドカード方式の決算システムを導入していたのも印象的でした。


トロントという都市で初めてメジャーリーグの試合を観戦したのですが、相手チームの四番バッターが登場する時にスターウォーズのダースベイダーのテーマ曲を流したり、球場清掃の時間にカウントダウンを始めたり等、常に楽しむ事を意識している印象を受けました。

私は野球が好きなので、国内の色々な球場に足を運びます。
最近はメジャーリーグを意識した演出を導入する球場が増えたと思いますが、やはり根本的なところで文化が違うような気がします。



中国出張時にも、やはり色々なカルチャーショックを受けました。

特に強く感じたのはゲームを造る時の考え方です。
例えば、CGやプログラムを作る能力はあっても、ゲームとしての面白さを意識した作り方に慣れていない様な印象を受けました。

ただ、私が接した現地のスタッフの多くは、みな仕事熱心でとても真面目でした。
また、理解力と作業のスピードがとても速いです。

それ故に、あっという間に追いつき追い越されてしまうのではないかと非常に不安を感じたりもしました。


もちろん、私が中国に居た期間はたかだか1ヶ月ほどですし、そこで出会った人も100人居るかどうかです。
なので、それだけで現地の傾向を全て把握できたはずもないので、たまたまそうだっただけかもしれません。

しかし、少なくともどういった人達が居て、どんな考え方を持っているか、その一端を知る事はできました。



欧米のゲーム市場は活気がありますし、今後は中国のゲーム市場も躍進するのは間違い無いでしょう。
そんな海外に住む人達を相手にどうやってビジネスをするのか?

驚異と感じて競争したり、良きパートナーとして協力したり、やり方は色々あると思いまが、とりあえずは一度でいいから現地に足を運んだり、人と接して交流してみて欲しいと思います。


なぜか私の周りには海外出張や来日するスタッフの世話を敬遠する人が多い気がします。
なんとももったいない話なので、ぜひとも有効活用して欲しいですね。




comment form

管理者にだけメッセージを送る

comment

プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

メールやコメントなどを頂けると嬉しいです。 お気軽にどうぞ!

相互リンクなどもよろしくお願いします。

カテゴリー
月別アーカイブ
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2ブログランキング
ランキングに登録しました。

FC2Blog Ranking

カウンター
メールフォーム
ご意見・ご感想はコメントかこちらのフォームからどうぞ。

名前:
メール:
件名:
本文: