2010-01-30(Sat)

キャラグッズ

こんばんは。


先日、秋葉原のヨドバシカメラに買い物に行った際に、ゲーム・玩具売り場にも行ってみました。
すると、レジ周辺にとんでもない行列が出来ているではありませんか!

プラモデルなどを売っているコーナーはかなり広いのですが、そのフロアをぐるりと一周しても足りず、外にまではみ出るほど並んでいました。
どうやら人気漫画のグッズが発売されたようですね。

この行列、他の商品を買いたくて並んでいる人にとってはなんとも辛いものです。
先日のドラクエの時は、店内全てのレジで購入できるようになっており、行列の緩和に備えていたようですが、今回は玩具コーナーのレジでしか買えなかったのでしょう。

行列に並ぶのは大変ですが、ここまで売れる商品というのは羨ましいものです。



最近はキャラクターを強調したゲームが多くなっています。
それに会わせてキャラクターグッズの種類も非常に多くなっています。

我々がゲームを企画する際も、キャラクターだけでなく、それに関連したグッズ類も色々考えます。
初回版のオマケや予約特典、イベントで配布する物など、その内容は多岐にわたります。


時々、ゲームの内容が固まっていないのに、キャラクターとそのグッズばかり考えているようなプロジェクトもあったりします。

本末転倒というか、取らぬ狸の皮算用と言うべきかは分かりませんが、ゲーム本編が駄目でもグッズが売れれば良いという考えが透けて見えるような場合も・・・・

何度か「グッズの案出し」に参加したことがあるのですが、前述の定番的な物だけでなく、最近はぶっ飛んだ、別の言い方をすれば「一線を越えた」ようなグッズが立案・商品化されることもあります。

「そこまでやっていいのか?」と思ってしまう事もあります。



キャラグッズがほとんど無かった8~16bitの世代には合わないだけなのでしょうか?
一見突飛に見えるグッズも、出せば大人気ということは、それだけ時代が変わったという事なのでしょうか。

もしくは、単に私の価値観と合わないだけなのかも知れませんね。


私はまだまだ若いつもりですし、職場には「本当に子供のような人」もたまに居たりします。
でも、時々、世代や価値観の違いに戸惑ってしまうこともありますね。


2010-01-25(Mon)

困ったご意見

こんばんは。


ゲーム業界は消費者の意見が見えやすいという事は過去に何度か書きました。
現在もメールやハガキなどでユーザーからのご意見が寄せられます。

思わず嬉しくなってしまう様なものから、うっかり心が折れそうになるものまで、まさしく叱咤激励といった内容です。
それらのご意見は大切に読ませて貰い、内容によっては業務に反映させたりしています。

が、時々、それらの意見に混じって、どうにも対処に困るようなご意見が寄せられる事があります。



一番困るのが、全く関係無い他社のゲームに関する質問や苦情が寄せられるときです。

グループ企業やパートナー企業のゲームに関する物であれば、それなりに対処は可能です。
しかし、何の関係も無い他社のゲームに関する苦情などを寄せられても本当に困ります。

一体何故間違ったのでしょうか・・・



次に困るのは、特定のゲームやそれに登場するキャラに関する、独自の論文のようなものや、熱い思いをひたすら長文で書いて送ってくる場合ですね。

突然キャラに対するポエムや、発表されてもいないシリーズ展開に関するロードマップを送ってこられても困ってしまいます。

我々の商品に対し、真剣に,熱心に愛してくれるのは嬉しい事なのですが・・・



こういった事件(?)も含めて、ゲーム業界というのは刺激的で面白いと言えるのかも知れませんね。


2010-01-22(Fri)

ゲームセンターCX

こんばんは。

ご存じの方も多いと思いますが、「ゲームセンターCX」という番組があります。
芸能人が様々なレトロゲームにチャレンジし、苦労しながらもクリアしていくという内容です。
結構な長寿番組で、人気も高いようです。


先日その番組を見ていたら、たまたま私の勤め先が過去に発売したゲームが登場していました。
やはり軽く10年以上前のゲームでして、それが発売された時は私は学生でした。

学生時代に自分が熱中したゲーム、そしてそのゲームを発売した会社が現在の勤め先。
そんなゲームに芸能人がチャレンジスする様子がテレビで流れる。 なんとも不思議な感覚でした。



私が業界に飛び込んでから10年近くが経過したわけですが、社内にはもっとベテランな方々がたくさんいます。
この「ゲームセンターCX」に登場するゲームを作った人達は何をやっているのかというと、私が知っている限りでは、

■半数以上が退社・転職している
■残りのほとんどは管理職や開発以外の部署に居る
■5%ほどの人が、未だに現役で開発に携わっている

この様な感じでしょうか。

彼らによると、遙か昔に携わったゲームが番組で取り上げられるのは、やはり嬉しいとのことです。
私も自社タイトルが取り上げられるのは嬉しいですが、実際に開発に携わった人にとってはなおさらでしょう。


最近はこの「ゲームセンターCX」やバーチャルコンソールなどで旧作にスポットが当たる機会が増えました。
作り手にとっては、なんとも嬉しい時代ではありませんか!


2010-01-20(Wed)

同人経験者は多い

こんばんは。


私の勤め先は大手の一つなので、毎年多くの新入社員が入ってきます。
そんな彼らとは新人研修や歓迎会などでふれあう機会があるのですが、話してみると、みんな実に個性的です。
性格はもちろんですが、趣味や特技で見ても、まさに十人十色な感じです。


学生時代に何に没頭していたかと聞くと、スポーツから落語まで多彩なのですが、「同人活動をしていた」という人が結構います。

デザイナーであれば同人誌やCG集を、プログラマーであれば簡単なゲームを作り、イベントなどで販売して結構な売り上げを実現したという人も居ます。


その人が同人活動をやっている(やっていた)事が分かると、私は大抵の場合「見せて見せて!」とお願いするのですが、基本的にみんな喜んで見せてくれます。
やはり、自分で作った物を人に見て貰いたい、そういう願望を持った人が集まるのがゲーム業界の特徴でしょうか。

もっとも、時々「自分の趣味趣向がばれるので・・・」という理由で拒否する人も居ます。
その気持ちもよく分かります。 誰しも人に言えない趣味の一つや二つ有るでしょう。



私個人的には、学生時代には同人活動をすることをオススメします。

出来ればプログラマーと組んで、簡単でも良いのでゲームの一本でも作っておくと、その時の経験が後々役立つと思います。

デザイナーとプログラマーのように、異なるセクション同士のやり取り。 一つの物を作り上げるという作業。
そこでの苦労を経験しておくと就職してから話が早いと思いますよ。

私と親しい新人プログラマーの人は、学生時代に既に弾幕シューティングや画像ビューワーなどを作っており、就職後すぐに重要な業務を与えられて活躍しております。
やはり、学生時代から色々経験を積んでいると強いのではないでしょうか。


また、学生時代の創作活動は、「好きな題材で好きなジャンルの物を作る」という最後のチャンスかも知れません。

ひとたび就職すると、仕事において「全く興味のない題材でやりたくもない仕事をする」という事はよくあります。
好みの物をやりたいように作るなんて事はまず無いでしょう。


そう言った意味でも、学生時代は色々と創作活動に精を出して欲しいと思います。


2010-01-15(Fri)

就職活動は正直に!

こんばんは。


去年くらいの話ですが、私の働いている部署において、契約社員として中途でやってきた人がすぐに契約終了(解雇に近い)になるという、ちょっとした事件がありました。

その理由ですが、事前に聞いていた内容と、実際に持ち合わせているスキルに大きな相違が有ったというものです。

つまり、履歴書や職務経歴書に書かれている内容や提出作品、面接時に話したスキルを評価して採用したものの、いざ仕事をさせてみると「話が違うじゃないか」という事だったのです。



ゲーム業界でゲームを作ると言うことは、ほとんどの場合はチーム作業になり、一人で作業が完結すると言う事はまずありません。

また、大学のサークルや専門学校などでのゲーム制作も、複数の人とチームを組んでやることになるでしょう。

なので、履歴書や職務経歴書には「何を作ったか」だけでなく、「どの部分を担当したか」も書く必要があります。
作品を提出する場合も、何処を担当したかをしっかり説明しないといけません。



今回のケースは、その辺のことを少々偽って書いてしまった、そしてそれが評価されて採用に至ったという訳です。

当然ですが、評価に値する物が有ったからこそ採用した訳ですし、採用後は評価された分野の仕事が割り振られることになります。

なので、スキルを偽って採用されても、まず間違い無くすぐボロが出てしまいます。
ボロが出たら・・・まあ普通は解雇でしょう。


短期で契約終了となった場合、次に就職活動をする際に、まず間違い無くその点を突っ込まれるでしょう。
スキルや経歴を偽る事は、ハイリスクノーリターンだと思います。

・・・実は私、突然契約終了となったその人の仕事を引き継ぐ事になり、とても大変でした。
就職活動に限った事ではありませんが、くれぐれも正直にやりましょう。



2010-01-13(Wed)

インターンシップの学生

こんばんは。


私が勤める会社には様々な肩書きの人が働いています。
我々正社員の他に、契約社員、派遣社員、アルバイト等の人がいます。

他社の状況にはあまり詳しくありませんが、私の部署に関しては、雇用形態によって業務内容が大きく異なると言う事はありません。
取材やイベント視察(特に海外)要員の対象とならない事くらいでしょうか。

企業によっては、正社員以外の人は完全に別フロアに分けられている場合も有るようです。
機密保持などの面から言うと、それもやむなしと言えるでしょう。



これらの中で、最も人数が多く、かつ入れ替わりが激しいのがアルバイトの人です。

開発の詰めの段階における、人海戦術によるチェックプレイ要員として大量採用し、終了と同時に一斉に契約終了というパターンが多いですね。

実力次第で,プロジェクト終了後も継続契約し、上手くいくと社員登用、そういう人も居ないわけではありません。
しかし、近年ではあまり聞かなくなった感じですし、チェックプレイから開発というのも難しいですね。

チェックプレイをしながらデザインやプログラムのスキルをアピールする機会は無いですし、もちろんチェックプレイ担当として社員になることはあり得ないと思います。



そんなわけで、アルバイト契約の人の多くは、比較的短期間で居なくなります。
先日も、都内の割と有名なゲームスクールからインターンシップで来ていた学生が契約終了となりました。

私の部署には百人以上のスタッフが居るので、短期で居なくなるバイトの人は、下手をすると一度も話す機会が無いままお別れになる場合があります。

しかし、その人とは話す機会があったので、学校等について色々と教えて貰いました。

ゲーム系のスクールと言うと色々な噂を聞きますが、聞いてみると想像以上だったり、逆に噂が一人歩きしているのだと思われるような話もありました。


その彼も今頃は学業に励んでいると思いますが、最終日に「うちの会社を受けたいと思う?」と聞いた際に、愛想笑いというか苦笑いをしていたのが印象的です。

・・・現実を知る事が出来ただけでも貴重な体験と言えるのではないでしょうか。
「ゲーム業界を目指す」という目標、「初志貫徹」も立派ですが、駄目だと思ったら「臨機応変」で考え方を変える事も大事だと思います。

頑張れ学生!



2010-01-09(Sat)

「何に取り組むか」より「どう取り組むか」

こんばんは。

年が明けて一週間以上経過しましたが、さすがにどの会社でも仕事が始まっていることでしょう。
今回の冬期休暇は三が日と週末が被ったので短かったですが、次の年末もあまり良い日程ではなさそうです。



さて、年明けの第一営業日には、おそらく多くの会社で「偉い人の話」を聞く機会があると思います。
普段余り接する機会のない人が出てきて,今年の目標などを語るイベントです。

私の会社でもそれがあった訳ですが、残念ながらあまり良い話が聞けませんでした。
「去年は苦しかった」「今年も苦しい」「頑張ろう」。
この程度の話では聞く価値は有りません。 


一番気になったのが、話に具体性が無い点ですね。
「海外市場を狙う」とか「新しいことをやる」等ばかりで、「具体的にどうするか」が見えてきません。

ゲーム業界に限らず、中国などの海外市場を狙っていくのは、もはや当たり前の事ですし、新たな市場を発掘して一攫千金を狙うのはどこでもやっていることでしょう。

また、経費削減や開発の効率化などもよく言われる話ですが、「言うは易く行うは難し」という言葉があるように、実行して結果に結びつけるのは困難です。

目標を立てるのは誰でもできますが、具体的にどうやったら目標を達成できるのか、その答えにたどり着ける人はあまり居ません。


もちろん、上から指示されるだけではなく、我々現場から意見を出して実行していく事も重要です。
が、どこかで聞いたことがあるような在り来たりな話ばかり聞かされても、一般の社員は不安になるのもまた事実。

年明け一発目に聞く価値のある、社員を鼓舞するような具体性のある話をしてほしいものです。



ところで、昨年末にはまたしても何人かの社員が辞めていきました。
同業他社に転職して、そこで頑張るとのことです。 成功することを祈るばかりです。

他にも、親しい同僚達とチームを組んで、iPhone向けにゲームを作ろうと動いている人も居たりします。
勝算が見えたら独立するつもりのようです。


この様に、時代や環境の変化に伴い、一念発起して動こうとしている同僚がたくさんいるようです。
「正社員&企業」という枠の中から出るのは非情にリスキーですが、ハイリスクの一方でハイリターンの可能性も有ります。

私も色々考えてはいますが、いつどうやって動くかは悩むところです。
悩んだあげく動かないというのも一つの選択肢ですが、大きく環境を変えるには何らかの決断と行動が必要でしょう。

・・・悩みますね。

2010-01-04(Mon)

健康管理

こんばんは。
そして、あけましておめでとう御座います。

正月休みも終わり、再び仕事が始まります。
健康に留意しつつ、今年も頑張りましょう。



さて、「健康に留意しつつ~」などと書きましたが、実は私、大晦日の夜から体調を悪くしてしばらく寝込んでおりました。

夕食後しばらくして気分が悪くなり、目眩と嘔吐、そして高熱。
数日で回復しましたが、ここまで体調を悪くしたのは久しぶりでした。


原因は色々考えられますが、日々疲れる生活を送っているし、帰省後の数日間はストレス発散とばかりに,知り合いと深夜まで暴飲暴食をしていたので、それが祟った可能性もあります。



体調不良と言えば、私がゲーム業界に就職してしばらくは、学生時代の友人達と会う度に、「如何に過酷な生活を送っているか」を自慢し合ったのを覚えています。

・毎日深夜帰宅である。
・休日出勤なんて当たり前。
・一月の労働時間が300時間以上である。

等々、まるで昔の戦士達が「これが虎と戦ったときの傷だ」といった感じで、傷を見せ合いながら武勇伝を語るかのように!


・・・少々大げさかも知れませんが、就職してしばらくの間は「辛い生活を送っている = 自慢」みたいな、変な風習(?)が周囲にはありました。

私の周りだけだったのかも知れませんが、とにかく、過酷な業界で働いている事を自慢したかったのでしょう。


しかし、今になって思えば、そんな事は何の自慢でもありません。
冷静になれば分かる事ですが、劣悪な環境で働いている事の何が自慢なのでしょうか?

「プロジェクトX」に出てくるような、後にドラマ化されるような世のため人のためになるような内容ではなく、単に搾取されこき使われているだけです。

また、それを抜きにしても、単に仕事を速く終わらせられないスキル不足を自ら触れ回っているようなものです。

本来ならば、仕事をさっさと終わらせられるだけのスキルを身につけ、それでも環境が良くならなければ新天地を探すくらいでなければいけないはずです。



逆に、体を壊してしまうと本当に辛い生活が待っていると思います。
鬱病などで職場復帰が出来なくなった人も見てきました。

悲しい事ですが、会社は我々を守ってはくれません。
守ろうという気があるならば、そもそもこんなに酷使しません。

陳腐な台詞ですが、自分の身は自分で守る必要が有るのです。
過酷な労働環境を自慢し合っている場合ではないのです。


今回、久々に病で倒れた事で、自分の健康を見直す良いきっかけになりました。
手遅れになる前に、あなたも健康管理に気を遣ってみては如何でしょうか?


プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

メールやコメントなどを頂けると嬉しいです。 お気軽にどうぞ!

相互リンクなどもよろしくお願いします。

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