2012-01-29(Sun)

怖くないゾンビで勝てるのか?

こんばんは。


私はゲームを作る仕事をしているわけですが、そのゲーム制作には様々な制約があります。
ゲーム機本体やテレビの性能・規格に関する制約の他に、表現内容に関する制約もあり、今回はそちらの話です。



性的表現や暴力的表現の強い作品が「18禁」という制限付きで発売される事があるように、ゲームなどを作る際に、いかなる表現でも盛り込んで良いわけではありません。
また、年齢制限を用いても表現が許されない場合も有ります。 基本的にゲーム(特に家庭用・アーケードゲーム)の制約は厳しいです。

表現に関する制約には、業界が決めた物、各企業独自の物、暗黙の了解的に存在する物など、いくつかの種類が有ります。
性表現や暴力表現などの他に、宗教・思想・民族などの差別に繋がりそうな物は基本的にアウトです。
直接的な表現だけでなく、それを連想させる間接的な表現もアウトになる場合が有ります。


性表現や暴力表現と言っても、時と場合によっては意味が違ってきます。 例えば、

(A)性行為を目的として全裸になる場合。
(B)入浴、あるいは子供が水遊びする時に全裸になる場合。

(A)暴力行為を目的としたゲーム。(暴力の肯定)
(B)暴力行為を行う相手を倒すのが目的のゲーム。(暴力の否定)


上記の場合、(A)は高確率で不可ですが、(B)は場合によっては可となる事が有ります。

とはいえ、前述の様に、ゲーム制作における制約は厳しいので、仮にある程度許されたとしても、その内容はだいぶマイルドになってしまいます。

規制を回避する方法として、例えば、

■ 人間同士が殴り合ったり撃ち合ったりしているように見えるけど、実はロボットやアンドロイドだという設定。
■ リアルな現実社会の様に見えるけど、実はバーチャル空間での出来事だという設定。


等のように、非常に苦しい設定でしのぐ場合も有ります。 もちろん説得力はあまり有りません。



個人的に、ゲームのライバルはゲームだけではなく、映画や漫画等を含めた、娯楽と呼ばれる全ての物がライバルに該当すると思います。

「自分の意志で操作するゲームと、鑑賞目的の映画では、ジャンルも内容も全く別では?」

確かにそうです。
しかし、ここまで娯楽の幅が広がった現在においても、各個人が娯楽に割ける時間や予算は変わっていません。
むしろ不景気等の時代背景を考えると、状況は厳しくなっていると言えるかもしれません。
なので、その限られた時間と予算を使う際に「ゲームが一番良い」という評価を貰えないと、その時点で負けてしまいます。


ゲームと映画を比べた場合、確かにゲームはゲーム独自の魅力が色々有ります。
しかし、映画にも強力な売りがたくさんあります。 例えば、

(1) ゲームが最低でも五千円程度の投資が必要なのに対し、映画は劇場なら二千円、レンタルであれば数百円程度。
(2) 映画であれば、ハリウッド級の超美麗な映像が堪能できる。(ゲーム機は流石に映画の映像には勝てません。)
(3) ゲームはいわゆる「クソゲー」を引いた時の被害が大きい。 映画は劇場やレンタルで済ませばリスクは少ない。
(4) 規格が乱立しているゲームに比べ、映画は基本的に統一されている。(リージョンコードなどは別として)
(5) 手間暇(時にはストレスも)がかかるゲームに比べ、映画は鑑賞するだけなので楽。
(6) 年齢制限さえクリアすれば、映画の表現内容は遙かに多彩で深い。


等々。

(5)に関しては、例えばロープレのレベル上げや謎解きなど、この「手間暇」こそがゲームの醍醐味だと思うのですが、
最近ではそれすらも敬遠される傾向にあるようです。 そのせいか、難易度が非常に低いゲームが増えた気がします。

メガドラの「大魔界村」で何回もコンティニューして再チャレンジしたり、PCエンジンの「ネクロマンサー」で隠し通路の存在に気がつかず、一ヶ月位さまよい歩いた事も、私にとっては楽しい思い出ですが、最近では許されないのでしょうか。



こんな状況ですから、例えば「ゾンビなどが出てくるホラー物」の場合、ゲームと映画ではその怖さに大きな違いがあります。
ゲームだけで見た場合でも、家庭用ゲームとPCゲーム、国内向けゲームと海外製ゲームでも違いが大きいですね。

もちろん、怖さを決める要素は直接的なグラフィック表現だけではないですし、そもそも何を怖いと感じるかには個人差が有ります。
ただ、それらを考慮しても、表現内容ではハンデがあるとは思います。


ゲームの利点をより活かしつつ、限られた娯楽の為の時間と予算の中で一番を目指さないといけないですね。


2012-01-22(Sun)

ゴールデンボンバー

こんばんは。

先日ネットで情報収集をしていたら、偶然「ゴールデンボンバー」というインディーズバンドの存在を知りました。
年明けに新アルバムを発売したらしく、そのPV(プロモーションビデオ)が公式サイトやYouTubeで公開されていたのですが、
それを偶然見かけたという訳です。

で、そのPVがこれです。

【K-POP?】ゴールデンボンバー「成龙很酷」PVフルサイズ【C-POP!】

最初見たときは「ん? 若かりし頃のジャッキーチェンの映画の映像か?」と思ったんですが、
どうやらこのバンドのメンバーが変装して演じている様で、歌自体もジャッキーをたたえる歌みたいな意味だとか?

PVの内容も明らかに往年の香港映画を意識しており、私のような世代にはたまらないですね。
笑いどころが多すぎて、一度見たら病みつきになりました。
次回予告のキョンシーも懐かしすぎる・・・


で、オフィシャルサイトに行ってみたのですが、
ゴールデンボンバー(オフィシャルサイト)

サイトの作りもえらく味が有ります。
しかも、彼らは本来はビジュア系のバンドらしいじゃありませんか。 みんなイケメンだし。
最初に例のカンフー映像を見たので、実はビジュアル系のバンドだったという事を知って驚きました。

「せつめい」のページで使われている壁紙が、ファミコンのグーニーズのタイトル画面に見えるのは私だけですか?


とにかく衝撃的だったので、思わずアルバムを買ってしまいましたよ。
「お笑い特典映像DVD」が付いているようですが、楽しみすぎる・・・

いやいや、偶然の出会いでしたが、なんか世界が広がった気がします。
個人的に注目のバンドですね。


2012-01-01(Sun)

年末番組にテレビの終演を見た

こんばんは。

正月休みで実家に帰省しておりまして、久々にゆっくりとテレビ番組を見ました。
YouTubeで発見した面白動画を紹介する、という番組があったのですが、それを見てテレビの役割は終わったと感じました。


YouTubeは言うまでもなく、ネットを利用した現代を代表するのコンテンツであり、世界中のユーザーが投稿した多種多様な動画が有ります。
著作権などに問題がある動画も多いですが、世界中の誰もが情報を発信できるという点や、特別な機材が必要ないという点など、様々な意味で革命的なメディアであることは間違い有りません。

そのYouTubeに対し、既存のメディアであるテレビはというと、そこから拾ってきた動画をただ紹介するだけという有様。
芸能人を呼んできてコメントさせたり、動画の角に顔を表示させたりなどしていますが、ハッキリ言って邪魔以外の何者でも有りません。

テレビを介さずにPC等を使用して自分で見た方が遥かに良いです。
まだ今はパソコンやインターネットを使いこなせない世代の人も居ますが、近い将来は物心ついた時からPCやネットに慣れ親しんだ世代が中心となり、テレビを介する必要は皆無になります。


テレビ番組を見渡すと、
■ 嘘や偏向されたニュースしか流さないニュース番組
■ 有用な情報が無い情報番組
■ 内輪受けばかりで笑えないお笑い番組
■ 自分の子供には絶対見せたくないような低俗な番組
等々、酷い番組ばかり

さらに、ここ最近ひどさを増してきた韓国ごり押しの数々。
2011年夏以降には大規模な抗議デモまで発生しました。
「韓流コンテンツは視聴率が取れる」「嫌なら見なければよい」など、無知さをさらけ出したとんでもない意見も飛び出しました。

で、その韓流コンテンツは視聴率が取れましたか? ついこないだまでやっていたフジテレビのドラマを含め、ことごとく視聴率は大惨敗だったですが、一体どれを元に「韓流は視聴率が取れる」と言っていたのでしょう?
「嫌なら見るな」というから私を含め多くの人が見なかった訳ですが、テレビ業界にとってはこれで良かったって事でしょう。

ただでさえ酷い番組しか作れなくなっているのに、視聴率の悲惨な韓流ごり押しの数々。
今は韓国政府や代理店からお金が出るから問題無いんでしょうが、それが止まったらどうするつもりなのでしょう?

よく視聴率低迷の理由を「娯楽が多様化したから、テレビ離れが進んだ」とかずれた事を言っている人が居ます。
が、みんな一番面白い物に時間やお金を費やしているわけですから、テレビが一番面白いという評価をされていないだけの話です。


面白い番組を作れない上に、YouTubeで拾った動画を垂れ流す有様では、テレビの将来もお先真っ暗ではないでしょうか。


プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

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