2010-06-27(Sun)

Google先生にも限界がある

こんばんは。


ゲームを作る際、そのゲーム中の舞台が実在する世界であるかどうかに関わらず、資料収集を目的とした取材をする事があります。

実在する世界をテーマにしたゲームはもちろんですが、一見架空の世界が舞台のゲームであっても、結局は実在する(実在した)世界をモチーフにする場合が多く、そう言った意味でも取材は重要です。

日本と違い、ヨーロッパなどは古い町並みや建造物が綺麗に保存されている場合が多く、昔を舞台にしたゲーム制作をする場合に非常に助かります。


しかし、不景気のあおりを受けてか、最近は取材に関してもかなり渋くなってきました。
取材の期間、場所、同行する人数など、以前に比べると予算が大幅に削られています。

特に海外取材の類は開催される事自体が希になってきました。



「ググる」という言葉を生み出すほど、我々の日常において欠かせない存在となったGoogle。

検索機能の精度や付属する各種ツールの充実度など、他の検索エンジンを大きくリードしています。
画像検索やストリートビューを使用すると、限定的ながらもビジュアル的な情報を得る事ができます。


その機能を利用して、国内のちょっとした取材であれば、Googleで代用しようという人が時々居ます。
一見、ネットを駆使した妙案の様に思えますが、個人的にはあまり賛成できません。


というのも、検索エンジンで出てくる画像はそもそも種類が非常に限られており、画質にも問題があることが多いです。
また、基本的に各画像は誰かの著作物なので、取り扱いにも注意を要します。

ストリートビューも先進的な機能ではありますが、映像が用意されているのは一部の地域のみで、閲覧できるアングルや画質にも大きな制限があります。


資料として考えると、画質も大きな問題となりますが、それ以上に問題なのは、検索エンジンで入手できる画像は、その場所や建物に関する、ごく一部の情報に過ぎないと言う事です。

限られた情報だけを元に判断してしまうと、必ずと言って良いほど勘違いの原因となり、結果として「何かが違う」或いは「全然違う」物が出来上がってしまいます。

私も、過去に欧州や中国に旅行・出張に行った際に、これまでにテレビや雑誌で得ていた情報だけでは分からない事がたくさんあって驚きました。


また、「百聞は一見にしかず」という言葉もあるように、実際に本物を見ずに、それを理解するのは困難です。
というか、これまでの人生で学んだのは「百聞しても理解は不能」という事です。



取材費用をケチれば、見た目の予算は浮きます。
しかし、毎度のことですがケチる箇所を間違えていると思うのですよ。

Google先生が偉大なことには異論はありません。
しかし、現地取材の代役は無理だと思います。

久しぶりに取材に行きたいですね。


2010-06-23(Wed)

お前もか!? 私もです。

こんばんは。

仕事が落ち着いたここ数日、戦友(同僚)と今後の仕事について話をしました。
すぐさま修羅場なプロジェクトに放り込まれないように、色々と駆け引きが必要だったりします。



そんな中、突然同僚の口から「俺、実は今月いっぱいで辞めるんだ」との台詞が。

「ブルータス、お前もか」とか言ってしまったかどうかは良く覚えていません。

「会社を辞めるだと!? 何て野郎だ!! 俺も連れて行ってくれ!」
じゃなくて、先ずは驚き。そして悲しみ。 やはり親しい同僚との分かれは寂しいものです。


しかし・・・
ここ一ヶ月ほど、毎日深夜帰宅で週末も休めず、正直辛い日々でした。

若い頃は「憧れのゲーム業界で働ける!」とか「ゲーム業界は残業が当たり前!」みたいな、
ある意味で若気の至りというか、会社にとって都合の良い勘違いで乗り切れました。

でも、段々と「単に搾取されているだけ、こき使われているだけではないか?」と思うようになり、
いつしか仕事に対する興奮や感動よりも、疲労や不信感が上回るようになります。

会社が我々従業員に対して「健康や生活に対して気を遣ってくれている」と感じた事は、
少なくとも、私が就職してからの十年ほどでただの一度もありません。

たまに健康に配慮した何かがあっても、本当に気遣ってくれているのではなく、労働基準法などに触れないよう、仕方なくやっている感がありありと伝わってくるのです。


そんな有様ですから、辞めていく同僚に対して「残ってくれ!」等とは口が裂けても言えませんし、
そもそも残って欲しくありません。 他の職場を見つけて大きく飛躍して欲しいとすら思います。



私は今の会社や業界に一方的な憧れを持って飛び込んだ、いわば「一目惚れ」みたいな感じでした。

最初は愛情で苦痛も乗り越える事が出来ましたが、期待が大きかった分、裏切られたときの反動も大きく・・・


おっと、愚痴っぽくなったので、本日はここまで!
それでは!!

2010-06-20(Sun)

地獄からの解放

こんばんは。
数週間ぶりの更新です。

毎日零時帰宅で、週末すら休めないような日々が続いていましたが、ようやく落ち着きました。

何も考えていない朝令暮改な指示に振り回されたりするのは毎度のことですが、
「コストカット」というキーワードにとりつかれ、無茶な人員構成や制作期間で無理矢理作った結果、
商品価値の薄い、誰が喜んでくれるのか分からないような内容になってしまいました。

疲労と不信感だけが募った、最低のプロジェクトでした。

夏のボーナスも出たので、しばらく息抜きをしたいところです。



このように、仕事に就くと、やりたくもない仕事を延々としなければいけない事も多いです。

「学生の内に、好きなメンツと好きなテーマでゲーム造りを体験しておくべきだ」
と、以前の記事で書いたと思います。

この考えは今でも変わらないですし、学生の方々には,是非とも好きな事にチャレンジして欲しいと思います。


ただ、それと同時に最近思うのは、
「好きでもないメンバーと、興味もないテーマで共同制作をする」
という事にもチャレンジして欲しいのです。

何故かと言いますと、先ほども書いたように、就職すると、自分のやりたい仕事をやれる機会などそうそうありません。

内容に興味が無いし、同じチームのスタッフに嫌いな奴が居る。
この様な状況で毎日残業したり休日出勤したり・・・

ゲーム制作というものに多大な期待を抱いて就職すると、このような現実とのギャップに大きなダメージを受けてしまう危険性があります。

ゲーム業界は過労による肉体的な病が多いのですが、それと同時に精神的な病も多いのです。
むしろ、後者の方が目に見えにくく、発覚したときには手遅れになっている事もあり、危険です。


なので、学生の時に「好き勝手やることが出来ない辛い状況に対する耐性」を、
ある程度身につけておく必要が有るのではないかと思うのです。


フリーランス(特定組織に所属しない人)で売れっ子にでもならない限り、
「好きな時に、好きなメンバーと、好きな物を作る」何てことはできません。

学生時代に自由を謳歌するのも大事ですが、就職後に備えて鍛練を積んでおくのも重要そうですよ。



2010-06-01(Tue)

Adobe製品のバージョンアップ

こんばんは。


ゲーム業界に限らず、コンピューターを使用したデザインに携わる人ならば、まず間違い無く使用するツールに「Photoshop(フォトショップ)」や「Illustrator(イラストレーター)」等があります。

これらはアメリカの「Adobe(アドビ)」というメーカーの製品でして、デザインの現場では無敵に等しいシェアを持っています。

何年か前に「Flash(フラッシュ)」等を持つマクロメディアという企業と合併し、ますますその地位は強固な物になりました。



このアドビが発売している製品は歴史が古く、Photoshopなどは既にバージョン10を超えており、最近では「CS」という名前が付けられています。 最近、最新の「CS5」シリーズが登場しました。

私は「Photoshop」「Illustrator」「DreamWeaver」「Flash」などの製品を個人的に所持しています。


実は、これらの製品は「3回以内にバージョンアップを申し込まないと、それ以降は無効になる」というルールがあります。

つまり、「CS1」を持っていたら、「CS2~4」までの間にバージョンアップをしないと、次回からは通常価格で買い直さないといけなくなるとうものです。

これらのツールは10万円前後もする高価な物なので、一々最初から買い直していたらたまりません。
かといって、必要でもないのに数万円も払ってバージョンアップするのも・・・


事実上、他に選択肢が無いので、今回Photoshopをバージョンアップしました。
普通に買うよりは割安とはいえ、2万7千円近くもかかりました。 辛い・・・



アドビの製品はデザイナーにとって必須のツールなので、学生時代に是非とも習得しておくべきです。
全てが重要というわけではなく、通常であれば「Photoshop」と「Illustrator」を押さえておけば良いでしょう。

動画をやるならば「Premiere(プレミア)」や「AfterEffect(アフターエフェクト)」を、Webをやるならば「DreamWeaver(ドリームウェーバー)」と「Flash(フラッシュ)」を押さえておきましょう。


学生時代ならば学割で安く買えますので、可能な限り早く購入して習得しましょう。

ちなみに、「学割」は「学校法人」の学生が対象で、「無認可校」の学生は対象外となる点に注意。
学校法人と無認可校の違いはメインページの方で触れていますので参考にしてください。




また、これらのツールは重要なので、就職を目指す学生にとっても必修ですが、一つ注意点があります。

「ツールの使い方を知っている」程度では駄目で、「ツールを使えるのは当然で、その上で何かを作れるスキルとセンス」が求められます。

参考書とWebブラウザーがあれば、誰でもすぐに操作は覚えることができます。
くれぐれも「操作を覚えた」程度で満足しないようにしましょう。



2010-06-01(Tue)

首相が来県 ~今頃、何をしに来るんだ!?~

こんばんは。

既に報じられているように、昨日49頭の種牛達が殺処分されました。
県からの援助要請は無視した一方で、法律の改正など、殺処分に対する執念は尋常ではない物を感じます。


これで宮崎県の保有する種牛は9割以上が処分され、後はわずかに5頭が残るのみです。
その5頭も発病していないかを毎日検査している状況で、明日にでも陽性と出るかもしれません。
つまり、宮崎県の畜産業が壊滅寸前に追い込まれている訳です。



農相への不信任決議案も与党の反対多数で否決されてしまいました。
大臣以外にも副大臣や首相など、対応に問題があった人物はたくさんいるはずですが・・・

先日与党を離脱した社民党党首もそうですよ。
実はあの人、地元宮崎出身となっているではありませんか。 地元が苦しんでいる時、何かしましたか?


最低な政権の時に最悪な事態が発生してしまった、地元宮崎県。
仮に元通りになれたとして、いったい何年、何十年かかるのでしょうか。


みなさんも、「これが自分の住んでいる地域で起きたらどうなるか」とか「人間に感染する伝染病や地震などの自然災害だったらどうなっていたか」などを考えてみてください。

この政府の有様だと、対応は遅いし情報は隠蔽するしで、おそらく未曾有の大被害が出る事でしょう。



そういえば、今日、首相が宮崎に来るそうですね。

取り返しの付かないほどの被害を受けて、畜産業が壊滅状態になってからの現地入りです。
政府の口蹄疫対策本部の最高責任者は首相ですが、発生から一ヶ月以上経過しての現地入りです。
(そもそも、政府に対策本部が立ち上げられたのは連休明けでしたが)

しかも、現地入りと言っても、せいぜい県庁を訪れて話を聞くくらいのようですね。
(口蹄疫が発生している韓国に行った後に来られても困りますが)

知事をはじめとした現地の人達は多忙で疲れているでしょうし、政府専用機やSPの手配などにも税金がかかるので、正直なところ無駄金を使うのは辞めて欲しい。


首相が来県して何をするのかは分かりませんが、例によってマスコミの偏向報道がなされ、ワイドショーなどでお抱えのコメンテーターが賛美する様子が目に浮かびます。

もう、そういう猿芝居は、事業仕分けや議員のダイブだけでお腹いっぱいです。



そう言えば、5/31付けの東京新聞に、共同通信による最新の世論調査の結果が掲載されていました。
内閣支持率が二割を切り、政党支持率でも自民党が逆転したなどの内容です。

今回のアンケート項目には口蹄疫に関する設問もあったようです。

宮崎県の口蹄疫問題で政府対応を「評価しない」は58.7%で、「評価する」の32.2%を大きく上回った。
(東京新聞5/31号 1面より抜粋・引用)


とあります。


あれだけ徹底した偏向報道がされているのに、六割近くの人が政府の対応に問題が有ったと判断しているようです。
暗い話題ばかり有る中で、数少ない明るい話題と言えるかも知れません・・・


プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

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