2015-02-25(Wed)

消えゆくゲームショップ

こんばんは。
いつもの言い訳ですが、仕事が忙しくて更新がすっかり滞って(以下略)


さて、最近昔のゲーム(8~16bit世代を中心に)の攻略本を収集しております。
当時を思い出して懐かしいですし、バーチャルコンソールなどで過去作を遊ぶ際に役立つというのが理由です。

特に重点的に集めているのがロープレやシミュレーションゲームの攻略本です。
これらのジャンルの攻略本は資料集代わりに読めるくらいボリュームがあって面白いですし、
また、ディープダンジョンやウィザードリィ等の3D系ロープレはマップが難解で、
大半のゲームは攻略本無しではクリアが困難です。
当時はオートマッピングを搭載しているゲームはほとんど無く、ネットでの情報収集等もできませんでした。

もっとも、私自身は「迷うこと自体もゲームの醍醐味」と考える人間なので、攻略情報は極力見ません。
初代女神転生で偶然「ダフネの冠」とかを見つけた際は嬉しかったものです。
最近はあっという間にネットで攻略情報が広まってしまうので、開発者としては多少は迷いつつも自力で攻略して欲しいと思ったりもします。



さて、先日市内のゲームショップや古書店を回って攻略本をいくつか買ってきました。
貴重さ故に、即座に「現行犯逮捕」した攻略本の一部をご紹介しましょう。

書籍_001

・ファミコンウォーズ
・ドラゴンスクロール
・ファイナルファンタジー3
・ファンタシースター3
等々、10冊ばかり買ってきました。

余りの懐かしさに当時を思い出しますが、これら旧世代ゲームの攻略本はすっかり見かけなくなりました。
いや、攻略本どころか、「ゲームショップ」自体が激減しています。

ファミコン・メガドラ・PCエンジンといった8~16bit世代の全盛期はもちろん、
PS1~PS2時代でもそこかしこにゲームショップが有りました。
しかし、気が付けばその大半が倒産、或いはゲーム販売から撤退してしまいました。
地方都市である私の地元にも、大手チェーン店や個人経営の店など色々なゲームショップがありました。
しかし、現在ではその全てが店じまいしており、僅かに大型ショッピングセンターやブックオフなどの一角に残るのみです。

時代が変わったと言えばそれまでなのかもしれません。
ただ、ゲーム業界の衰退を表す光景の様で、寂しい物を感じます。


2015-02-09(Mon)

幸せな時代に生きた

こんばんは。

去年辺りから本格的にモバイル端末向けのゲーム制作に携わる様になり、最近ではすっかりモバイルが中心となりました。
スマホなどのモバイル端末は家庭用据え置き機やアーケード基板等に比べると低性能なので、求められる映像の水準も幾分劣ります。

が、最近は急激に性能が上がっており、ゲーム専用端末の性能に追いつくのもそう遠い話では無いと感じます。
つまり、必要とされる技術も従来のゲーム機の物と変わらなくなるという事です。

長らく高い水準でゲームを作ってきた老舗ゲームメーカーには、当然ながら技術の蓄えがあるので、当分は安泰です。
・・・等とは全く思いません。 これらの老舗メーカーから人材が大量に流出しており、各メーカーとも著しい衰えを感じます。
残っているのは会社と版権の名前だけで、中身はすっからかん・・・、決して誇張表現ではありません。



さて、本題ですが、私がテレビゲーム(最初に触れたのはファミコン)と出会ってから社会人になるまで十数年。
そしてゲーム業界で働き始めてからも同じく十数年が経過しました。

ユーザーとしてゲームに接していた期間はもちろん、仕事としてゲームに接し始めてからも、しばらくは日本のメーカーは世界をリードする技術力や企画力を持っていましたし、もちろんゲーム機も日本のメーカーの物が世界で売れていました。
それが何より私の誇りであり、辛い仕事にも耐えられる拠り所でもありました。


が、何時の間にか各メーカーには衰えが見え始めました。 消えていったメーカーもたくさん有ります。
海外市場では現地のメーカーと渡り合っていく技術も体力も余り残っていません。
ゲーム機に目を向けると、据え置き機もアーケードゲームも市場が縮小し、一方で主役となりつつあるモバイル端末は海外製のOSに市場を握られています。
肝心のゲームソフトはどうかというと、分割商法や悪質なDLC商法が氾濫し、スマホ向けも課金・課金・課金・・・
バグは多いし、仕方が無いとは言え、リスク回避目的の続編物ばかり。

正直なところ、最近はゲームを作ると言う仕事に対するやりがいを見いだすのが難しくなっています。
「仕事に私情を挟むな」と言われるかも知れませんが、「ゲームが好きだから」という私情が有ったからこそ、
業界丸ごとブラック企業みたいなゲーム業界でやってこられた訳でして、そこが崩れるとまずいです。


これからのゲーム業界がどうなるのかは分かりません。
ある程度予想はできますが、あまり楽しい予想ではありません。
遊びとして、そして仕事としてゲームと接してきたこれまでの20数年。
もしかしたら、もう二度と味わえない凄く幸せな時代だったのかもしれません。


プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

メールやコメントなどを頂けると嬉しいです。 お気軽にどうぞ!

相互リンクなどもよろしくお願いします。

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