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2009-04-07(Tue)

自動車メーカーのアンケート

こんばんは。


毎週月曜日は色々な経済誌の発売日のようで、毎週キオスクを物色するのが楽しみになっています。

今週目に付いたのは「日経ビジネス2009/4/6号」で、特集は「トヨタの自戒」です。
自戒とは、自らの言動を戒めるという意味ですね。


ご存じのように、昨年度に2兆円を超す純益を挙げたトヨタが、一転して4千億を超す赤字に陥りました。
その点を踏まえ、トヨタが抱える問題点や改善対応に関して特集しています。

印象的だったのは、トヨタが赤字に陥った理由として、

「為替相場の大きな変動や北米市場の急激な冷え込みはもちろんだが、トヨタその物の構造的な問題も大きい」

と分析している点ですね。 これは非常に重要ですよ。

今回の大不況で、多くの企業の業績が悪化していますが、

■当社の業績が悪化しているのは、世界的な不況が原因である。
■あのトヨタですら赤字になったのだから、当社が赤字になるのも仕方ない。


このような事を平然と言っている人が居ます。

自分の会社の抱える問題点を棚に上げて(そもそも気がついてすら居ない場合も)、全て不景気のせいで業績が悪化していると言っている訳です。

本当に100パーセント不景気が原因で業績が悪化しているのならば良いのですが・・・



さて、この特集では、トヨタをはじめとした国内外の主要メーカーの持つイメージに対する、様々な項目のアンケート結果が掲載されています。

対象となったメーカーは「トヨタ」「レクサス」「日産」「ホンダ」「スバル」「三菱」「マツダ」といった国内メーカーと、「メルセデスベンツ」「BMW」「アウディ」「フォルクスワーゲン」といったドイツのメーカーです。

印象に残った項目に関して、私が思う事を書いてみようと思います。



■走行性能


トヨタ・レクサスは共に平均的な評価となっており、ホンダとスバルが高得点です。
ホンダには快適性を犠牲にして走行性能を追求した「Type-R」というシリーズがあるので、それが評価されたのでしょうか。

スバルには伝統あるフルタイム4WD(AWD)システムがあり、昨年までWRC(世界ラリー選手権)で活躍していたので、そのイメージが強いのかもしれません。

逆に、同じようにWRCやパリダカ(パリ・ダカールラリー)で活躍していた三菱が低評価なのが気になります。
例の事故が影響しているのでしょうか?



■環境技術

トヨタとホンダが突出して高評価です。
これはもう、ハイブリッドカーのプリウスやインサイトが大きくイメージアップに貢献していると思われます。

他にも、ヴィッツやフィットといった燃費のよいコンパクトカーや、片バンク休止システムといった環境技術を持っている点もあるのかもしれません。

燃費の悪い4WD&ターボがメインのスバルや、同じく燃費の悪い大型高級車専門のドイツメーカーが軒並み低評価なのも印象的です。

欧州メーカーはクリーンディーゼルシステムを持っていますが、日本では普通乗用車のディーゼルは普及していないので認知度が低いのかもしれません。
近々メルセデスベンツが日本市場に投入するハイブリッドカーで挽回できるか?



■燃費

環境技術と同様に、トヨタとホンダが突出して高評価で、その他は赤点に等しい低評価となっています。
燃費と環境技術は関連性が高いので、妥当な評価でしょうか。



■デザイン

これはどこも似たり寄ったりで平均的ですね。
そんな中、スバルと三菱がダントツで低評価です。

この両社は数年前に外国人デザイナーを招聘し、自社の車のデザイン(フロントマスクとか)を統一しようとした事があります。
それがまた大不評で、数年で取りやめとなったのですが、その時のイメージが払拭できていないのでしょうか?



■ステータス感

この場合のステータス感とは、自慢できる、優越感に浸れるとい意味でしょう。
予想通りですが、レクサス・メルセデスベンツ・BMWがぶっちぎりの高評価です。

最近プレミアムブランドとして人気が高まりつつあるアウディも高評価で、フォルクスワーゲンも健闘しています。
大衆車メーカーであるフォルクスワーゲンのステータス感が高いのは謎ですが、欧米製品を崇拝する傾向にある日本人ならではでしょうか?

ちなみに、フランスやドイツなどでは、ベンツやBMWの車はタクシーとして街にあふれており、プレミアム感は感じませんでした。
ブランドが大好きな日本人がそれを見たらショックを受けるかもしれませんね。


レクサスに対してトヨタブランドのステータス感が低いのも印象的です。
トヨタブランドは発売車種が多く、高級車の他にも大衆車の代名詞であるカローラシリーズや、軽自動車並の価格で買えるパッソなどが有るため、平均で見るとステータス感は低めになるのでしょうか。

トヨタブランドの中にも、社長や国会議員御用達のセンチュリー、世界一人気のあるSUVであるランドクルーザー、エコの代名詞でハリウッドスターも乗っているプリウスなど、ステータス感の高い車は色々あります。

また、低評価に甘んじている日産やスバルですが、両社が発売しているGT-RやインプレッサWRXなどは、スポーツカー好きには最高峰の車です。
なので、別の視点でアンケートを採れば、おそらくこの両社はトップに躍り出る可能性がありそうです。



等々、10を超す項目のアンケート結果は非常に興味深く、色々な情報が読み取れると思います。

また、「ステータス感」の項目であったように、何処の国の、誰の視点で集計するかによって、その結果は全然違ってくると思われます。

どうやって情報を集め、それをどう分析すべきか、色々考えさせられた特集でした。


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Sonic478

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職業デザイナー
業種ゲーム業界
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趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

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残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

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