2012-05-28(Mon)

気が付けばゲーム雑誌も残り少なくなりました

こんばんは。


先日「ゲーマガ」というゲーム雑誌が休刊となりました。
この雑誌は「Beepメガドライブ」や「セガサターンマガジン」など、時代の変化と共に名前を変えて続いてきた歴史のある雑誌だったのですが、ついに休刊です。

独特の良い意味で濃い記事が多く、個人的には好きな雑誌でした。
先日の記事で次々と姿を消すスポーツカーに関して触れましたが、なんだか同じような寂しさがありますね。



私がゲーム雑誌を買い始めたのはプレステやサターンなど、いわゆる「次世代機」と呼ばれるゲーム機が登場する少し前でしょうか。
徐々に姿を現す新型ゲーム機や対応ゲームにドキドキワクワクした物です。
スーファミやメガドラとは明らかにレベルの違う、美しすぎるゲームの画面を雑誌で見る度に「うわー、こりゃスゲェ!」と驚愕したのを覚えています。

で、実際にゲーム機を買って遊んでみたら、「あれ? ん? なんか・・・雑誌で見たときほど綺麗じゃ無いぞ??」と疑問が。

それもそのはず。 ああいった雑誌向けに提供するゲーム画面は、あくまで「イメージ画像」であり、それはPCで時間をかけて作成した物だからです。
シリコングラフィックスやインターグラフ製のハイエンドPCが時間をかけてレンダリングした精細な画像な訳です。

そういえばシリコングラフィックスやインターグラフのマシンはすっかり見なくなりましたね。
美しいデザインのSGIマシン、巨大なお墓のようなインターグラフマシン、どちらも好きでした。


で、実際にテレビに映し出されるゲーム画面は、遙かに性能が劣るゲーム機が、その瞬間に一生懸命計算した結果であり、当然ながら美しさはだいぶ劣ります。
キャラクター等に使われるポリゴン数は激減し、テクスチャーも縮小&圧縮され、ムービーも劣化しています。
もちろんアンチエイリアスみたいな贅沢な機能もありません。
当時学生だった私にはそんな事情を知るよしも無く、ゲーム雑誌と実機でのギャップに驚いたのを覚えています。


時は流れ、今度は私がその「偽りの画像」を作る立場に。
PCで時間をかけてレンダリングする他に、実機で撮ったスクリーンショットのエッジを綺麗にしたりとか、色々やりました。
お見合い写真とかを補正する時はこんな感じなんだろうか・・・とか思ったり思わなかったり。


さらに時は流れ、最近のゲーム機は随分と高性能になり、そのまま雑誌に掲載しても耐えうるような画質になりました。
まさかここまでゲーム機が進化するとは思いませんでした。

最近は携帯端末が普及し始めたので、単純な画質の美しさという意味ではあまりトピックがありません。
しかし、その内プレステ4も出るでしょうから、またさらに美しくなるのでしょう。


話がずれてしまいましたが、ドリマガ休刊、お疲れ様でした。


2012-05-23(Wed)

たまには技術者のわがままもOK?

こんばんは。

少し前にスポーツカーの記事を書きましたが、それに関連して興味深い記事を見つけたのでご紹介します。



ダイハツ「コペン」惜しまれつつ生産終了へ 一部のディーラーでは「売り切れ」
J-CASTニュース 2012/5/20の記事より


ダイハツから発売されていた「コペン」というスポーツカーが、間もなく発売終了するという記事です。

この時代にスポーツカーが発売されているという事自体が貴重なのですが、
このコペンは軽自動車なのに四気筒エンジンで、しかも電動メタルトップ(自動開閉式の幌ではないオープンカー)という、極めて希な存在でした。
(電動メタルトップは、当時ではトヨタのソアラ(レクサスSC)など、極一部の車しか採用していない物でした。)

そんなコペンがいよいよ生産中止になるという訳です。
噂では後継車種の開発が進んでいる様で、車好きとしては一安心です。


で、この記事に興味深い一文が有りました。

----------------

その理由は「クルマ好きのダイハツの技術者が、作りたくて作ったスポーツカーだったから」(関係者)というのが定説だ。
軽のトップメーカーとして、ダイハツは「タント」に代表されるスペース効率に優れた軽や、「ミライース」に代表される燃費に優れた軽を開発し、存在感を高めているが、クルマ好きの技術者であれば一度は手がけてみたい「2シーターのオープンスポーツ」を実際に商品化することで、「技術者のガス抜きをして、全体の士気を高めた」のだという。


J-CASTニュース 2012/5/20の記事より一部抜粋・引用

----------------

・「クルマ好きのダイハツの技術者が、作りたくて作ったスポーツカーだったから」
・クルマ好きの技術者であれば一度は手がけてみたい「2シーターのオープンスポーツ」
・技術者のガス抜きをして、全体の士気を高めた


特にこの部分にもの凄く共感できます。
業界は全く異なりますが、私が勤めるゲーム業界でも同様のことが言えると思います。

作りたくても作れないゲームがたくさん有ります。 
市場の需要、会社の作風、所属している部署やチームの方向性・・・
「自分の作りたいゲームを作る」なんて、夢のまた夢です。 自己資本で会社を作るか、同人ゲームでもないとまず無理です。



どんなゲームを作りたいか? どんな職場環境で働きたいか?
これは人によってまちまちで、まさしく十人十色といった感じです。

・労働環境や給与が安定していれば、作品内容にはあまりこだわらない人。
・とにかく新作タイトルに関わりたい人。(リメイク・移植などは嫌という意味)
・注目される話題作に関わりたい人。
・好きなジャンルのゲームを作りたい人。
・ハイエンド(高性能)ゲーム機で最新技術を駆使したタイトルを作りたい人。


等々、スタッフによってゲーム制作に求める価値観は全く異なってきます。
どれが良い・悪いではなく、こればっかりは人それぞれです。
そしてその望みは叶わない事も多く、実現するために転職していく人も居ます。


ちなみに私の場合、そりゃあ残業が少なくて給与も良いという環境には憧れますが、それ以上に「作ってみたいゲーム」という物が有りますし、自分が作ったゲームが注目を集めて欲しいという願望も有ります。

「注目を集める」というのも色々有りまして、国民的ロープレの様に発売数が多いゲームもあれば、キャラクター人気が高く、熱狂的なファンが居るという意味での注目度の高さもあったりします。


「作ってみたいゲーム」をいくつか挙げてみると、「FPSゲーム」「戦略シミュレーションゲーム」「大型筐体ゲーム」をやってみたいですね。

■ FPSゲーム
言うまでも無く北米など海外で大人気のジャンル。 しかし日本では全く存在感がありません。
国内での開発事例は極めて少なく、今後もあまり期待できそうにありません。

私は「エイリアン」「スターシップトゥルーパーズ」などの「異星人vs人間」というジャンルの映画が大好きなので、これらを題材にした撃ちまくりFPSを作ってみたいですね。
実は海外製FPSゲームには該当する物がいくつかあるのですが、自分なりにこだわった物を作ってみたいです。


■ 戦略シミュレーションゲーム
いわゆる「アドバンスド大戦略」や「提督の決断」等ですね。
私は歴史やミリタリーが好きなので、もの凄くマニアックな奴を作ってみたいです。
100人中1人しか買ってくれないけど、その代わり好きな人には大絶賛されるようなゲーム、そんな感じでしょうか。


■ 「大型筐体ゲーム」
例えると「レイルチェイス」や「レッツゴーアイランド」など、大型モニターと可動筐体を使ったシューティング系のゲームです。
ゲーム内容も「インディージョーンズ」や「ハムナプトラ」等を彷彿とさせるような、冒険活劇物が良いですね。

大型筐体を使っているため、家庭用ゲーム機ではマネしたくても出来ないジャンルです。
多彩なルート分岐や映画的演出を多用して、ギャラリーも楽しめるような内容が良いですね。



等々、コペンの記事に触発されてゲーム制作に対する願望を語ってみました。
わずかな可能性に賭けて、ダメ元で企画書を作ってプレゼンしてみましょうか。

それでは。


2012-05-21(Mon)

そろそろ新入社員がやってきます

こんばんは。


4月から新入社員が入ってきたわけですが、あれから一ヶ月半ほどが経過しました。
そろそろ新人研修を終えた彼らが各職場に配属される頃でしょうか。

私の勤め先にも間もなくやってきます。 そろそろ新人歓迎会の話が出てきました。
部署の人数が多いので、大量の社員が集まれる会場を確保するのは大変です。


さて、毎年この時期に似たような記事を書いていますが、新たに新社会人となった人達にいくつかアドバイスをさせてください。



■ 良質な飲食店を見つける

最初はこれでしょう。

望ましくないとはいえ、仕事柄どうしても残業が多くなります。
残業後に帰宅してから食事をすると、時間的に健康によろしくないので、なるべく19時前後には夕食を済ませたいものです。
会社の近くで良質な飲食店を見つけておきましょう。
メニュー内容・栄養バランス・価格・一緒に行く人の好み・休業日など、状況に応じて選べる様に、複数の店を見つけておくと良いです。

昼食は社食があるならそれを利用すべきですが、弁当屋を利用するのも手です。
会社の規模が一定以上大きいと、そこの社員向けにメニューを取りそろえている店も有るはずなので、色々探してみてください。



■ 複数の通勤ルートを確保しておく

お次はこれです。

会社近くの社員寮に住む人も居れば、遠くの賃貸物件や実家から通勤する人も居るでしょう。
大抵の場合は電車を使った通勤になると思いますが、毎日使う路線以外にも、複数のルートを調べておきましょう。

基本は一番便利な路線を利用すれば良いのですが、人身事故や車両故障など、毎日の様に遅延や運休が発生しています。
そんなとき、素早く迂回ルートを使って移動出来るように、前もって代替ルートを調べておくと便利です。


関東はJRや私鉄など30社近くの鉄道会社が有ります。
普段JRを使っている人であれば、地下鉄や私鉄など、私鉄中心のルートを調べておきましょう。逆もまたしかりです。
これは、同一鉄道会社の場合、どこかで遅延が発生すると、他の路線にも影響が出ることが多いからです。


ところで、例えば「総武横須賀線」の場合は、「総武線」と「横須賀線」が相互乗り入れをしています。
この場合、どちらかで遅延や運休が発生すると、もう片方にも影響を及ぼしてしまいます。
なので、一見通勤ルートとは関係ない路線で発生した遅延が、自分の通勤路線にも影響を及ぼす事が有るので注意です。

また、大きな橋を渡る路線や、海岸線を走る路線は悪天候(強風)の影響を受けやすいです。
なので、似たような地形を走る路線を代替ルートに選ぶと、そちらも運休している可能性が有るので注意です。



とりあえず、この二点を覚えておけば色々便利なことも有ると思います。
通勤と食事は毎日の社会人生活における極めて重要なイベントです。 だからこそ抜かりなくやりたいところです。

それでは頑張ってください。

2012-05-13(Sun)

ゲーム業界の問題点

こんんばんは。


ここ最近のゲーム業界における一番の話題と言えば、やはり「コンプガチャ」に関するニュースでしょう。
割とニュースでの扱いが大きかったので知っている人も多いかも知れません。

コンプガチャが何なのかという話は省略しますが、個人的には廃止すべきシステムだと思います。
あまり褒められた物では無いでしょう。



しかし、個人的にそれ以上に懸念しているのが、最近ゲーム業界で蔓延している「DLC商法」です。
(DLC=ダウンロードコンテンツ)

これはゲーム用の追加データを、ネットワークを通じてダウンロードするという物で、アイテム・キャラクター・ステージ・音楽など、その内容は多彩です。
無料の物も有りますが、基本的には有料です。

以前の記事でも触れましましたが、追加データを有料で配信すること自体は問題ありません。
作り手としては、一度作ったゲームを有効活用してビジネスを継続できますし、ユーザーとしては、気に入ったゲームを末永く遊ぶことができます。


問題なのは、このシステムの使われ方です。
ゲーム本体の値段は今まで通りなのに、中身はスカスカで、従来ならゲーム本編に含まれていて当然の内容が、ぼったくり価格のDLCで続々と発売されるという状況が問題なのです。

中にはゲーム発売と当時にDLCも発売開始とか、データが本編ディスクに内包されているのに、解除キーだけをDLCとして発売するような例もあるようです。

例えば定価8000円のゲームがあったとして、中身はスカスカで5000円分位でしか無く、満足に楽しむためには結局一万円分以上出費しないといけない、そういう状況です。


効率よい方法で利益を上げるのは当然なのでしょうが、あまりにも阿漕な商売に走りすぎです。
コンプガチャを廃止する方向に各社が動いたのも、ユーザーがどうこうではなく、単に株価対策なのは言うまでもありません。
株式会社である以上、株価に気を遣うのは当然なのですが、ここまで露骨だとうんざりです。


DLC商法はますます多くの会社が採用し、さらに悪質になると思われます。
どこかで規制が入るのかどうかは不明ですが、昨今の様子はゲーム業界の終わりの始まりを見ているようです。


2012-05-07(Mon)

たまにはスポーツカーも良い

こんにちは。

ゴールデンウィークもそろそろ終わりですが、私は連休を利用して実家に帰省しておりました。
飯は旨い、空気は綺麗、景色も最高。 東京での疲れを癒やしてくれる田舎は最高です。
みなさんも大型連休には帰省してみてはどうでしょうか。



さて、帰省した際に地元をドライブしていたら、トヨタ系ディーラーで発売間もないスポーツカーを発見しました。
以前の記事でも触れたことがある「86」と呼ばれる車です。

FT-86_01

上記の写真は発売数年前に東京モーターショーで撮影した物なので、実物は細かいデザインが変わっています。


全ての車に言えることですが、雑誌やWebで見るのと実際に触れるのとでは、印象が全く異なります。
遠くから見ても一発で分かるスポーツカー特有の雰囲気、たまりませんね。

インパネ中央に据えられたタコメーター、クラッチをはじめとしたアルミペダル、マニュアルのシフトノブ、ホールド性の良いシート・・・
スポーツカーならではの装備の数々が男心をくすぐります。

エンジンはプッシュスタート式で、最近はこれが普及しています。
が、個人的にはキーをひねってエンジンスタートする方が何となく燃えるので、可能ならならそっちを選びたいところです。


試乗しても良いとの事なので、早速ディーラー周辺を試乗してみました。
連休中なので交通量が多く、こういった低速運転時はオートマ車の方が断然楽なのですが、クラッチを使って手間暇かけて運転するのは、それはそれで楽しい物です。

大きな幹線道路に出て加速してみると、やはりエンジン音と加速力は素晴らしいですね。
市街地の道路では無く、高速道路や山道で運転してみたいです。

試乗コースも終わりに近づいた頃、ふと後ろを見たらマツダスピードアクセラがピッタリと追走しているではありませんか。
こちらも貴重なスポーツカー(厳密にはアクセラの特殊グレード)ですが、久々に登場したスポーツカーである「86」を見かけたので、思わず引き寄せられてきたのでしょうか。
個人的にはマツダスピードアクセラも買って見たい車の一つです。


そんなこんなで短い試乗時間も終わったわけですが、久々に車を運転していて楽しいと思いました。
うっかり衝動買いしてしまいそうになりましたが、売れ行き好調なため、今買っても納車は半年くらい先になるようですね。



現在の日本ではコンパクトカー・ミニバン・軽自動車の他に、エコカーと呼ばれる低燃費の車がよく売れています。
当然ながら各メーカーはこれらの車種に力を入れています。

逆に、先ほど「久々に登場したスポーツカー」と書いたように、今の日本ではスポーツカーはほとんど売れていません。
売れないから新車も発売されず、逆にどんどん姿を消して行っています。
(セダンも同様ですが、まだスポーツカーよりはマシです。)

なので、こんな状況で全く新しいスポーツカーが登場するというのはちょっとした事件でもあります。


日本ではミニバンやコンパクトカーがよく売れていて、スポーツカーやセダンは冬の時代となっています。
しかし、北米などでは逆で、カローラ・シビック・カムリといったセダンがベストセラーであり、スポーツカーもよく売れているようです。
また、ピックアップトラックなど、日本では全く需要が無い車種が人気だったりもします。

この様に、地域によって売れる車が違うので、メーカーや部署によっては「よく売れるから積極的に作る物」と「需要が無いからほとんど、或いは全く作らない物」が違ってきます。


これは私が勤めるゲーム業界でも同様でして、かつて人気が有ったシューティングゲームや格ゲーは下火になっており、積極的に作っているメーカーは限られます。
また、海外で絶大な人気を誇るFPSゲームなども、国内では皆無と行っても過言ではありません。

なので、これらのゲーム制作に携わりたいと思っても、それを実現するのは簡単ではありません。
「企画を通せば良い」「作っているところに転職すれば良い」と思うかも知れませんが、プロジェクトの立ち上げや転職はそれほど単純な話では無く、現実的に困難と言うべきでしょう。

私はもちろん、同僚の中にも「本当は○○を作りたい!」と思っている人が結構居ます。
自動車メーカーにも「エコカーばかりじゃ無く、たまにはスポーツカーも作りたい」と思っている人がいるかもしれません。


とはいえ、売れる物に開発リソースを投入するのは企業として当然の事です。
あまり売れないけど個人的に作りたいジャンルの物ばかり作っていたら会社は潰れてしまいます。
夢や希望と現実はしっかりと区別する必要があるでしょう。


・・・というのは分かっているのですが、それでも一度はFPSゲームとか作ってみたいですよねぇ。


プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

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