2010-04-27(Tue)

全然バリアフリーじゃない

こんばんは。


みなさんもご存じかと思いますが、「バリアフリー」という言葉が有ります。

高齢者や障害者の日常生活において問題となる傷害を取り除くことで、道路の段差など、物理的な物はもちろん、制度的なものや心理的な物も含まれるとされています。

私は前述の高齢者や障害者には該当しないのですが、以前ふとした事で、バリアフリーに関して考える機会がありました。


ある日の通勤途中、ふとした事がきっかけで大げがをしてしまいました。
自宅を出てすぐだった事も有り、本当なら休暇を取って安静にすべきです。

しかし、プロジェクトが佳境にさしかかりつつあり、自分が休むことでチーム内の作業が滞る事を危惧したため、無理して出社しました。

後に地獄を味わうことになります・・・



無理して出社したものの、午後過ぎには痛みが激痛に変わり、座っているだけでも辛く、トイレに行く事すら厳しくなってきたので、とうとう早引けする事にしました。

しかし、ここからが苦難の道のりです。


私は電車を乗り継いで出社しているのですが、駅まで歩くことすら厳しかったので、タクシーを利用することにしました。

しかし、全行程(60km程)をタクシーで移動するととんでもない額になるので、とりあえず電車を乗り換える駅までタクシーを利用する事にしました。

タクシーに乗り込んだ17時頃は「ゲーム業界ににとっては」早い時間帯ですが、世間一般では帰宅ラッシュのまっただ中で、タクシーは渋滞に巻き込まれてしまいました。

電車であれば20分・数百円程度の行程も、半分徐行運転のタクシーでは実に3000円以上もかかりました。
この時点でとんでもない出費です。 先が思いやられます・・・



都心にあるターミナル駅に到着し、ここからは電車に乗り換えます。

宮崎などの田舎であれば、駅のホームは数えるほどしか有りません。
しかし、東京のターミナル駅は大きさが半端ではなく、ホームの数も非常に多いです。

タクシーを降りた場所から二階に上がって改札をくぐり抜け、普段利用している電車のホームを目指すのですが、そのホームはなんと「13番ホーム」。 ちょっとした小旅行です。


杖代わりに持ってきた傘を使いつつ、体を引きずる様に13番ホームを目指すのですが、ここで立ちはだかるのはあふれんばかりの人・人・人。

帰宅ラッシュ時のターミナル駅。 そこにあふれる人の数は半端ではありません。
田舎の駅における一週間分の乗降客数よりも遥かに多い人が往来しています。

みんな動きが速く、しかも前後左右、あらゆる方向からやってきます。
こんな中を、杖(傘)を使いながらよろよろと歩くのは至難の業です。


なんとか人にぶつからないように、というかぶつけられないように端っこを歩きました。
既に気を失いそうなくらいの激痛を感じ始めており、この状態で人とぶつかったら文字通り死ぬかも知れません。

凄い勢いで走ってくる人、大きなスーツケースを転がしている人、曲がり角から飛び出してくる人など、そのいずれもが恐怖でしたが、一番厄介だったのは携帯をいじりながらよそ見をしている人です。

改めて言う事ではないかも知れませんが、携帯をいじりながら歩いている人があまりにも多い!
自転車や車を運転しながら携帯をいじっている奴は論外ですが、歩きながら携帯をいじっている奴も大迷惑です。
歩いているだけでも辛いのに、よそ見が原因でぶつかられたら洒落になりません。


携帯は世界中のメーカーがしのぎを削っている最先端の分野ですし、私も携帯向けのコンテンツを作った事があります。
しかし、それにも関わらず、私が携帯に対して良いイメージを抱いていないのは、利用者のマナーがあまりにも悪いからです。



何度か「危ないよ!」と「よそ見族」に注意しつつ、なんとか目的のホームに到着しました。
ホームは階下にありますが、大抵の駅にはエスカレーターやエレベーターが有るのでここは安心です。

都内の電車では、よほど運が良くないと座れないので、ここは奮発してグリーン車を利用する事にしました。
グリーン車といえどもラッシュ時は座れないことが多いですが、ターミナル駅であれば乗降客が多いので座れます。


が、このグリーン車料金が千円近くするので、ここでもキツイ出費となります。
さらに、都会のグリーン車は、その多くがダブルデッカー(二階建て車両)でして、しかも一階席と二階席、どちらも階段を利用しないと移動できません。

体をいたわるためのグリーン車ですが、財布にも体にも優しくありません!


最寄りの駅で下車した後は、出勤時に乗ってきた自転車を取りに駐輪場まで移動しなければなりません。
この駐輪場は立体構造になっているので、そこでも苦労します・・・

自転車を押して帰る場合、自転車に寄りかかれるので結構助かりました。



かくして、瀕死の状態でなんとか帰宅することが出来たわけですが、三時間近くかかりましたし、五千円近い出費も痛すぎます。
金銭的にも駅や電車の構造的にも、全然バリアフリーだとは思えませんでした。


散々な一日(全快するまではしばらくかかりましたが)でしたが、体が不自由になった人にとって、周囲の環境が如何に辛く厳しい物であるかという点を、身をもって知る事ができました。
こういった人々の視点に立って物事を体験するのは中々難しいと思います。

災い転じて福となすと言いますし、今後物事を考える歳の貴重な体験となりました。


・・・自分が言うのもなんですが、仕事が忙しくとも、休むべきはしっかり休みましょう。
日頃ボロボロになるまで尽くしている会社ですが、いざ自分が体を壊したとしても、何もしてくれませんよ?


2010-04-19(Mon)

夢のある学校って何だ?

こんばんは。


ゲーム業界に就職して早十年。
先日配属された新人君達を見ていると、初々しく感じる一方で、「俺、このままでいいのだろうか・・・」などと弱気な気持ちにもなったりならなかったり。

色々思うことがある今日この頃です。



さて、これまで数多くの同僚が去っていきましたし、自分自身も「こんな会社(業界)辞めてやる!」と思った事は一度や二度ではありません。
そろそろ転職も有りではないかと考える事が増えてきました。

また、私のメインページの方でも特集していますが、最近はゲーム関連の学科を設置する大学が増加傾向にあり、「ゲームを学ぶなら専門学校(実際は無認可校が多いですが)」という図式は崩れつつあります。

昔のようなブームは過ぎ去ったコンピューターゲームですが、まだまだ注目度は高いようです。


これらの事を踏まえて、「今までの経験を活かし、ゲーム系の講師に転職するのも有りかな?」と考える事があります。
テクスチャーの描き方やモデリングの仕方、残業との付き合い方、ゲーム業界の暗部等々、教えられる事は色々有りそうです。



そんなわけで、参考までにゲーム系の学科をもつ学校のサイトを色々調べているのですが、見れば見るほど不安になってきます。

というのも、多くの学校のサイトにおいて、無知な学生がコロッと引っかかってしまいそうな甘言を並べているからです。
例えば、「現役のプロが講師!」とか「充実のカリキュラム!」「プロ仕様の機材!」とかをよく見かけます。


しかし、メインページでも書きましたが、多くの会社にて副業が禁止されており、そもそも本業が忙しいのに、どこの誰が講師業を掛け持ちしているのか?

また、カリキュラム表を分析してみると、意味不明な内容の授業がたくさん組まれていたり、あれもこれもと幅広くやり過ぎて結局使い物にならなさそうだったり。


「プロ仕様の機材」とか書いてありますが、例えば私が会社で使用しているPCは、24インチモニター数台によるマルチモニター環境で、OSは64bitでメインメモリは8GB、グラフィックボードも軽く数十万円する奴が搭載されています。

見た感じ、とても同じ環境とは思えませんが、一体何処の「プロ仕様」を基準にしているのでしょうか?


学生に贅沢な環境は不要という意見を聞く事がありますが、私は「学生だから充実した環境でやるべき」と考えます。

モニターが小さい、PCが遅い、CGソフトが安物、この様な環境では貴重な学習の時間が無駄になります。
莫大な学費をかけて学ぶ限られた時間は、「処理を待つ時間」ではなく、「試行錯誤の時間」に費やされるべきです。


貴重な学習時間を奪う貧弱な環境は、学生にとって最も避けるべき環境でしょう。



このように、勧誘文句と実態が一致しているのか、本当に適切なカリキュラムが組まれているのか、単なる儲けに走っている学校ではないか、等々、厳しい視点で学校を分析しております。


以前、関係者が集うとされる掲示板にてこんな質問をしてみました。

「学生が怠けていたりした場合、厳しく叱っても大丈夫か?」

すると、以下のような返事が返ってきました。

「怒ると学生は学校に来なくなるし、中退でもしたら学費が入ってこなくなるから、絶対に怒っては駄目」

なんということでしょう、ひたすら学生の機嫌を取れということです。

別に体罰とか理不尽な指導をするというのではありません。
授業中に携帯をいじっている学生も注意できないのでしょうか・・・・


本当に業界を目指したい学生相手だったら、居残りしてでもみっちりとノウハウを伝授してあげたいです。
しかし、この様な環境では,何のために講師業に転職したのかが分からなくなってしまいそうです。


前述の掲示板での現状報告が「希な例」で有ることを祈りたいところです。


2010-04-14(Wed)

島耕作に駄目だしされる鳩山首相

こんばんは。


鳩山政権の支持率がじり貧状態ですね。
先日の核サミットにおいては、日本だけ首脳会談を拒絶されるなど、尋常ではない状態が続いております。

当然ながら風当たりが日増しに強くなっているのですが、思わぬ所で苦言を呈されていました。



私が購読している漫画雑誌に「週刊モーニング」という物があります。

以前も少し紹介しましたが、サラリーマンをターゲットにした漫画雑誌で、法律や医学など、少々複雑なテーマの作品が多いのが特徴です。


その中の一つに、「社長 島耕作」という漫画があります。
主人公の島耕作(しま こうさく)が架空の家電業界で奮闘するという内容です。

この主人公、最初は課長でして、漫画のタイトルも「課長 島耕作」だったのですが、どんどん出世して、ついには社長になったわけです。


架空の家電業界と言っても,その内容は現実に即した内容でして、何処かで聞いたような企業が色々登場します。
どうやら作者は元々松下電器に勤めていたらしく、作中の初芝電気も松下電器をモチーフにしているようです。

かなりの長寿漫画で人気も高く、サラリーマン漫画の代表と言えるでしょう。



ここ最近、作中にて鳩山首相が度々登場しています。
もちろん実名ではありませんが、名前や顔つきなど、どうみても首相を意識しているのは間違い有りません。


その首相、作中にて島耕作に何度となく駄目出しされております。
例えば・・・

(1)昨年、温室効果ガスを25パーセント削減すると公表したこと。
(2)科学技術予算を削減したこと。
(3)国内メーカーを国家としてバックアップしていないこと。


などです。


(1)に関しては、現実世界においても大きな反響を呼びましたが、産業界からは「無茶」「競争力を弱める」など、概ね大不評でした。

何が問題なのかというと、

(A)これまで大して削減せず、まだまだ削減する余地が有る国が25%削減する。
(B)これまで大いに努力して削減してきて、もう削減の余地がほとんど無い国がさらに25%削減する。

日本は(B)に相当するのですが、25%削減を実現しようとすると、大変な負担がかかり、国際市場における競争力に大きな悪影響が出るというわけです。



この点に関して、漫画の中において「産業界の意見も聞かず、勝手に公約しないでほしい」といった感じで島耕作から言われておりました。



次に、「(2)科学技術予算を削減したこと。」に関してですが、資源に乏しい日本は科学技術の分野で世界市場に打って出る事は必須です。

しかし、前回の仕分け作業で関連予算が大幅に削減されてしまいました。
業界関係者から不満が噴出した事も記憶に新しいです。


この予算削減に関し、作中にて韓国大統領とサムスンの会長(と思われる人物)から、
「日本は何を考えているのだ? 正気の沙汰とは思えない。」
といった感じで呆れられておりました・・・



これに関しては,私も同意です。
仕分ける対象が間違っているでしょう・・・

まずは「子ども手当」から仕分けてみてはどうですか?
5兆円も無駄な予算がカットできますよ?




最後に「(3)国内メーカーを国家としてバックアップしていないこと。」に関してですが、
韓国などではサムスンやヒュンダイなどの国を代表する大手企業を国家戦略としてバックアップしています。

しかし、日本では状況は異なり、国が後押しするという事もあまりありません。


このことに関し、やはり作中にて島耕作達に苦言を呈されていました。
「何度も政府に掛け合っているが、なかなか聞いてくれない」といった感じです。



この漫画において何度も取り上げられている事から、作者も鳩山政権の政策には大いに不満を持っているのでしょう。
そんな中、「子ども手当」などの、ますます国力をそぎ落としそうな法案が成立しました。

これからも首相が島耕作に駄目出しされる事が増えそうです。


社長 島耕作(1) (モーニング KC)社長 島耕作(1) (モーニング KC)
(2008/10/23)
弘兼 憲史

商品詳細を見る


2010-04-11(Sun)

日本文化は本当に強いのか?

こんにちは。


少し前に発売された経済誌(東洋ビジネスかプレジデントあたり)に興味深い記事が有りました。

普段「日本の強み」として紹介される事が多い漫画・アニメ・ゲーム。
また、昨今の日本文化ブームにおいて、日本食も世界中で人気があると報道されています。

これらの分野が本当に強いのか、日本を代表する産業として安泰なのかを検証するという内容です。
さて、真相の程は?



多くの人にとっては予想通りかもしれませんが、その特集においては「大いに問題あり」というものでした。

確かに日本のオタク文化や日本食などは世界的に人気があり、ある意味で日本を代表する産業とも言えます。
しかし、その特集では、

■人気はあるが、それを利益に結びつけるビジネスモデルが確立されていない。
■産業基盤が弱く、人材(特に後継者)の育成が上手くいっていない。
■国がバックアップしていない。


等の点が深刻な問題点として指摘されていました。



この記事の中では、日本文化が海外市場において上手くいっていない事を裏付けるいくつかの具体例が紹介されていました。

(例1)「ハウルの動く城」などの宮崎アニメ(スタジオジブリ)は、評価は高いが、興行的に見ると海外ではことごとく失敗している。

(例2)世界的な日本食ブームではあるが、海外で日本食レストランを経営しているのは、ほとんどが外国人(多くが中国・韓国系)であり、日本食がブームであっても、日本自体には大して利益が出ていない。
海外で展開している日本食レストランの大手(確かWASABIだったかと)の経営者は韓国人であるとのこと。


などです。

そういえば、上海で見かけた寿司屋の経営者も日本以外のアジア系だった気がします。
(生物はリスクが高かったので食べませんでしたが。)


これらの事例を見ると、「日本文化がブーム」なのと、「日本が潤う」のは全く別の問題だという事が分かります。
そして、自国の文化が世界的なブームになっているにも関わらず、それを活かせていないという状況もよく分かりますね。



日本食に関する問題点として指摘されていたのは「人材育成」に関する点です。

日本食は他の料理に比べて人材育成システムが確立されておらず、実際の職場でも重労働・低賃金であるという点が指摘されていました。

師匠の元で雑用をこなしながら見よう見まねで学ぶというスタイルが未だに行われており、一人前になるには非常に長い年月がかかる。
しかも、早朝から深夜まで重労働で賃金も安い。 店の多くは個人経営だから福利厚生も貧弱、という事のようです。


これらの事はゲーム業界やアニメ業界にも言えますね。

特に酷いのがアニメ業界のようで、一説によると「人並みな生活を捨てる覚悟がないと無理」とも言われます。
アニメ業界に転職していった元同僚の報告も、それを裏付けています。


それに比べるとゲーム業界は多少マシかも知れません。(あくまでアニメ業界と比べると)

しかし、動労環境が劣悪な事には変わりはありません。
もし生まれ変わるなら,二度とゲーム業界には関わり合いたくないですし、自分の子どもにはゲーム業界に行って欲しくありません。

ゲーム業界の現状が改善されない限り、業界に対する私の評価も変わることは無いでしょう。



経済誌などに依れば、韓国や中国などでは国を挙げてアニメ産業の育成に取り組んでいるようです。

特に凄いのが、ゴールデンタイムには海外製(早い話が日本製)のアニメを放映することを法律で禁じている点です。
(実際には、インターネットを通じた海賊版の流通などで大した効果は出ていないようですが。)


しかし、重要なのは規制が上手くいっていないという点ではなく、海外はそこまで徹底して、国を挙げて取り組んでいるという点でしょう。


海外のアニメ産業などに対して、「所詮パクリ」等と言って見下す人が目に付きます。
しかし、他の産業における日本企業の衰退や、ゲーム・アニメ産業における国内基盤の弱さ、人員育成の問題を見ると、とても私には日本が安泰だとは思えません。


現状認識能力と危機感の欠落は取り返しの付かない事態を招きそうで恐ろしいです。


2010-04-05(Mon)

「子ども手当」って何だ?

こんばんは。


突然ですが、大不況です。
今更言うまでもありませんが、日本全土が未曾有の不況にあえいでおります。

給与や福利厚生など、私の身の回りでもジリジリと環境が悪化しつつあり、正直言って苦しい状況です。
昨年末に転職を目指して退職した知人も「吉報無し」との事です。


こんな状況ですから、個人の対策だけでなく、政府が打ち出す景気回復に関する政策には注目しています。
例えば最近法案が可決された「子ども手当」

最初は「子供を持つ世帯に手当がでるんだろう。 独身の自分にはあまり縁がないな。」
という程度の認識だったのですが、色々調べてみると、実は大きな問題を内包した法案のようです。



この法案、概要を調べてみると、

・2010年度は、15歳までの子ども1人につき月1万3000円が支給される。
・2011年度からは満額2万6000円が支給される予定。
・少子化対策、消費活性化などへの効果が期待される。


等と紹介されており、かねてから民主党が推進してきた政策とのことです。


しかし、さらに調べてみると、この法案には数多くの、しかも致命的な問題があるようです。
例えば、

・初年度で約2兆5000億円、満額支給の次年度以降で約5兆円もの巨額な費用がかかるが、財源が確保されていない。
・財源に充てるため、「扶養控除」「配偶者控除」など色々廃止されるらしいが、それでも全然足りない。
・所得制限や人数制限等が設けられていない。
・少子化対策などにどれほどの効果があるのかが検討されていない。
・外国人(帰化していない人)にも支給される。
・OECDなど、国内外の識者から問題点を指摘されている。


等々、上記のような問題点が存在・指摘されていたようなのですが、先月末の国会で「強行採決」されました。



この内容の法案がこの時期に強行採決されると言う事は、夏の参議院選挙を睨んだ典型的な「ばらまき政策」だと思われます。

詳細(特に財源)を詰めずに強行採決された点は問題ですが、この法案の詳細で最も気になるのは「外国人の子どもも対象である」という点です。

さらに詳しく見ていくと、

・親が日本国内にいればOK。(子どもが日本に居なくても良い。)
・所得制限などは無し。
・人数制限も無し。
・実子や養子である必要もないとのこと。
・後から追加された申請手続きの条件は穴だらけ。(不正申請される恐れが高い。)
・申請書の真偽を確かめるのは地方自治体の担当窓口だが、真偽の確認は不可能に近い。
(海外の書類を、自治体の限られたスタッフで確認できるのだろうか?)


などが問題点として指摘されています。


というか、そもそも日本の少子化対策などの為の法律なのに、外国人にも支給されるのが謎です。
また、国内にいない外国人の子どものために資金を支給して、日本経済の活性化に何か寄与するのでしょうか?


日本という国家レベルで見ても、地方自治体レベルで見ても財政は破綻寸前です。
この状況で財源が不明なばらまき策を強行し、しかも海外に巨額が流出する問題点が有ります。

「不明な財源」はもちろん公共サービスの廃止や増税でまかなわれるでしょう。
そして、それは我々やその子ども達が負担するわけです。




等々、ここ数日で調べた内容を元に意見を書いてみました。
最初は「子ども手当がもらえる家庭は羨ましいな」という程度の認識でしたが、今では「本気か!?」と驚愕している次第です。


そして、この件に関して最も不思議なのが、

これだけ問題点が有るにもかかわらず、テレビや新聞などのメディアではほとんど(問題点に)触れられていない。

という点です。
従って、我々一般市民の理解度も浅い様です。



この件に関して、もし私の理解が間違っていたら指摘していただけると幸いです。
勘違いや杞憂であれば、それにこしたことはありません。


しかし、「子ども手当」という法案が6月から開始されることが決定したことは事実です。
まずは興味を持って、各自内容を確認すべきでしょう。

その際、なるべく多くの情報源から情報収集し、しっかり吟味することが重要でしょう。
情報ソースによっては誤解や間違いがあるかもしれませんし、スポンサーの意向が作用している可能性も有ります。


ただの育児手当では無さそうなこの法案、みなさんもチェックしてみましょう。



2010-04-03(Sat)

声優デビュー!?

こんばんは。


少し前の記事で、ゲーム制作における声優に関して、「普段はプロの声優に依頼するが、時々社員がやることもある」という事を書きました。

・・・早速その機会が訪れました。 そう、現在作成中のとあるゲームに、私のボイスが収録されたのです!!
ゲーム業界に飛び込んで早十年、ついに声優デビューか!?


・・・等と大げさに書きましたが、その内容というと、もちろん主役などのメインキャラクターではありません。
言うなれば、ロープレにおける「村人A」、いや、演劇における「樹木 その1」とか「道ばたの石 その1」レベルかもしれません。

しかし、肉声を収録することには変わりはなく、間違い無く「声の仕事」と言えるでしょう。 ・・・多分。



収録当日、サウンドセクションのスタッフに連れられて行ったのは、普段は立ち入ることのないサウンドスタジオ。
長年社員をやっておきながら恥ずかしい話ですが、こんな場所があるとは知りませんでした。

ガラスで仕切られた部屋には本格的なマイクが設置してあり、防音設備も凄そうです。
部屋の中には間違い無く数十、いや数百万円はするであろう機材の数々が置かれており、ただならぬ雰囲気です。


サウンド機器と言えば、自宅のPCで使用しているサウンドブラスターとオーディオテクニカのヘッドフォン(合計で10万円程)くらいしか触ったことがありません。

しかし、ここにある機材の数々は見るからに高そうです。
っていうか、ボタンが多すぎて、何をどうすればいいのかサッパリ分かりません。
(もちろん、私が機材を扱うわけではないのですが。)



数回のリハーサルを経て、いよいよ本番です。

と言っても、本当にちょい役で、わずかな台詞が数種類しかありません。
収録時間は30分未満程度でした。


しかし、スタッフの注目を浴びつつ指定された台詞を喋る、これがいかに難しいかを痛感しました。

実際に楽しいわけではないのに「楽しそうな声」で喋るとか、自分の精神状態(?)に反した声を出さないといけないわけです。
たった数種類の短い台詞でしたが、恥ずかしいやら難しいやら・・・


現在私が制作に携わっているゲームにも複数の声優さんを起用しています。
彼らは喜怒哀楽を実に見事に表現し、しかも、中には複数のキャラ(声質)を演じ分けている人も居ます。
さらに、時には声だけではなく歌などを担当する人も居ます。

今まであまり深く考えることは有りませんでしたが、冷静に考えると凄い話です。



今回の事件(?)で、声の仕事の難しさを身を持って体験しました。
この様な体験はもう二度と無いかも知れませんが、勉強になりました。


プロの仕事というのはいつ見ても見事な物です。
見ているだけでも凄さの片鱗は分かりますが、同じ事に自分で挑戦してみるとさらによく理解できますね。


プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

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