2009-05-29(Fri)

ツボを押さえた新作(?)ゲーム

こんばんは。


Wiiでは様々なゲームが配信されており、手ごろな価格で手軽に購入する事が可能です。
過去の名作をそのまま移植した「バーチャルコンソール」が有名ですが、新作がリリース(発売)される「Wiiウェア」も結構充実しています。


そんなWiiウェアの中に、コナミから「グラディウスReBirth」と「魂斗羅ReBirth」というゲームがリリースされています。

このシリーズのファンならばご存じかと思いますが、グラディウスシリーズは非常にワンパターンなゲームでして、出てくるボスやステージ構成などは毎回ほとんど同じです。

もちろん、私を含めてシリーズのファンはワンパターンなのも魅力の一つだと捉えています。(たぶん)
ゲーム自体が良くできていますしね。


ところが、この「グラディウスReBirth」はワンパターンどころか、ステージ・ボス・サウンドなど、ゲーム内の要素の多くが、過去のシリーズで登場したものをそのままつなぎ合わせたような内容でした。

そう言う訳で、以前の記事でも書いたように、最初にこのゲームをプレイした時は「なんて手抜きなんだ」と非常にガッカリしました。



しかし、今回リリースされた「魂斗羅ReBirth」を遊んでみて、どうやら私はこれらのゲームのコンセプトを勘違いしていたのではないかと思いました。

「魂斗羅ReBirth」も過去のシリーズから演出やサウンドなど、色々な要素を集めてリメイクしたような内容です。
一見、手抜きやワンパターンの様な印象を受けてしまいます。
しかし、よく考えてみると、この二作はとんでもない優良タイトルではないかと思ったのです。


つまり、名作シリーズの一番良かった時期のタイトルから、ファンなら誰でも知っているような「おいしい部分」を厳選し、それらを組み合わせて余計なアレンジなしで一本のゲームに仕上げる。
このようなコンセプトで造られたのではないかと思えてきました。

これらのゲームの全盛期は80年代中期から90年代初頭にかけてなので、今それらを遊ぶのは困難です。
そんな時は、この「ReBirth」シリーズを遊べば一件落着という訳です。

プレイしていて、シリーズのファンならば、誰でも知っているようなシーンが続々登場し、懐かしさの余り、思わず唸ってしまいました。

オンライン販売なのでパッケージなどが邪魔になる事もありませんし、ものの数分もあれば購入完了です。
これで価格が千円というのは大変魅力的ですね。
旧作をリメイクする方法の、一つの理想型を見たような気がします。


この「グラディウスReBirth」と「魂斗羅ReBirth」、元となったシリーズを未経験の人にもプレイして欲しいですが、それよりもまず、当時遊んでいた人達に試してみて欲しいです。



2009-05-28(Thu)

仕事と疲労と抑えのエース

こんばんは。


最近はプロ野球の話題と仕事を絡めて記事を書く事が多いですが、今回もその流れです。
どうぞよろしくお付き合いください。



さて、ホークスファンの私は阪神ファンの同僚とよく野球話で盛り上がります。
話題の内容は様々ですが、最近は「ピッチャーの疲労」についての話が多くなりました。

ホークスとタイガースの両チームには絶対的な信頼を集める中継ぎ・抑えのエースがいます。
これまでも彼らの活躍によって勝利を積み重ねてきました。

しかし、ここ最近、その抑えのエース達が打ち込まれる事が多く、失点して負けてしまうケースも増えてきました。
これまでの活躍が嘘のように打たれているのです。

そんな時に必ず野球ファンの間で話に上がるのが「これまで酷使された事で疲労が溜まっているのではないか?」という分析です。

確かにこれまでの記録を見ると、やり過ぎではないかと思うくらい毎試合のように酷使されています。
これでは疲れが溜まるのも無理は無いという印象を受けます。



彼らが十分な休養を取って回復し、再び活躍してくれるのを願うばかりですが、その一方で、自分も同じくらい酷使されているような気がしてきました。


思えば就職して以来、ゆっくり休んだり、定時に帰宅した記憶があまりありません。
2~3時間ほどの残業が標準で、時々は午前様です。 飲んでもいないのに午前様です!
さらに、土日祝祭日に出社した事も多々あり、盆正月に休めなかった事もありました。


■最初の一年は、憧れの業界・憧れの会社で働けるという嬉しさで疲れは感じませんでした。

■次の数年は、開発に携わったゲームが雑誌やゲームショーで発表されたり、発売されたりした嬉しさで疲れは感じませんでした。

■就職してからの5年程は、上記に加えて若さと気力で乗り切れました。


しかし、それ以降は急速に疲れを感じるようになってきたような気がします。
その理由は何でしょうか?



人間、誰しも年齢を重ねる毎に体力は低下してゆきますし、常に忙しければ疲労が蓄積されていくのかもしれません。

それらに加えて、親しい同僚が去っていったり、重労働の割には待遇に納得できなかったり等、メンタル的な面から来る疲れ・ストレスもあるのかもしれません。


私はまだ健康面では大きな問題を抱えていませんが、同僚の中には酷い腰痛を患ったり、鬱病になって会社に来なくなってしまった人もいます。

それを考えると、日頃から健康管理には注意すべきではないかと思います。
肉体的な面だけでなく、精神面での健康にも注意しないといけませんね。


先ほど話題に上がったピッチャーとは違い、健康を管理してくれるトレーナーやマネージャーは居ませんから、自分の健康は自分で管理する必要があります。


これからも健康面には気をつけるつもりですが、仮に人生をやり直すとすれば、今度は最初から計画的に健康管理をしたいと思います。

・・・いや、そもそも、もうゲーム業界は選ばないかも。 悲しいですけど。



2009-05-27(Wed)

ゲーム業界の歴史?

こんばんは。
インフルエンザが流行っておりますが、みなさんくれぐれも健康管理には気をつけてください。



さて、私がゲーム業界で働き始めて約10年が経過しました。
ユーザーとしてゲームを遊んでいた頃を合わせると、大体20年程ゲーム業界と接してきた訳です。

振り返ってみると、この20年間、大小様々な出来事があったなと思います。
ゲーム機のシェア争いを左右する大型RPGの移籍や、それまではゲームとは無関係だった企業の参入など、身近なものから業界を揺るがすものまで、思いつくだけでたくさんあります。


そんな中で個人的に印象的だったのは、ある意味でそのメーカーの方向性を大きく変える事になったゲームソフトの存在でしょうか。



日本のメーカーに、コナミ・セガ・コーエーというゲーム企業が有ります。
ご存じのように、これらのメーカーは規模も大きく、歴史的に見ても老舗の部類に入ります。

今でこそ幅広いジャンル・テーストのゲームを発売していますが、10~20年程前は随分と雰囲気の違うメーカーだったと思います。


現在のようなキャラクター(この場合は美少女キャラ)を前面に押し出したようなゲームは皆無に等しく、どちらかというとマニアを唸らせるような技術志向の印象がありました。
ただひたすらに硬派、まるで「魁!! 男塾」の様な印象のメーカーだった気がします。

コーエーに至っては、会社名が「光栄」と漢字オンリーでした。
発売するゲームのラインナップも歴史シミュレーションが中心で、まさしく硬派といった感じです。



ところが、そんな彼ら(?)に大きな転換期が訪れます。

90年台初頭から中期くらいにかけて、「ときめきメモリアル」「サクラ大戦」「アンジェリーク」といった、それまでの作風からすると想像も付かないようなテーストのゲームが各社から相次いで登場したのです。

現在からすると想像も付かないかもしれませんが、当時は美少女キャラをメインテーマにしたゲームというものはほとんど無く、ジャンルとしても確率しているとは言い難い状況でした。


そんな時代に、これまで硬派一直線と思われてきたメーカー(私が勝手にそう思っていただけかもしれませんが)から、これまでとは全く方向性の違うゲームが発売されたので、当時は大変な衝撃を受けたのを覚えています。

しかも、そのいずれもが各社を代表する作品の一つになった訳ですから、まさしく「その時歴史は動いた」とでも言うべき出来事だったのかもしれません。


現在では美少女ゲームは数え切れない程有りますし、長い歴史の中で多種多様なゲームが登場したので、今からあれほどの衝撃を与えるゲームを登場させるのは相当困難だと思います。

ある意味、私はラッキーな時代を生きた(?)のかもしれませんね。


2009-05-23(Sat)

世代交代の時期?

こんにちは。


プロ野球の交流戦が盛り上がっていますね。
先日のソフトバンク ・阪神戦の翌日、会社で阪神ファンの同僚と雑談をしました。

まれに見る貧打戦だったので、あまり盛り上がるような内容ではなかったのですが、その中で話題に上ったのは主力選手の高齢化と若手選手の台頭に関してです。

野球に詳しい人だとご存じだと思いますが、この両チーム、主力選手(特に主軸打者)がどうにも高齢化しております。
早く若手が台頭してきてほしいところです。



この話をしている時、日々の仕事における世代交代に関しても色々考えました。
実は、ここ数年、職場で世代の違いを意識させられる事が多いのです。

私はまだまだ老け込むような年齢ではありません。
しかし、就職して既に10年程が経過したわけですから、最近入社した社員と比べると明らかに世代が異なります。

そんな彼らと話をしていると、趣味や仕事など、様々な事柄における基本的な知識や常識が随分と異なると感じる事があります。
生まれてから就職するまで、それぞれを取り巻く環境がまるで違うのが大きな理由の一つでしょうか。

私の学生時代は現在のように携帯電話やインターネット環境は普及しておらず、漫画やテレビ番組の流行も結構違っていたような気がします。


ゲームに関しても同様で、当時はゲームボーイが普及していましたが、主要ゲーム機はスーパーファミコンなどの据え置き型でした。
現在のように携帯ゲーム機が主流ではありませんでしたし、多くの携帯ゲーム機は白黒画面でした。


ゲームの人気ジャンルに関しても現在とは様子が大きく異なっていました。
当時は横スクロールのシューティングゲームやウィザードリィ等の3D視点のロールプレイングゲームが人気がありました。

逆にキャラクターや声優を前面に押し出したようなゲームはほとんど無く、それらが勢力を伸ばしてきたのはPCエンジンの末期からでしょうか。
PCエンジンはマイナーな部類のゲーム機だったので、CD-ROMを標準搭載したサターンやプレステの中期くらいが活気が出てきたタイミングかもしれません。

いずれにしても、現在からすると想像も付かないですね。



この様に、学生の頃に質素なゲームの時代(?)を味わった私達の世代と、物心ついた時から携帯端末や高性能ゲーム機が普及していた若手社員の世代とでは、ゲーム造りに関しても結構考え方が違うと感じます。

この様な場合、様々な時代を体験している我々の世代の方が知識が豊富で良いような気もしますが、一概にはそうとも言えません。


例えば、現在はジャンルを問わず、あらゆるゲームにおける主役はキャラクター、それも美少女キャラとなっています。
また、自動車や軍事兵器にまで美少女キャラをくっつけて売ろうとする動きが活発になっています。

私自身が自動車やミリタリー関連が好きだというのもありますが、それらと美少女キャラをくっつけてまで売ろうとする最近のやり方にはどうしても納得がいかない場合があり、悩ましい限りです。


・・・分かってはいるんです。
今時キャラクターやムービーが入っていないプレーンなシューティングゲームやレースゲームを発売したところで、予算に見合った売り上げが期待できないと言う事は。

よく議論の対象となるのですが、ゲーム開発とは「作り手が造りたい物を造る事」ではありません。
売り上げが見込める物を造らないと会社は潰れてしまいます。
作り手のわがままを押し通せるのは、全てを自費でまかなう個展や同人活動だけです。

それに、売り上げが見込めると言う事は、ユーザーがそれを望んでいると言う事ではありませんか。



我々の世代には「昔のゲームは良かった」と言う人が多いです。
それも一理ありますが、現実を見据えて、あまり過去を引きずらないようにゲーム造りに取り組まないといけないですね。

・・・時々、バーチャルコンソールで昔を偲ぶ事くらいは許してください。



2009-05-20(Wed)

お金を払うに値する品質

こんばんは。


私はプロ野球が大好きでして、もう何年にもわたってスカパーやケーブルテレビ(CATV)で観戦しています。
宮崎に住んでいた学生時代は巨人ファンでして、その後福岡へ移り住んでからはホークス(ダイエー、ソフトバンク)ファンになって現在に至ります。



さて、スカパーやケーブルテレビで野球を観戦するためには有料契約を結ぶ必要があります。
契約内容にもよりますが、大体一ヶ月で三千円から五千円といった所でしょうか。

試合開始から試合終了まで、延長戦で試合が四時間を超えようとも最後までフルに中継してくれます。
また、ほとんどコマーシャルも無いですし、ラッキーセブンの応援歌もバッチリ見せてくれます。

もちろん、契約料を支払っているのですから、当たり前と言えば当たり前のサービスです。
とはいえ、普通のテレビ中継ではこうはいかないので、野球好きにはオススメですね。



ところが、番組自体に不満はないのですが、ここ数年、肝心のホークスの成績が思わしくありません。
負傷して欠場する選手や長期スランプに陥る選手が多く、主力は衰え、若手はなかなか育ちません。
無駄なフォアボールや拙攻も多く、観ていてイライラする事が多くなってきました。

もう15年近くホークスファンをやっていますが、どうも最近はスカッとする試合を観る事が少なくなった気がします。
ファンだからこそ辛抱強く応援すべきなのは分かっていますが、彼らはプロですし、私も貴重な時間とお金を支払って観戦しているのですから、例え負けても「観ていて面白かった」と思えるような試合をして欲しいと思います。



そういえば、これは我々ゲーム業界の人間が造っているゲームにも当てはまりそうな気がします。

ユーザーは決して安くない貴重なお金を支払ってゲームを購入する訳ですし、プレイするためにはまとまった時間も必要になるでしょう。

そんな時、購入したゲームがとんでもない駄作だったり、致命的な不具合(バグ)を持っていたら、そりゃあユーザーは怒ります。 怒って当たり前です。


会社には様々なユーザーのご意見がメールやハガキで送られてきます。
また、ショッピングサイトや個人のブログなどにも我々が発売した商品に対するレビューがたくさん書かれています。

そして、前述のような駄作・問題作に対しては容赦のない批判・酷評が寄せられます。
時には全くオブラートに包んでいない痛烈な意見もあります。


しかし、その原因は我々が代価に見合う面白い作品を提供できなかった点にあるのです。
こちらに非がある訳ですし、不具合に至っては弁解の余地もありません。



このように、ユーザーや観客は支払った金額に見合う楽しさを味わう権利があると思いますし、逆に提供する側は相応のものを提供しなければいけません。
商売ですし、プロなのだから当然でしょう。


私も頑張りますから、ホークスにも奮起して欲しいところ・・・・と言ってる矢先にサヨナラホームラーン!!
これぞプロの仕事、お金を払った価値があるというものです。 





2009-05-19(Tue)

ファミコンウォーズが配信されるぞ~♪

こんばんは。


本日(19日・火曜日)に、Wiiのバーチャルコンソールにて「ファミコンウォーズ」というシミュレーションゲームが配信されます。
このゲームは80年代のファミコンの全盛期にリリースされたシミュレーションゲームです。


戦史を含む歴史全般に詳しく、アドバンスド大戦略などのファンでもある私にとって、いかにも子供っぽい印象のファミコンウォーズは当初全く興味がありませんでした。
しかし、友人に勧められるままにプレイしてみると、これがまた面白いではありませんか!


ファミコンウォーズの良いと思うところは、

【1】 シミュレーションゲームとして必要最低限度に厳選されたユニット(兵器)類。
【2】 ストレスを感じさせないテンポの良い戦闘シーン。
【3】 分かりやすく、それでいて奥が深いルール。
【4】 ファミコンという貧弱なマシンにも関わらず、ストレスのないCPUの思考時間。
【5】 好きなマップを選択できる自由度の高さ。
【6】 プレイしていて面白い、絶妙なデザインのマップ。
【7】 総計32ステージ(レッド・ブルー合計)と、ボリュームのある総マップ数。
【8】 ノリの良いサウンド。 重厚感のある効果音。

等々、個人的にシミュレーションゲームとしての評価は極めて高いですね。


もちろん、良い面ばかりではなく、気になる点もあります。
特にデリケートすぎるバッテリーバックアップはある意味伝説でして、ちょっとぶつけただけでデータが消え去る程でした。

また、コンピューターのユニットを袋小路に追い詰めたら、敵の思考が永久ループに陥るというバグも・・・
仕方なくリセットしたらデータが吹き飛びました。(笑


とはいえ、それらは些細な問題でして、総じて高評価なゲームです。
本日から配信されますので、気になる人は是非遊んでみてください。
もちろんWii版はデータが吹き飛ぶ心配もありません。



ところで、私がオススメするシミュレーションゲーム・ベスト5をご紹介しましょう。
一つは今紹介したファミコンウォーズです。

■ ファミコンウォーズ (任天堂・ファミリーコンピューター)
■ ネクタリス (ハドソン・PCエンジン)
■ ヘルツォークツヴァイ (テクノソフト・メガドライブ)
■ 提督の決断2 (コーエー・PC98他)
■ アドバンスド大戦略2001 (セガ・Windows)

これが私がオススメするシミュレーションゲーム・ベスト5です。

このうち、ファミコンウォーズとネクタリスはバーチャルコンソールで配信されています。
その他のゲームは昔のハードだったり、品薄でプレミア価格だったりするので入手は困難ですね。


とりあえずネクタリスとファミコンウォーズだけでも、是非!

2009-05-17(Sun)

嬉し悲しの体験版

こんばんは。


ゲームの開発が進んである程度の形になると「体験版」として公開される事があります。
また、タイミングによってはTGS(東京ゲームショー)などに出品される事もあります。

アーケードゲームには体験版はありませんが、「ロケテスト」と称して、一部のゲームセンターで開発途中のゲームを期間限定で稼働させる事があります。
この他、TGSに相当するアーケードゲームのイベントに出展する事もあります。


これらの目的はもちろんユーザーの反応を探るためです。
その結果次第では内容に大幅な変更が加えられる事になりますし、スケジュールに影響を及ぼす事もあります。
私が知っている例では発売中止につながった事もあります。 極端な例ですが。

体験版やショーへの出展をするという事は、もはや後戻りできないくらい開発が進んでいると言っても過言ではないので、ユーザーの反応がどうなのかは非常に気になるところです。



これらの体験版・ショー版を造るとユーザーの反応を探れるので、そう言った点では大いに役立つのですが、その反面、実はかなり大変だったりします。

ゲーム本編を開発しつつ、平行して体験版やショー版を造らないといけないので、その忙しさたるや尋常ではありません。
バグチェックも大変ですが、それ以上に大変なのは「どこまで見せるか、遊ばせるか」を考える事でしょうか。

つまり、体験版という短く限定された物の中で、そのゲームの持っている面白さの片鱗を見せて興味を持たせ、「本編を買わなければ気が済まない」とユーザーが思うような絶妙なところで切り上げる。
これはなかなか難題です。


また、TGS等で体験版を配った後、それがヤフオクとかで転売されているのを見かけると非常に悲しくなります。
言葉は汚いですが「お前の小遣い稼ぎのために汗水垂らして造ったんじゃない」という訳です。

PS3やXbox360など、ネットワークを前提としたゲーム機が普及した事により、誰でもオンラインで体験版を入手できる環境が整いつつあります。

そう言った点では、これから体験版をROMに焼いて配布、その後転売という流れは無くなるのかもしれません。



この様に、体験版やショー出展用の特別版を作成すると得られる物が多い反面、それを準備するのはなかなか大変であります。

とはいえ、ユーザーの皆さんには遠慮無く叱咤激励して欲しいです。
・・・もしかしたら発売延期、さらにもしかしたら発売中止になるかもしれませんけど。



2009-05-13(Wed)

大人気のモアイ

こんばんは。


連休中に地元宮崎に帰省したのですが、その時にモアイでお馴染みのサンメッセ日南というテーマパークに行ってきました。

前述の通り、イースター島の長老会からライセンスを受けたというモアイの復刻版が並べられており、なかなか面白い場所です。

moai_001.jpg


この様なモアイが並んでおります。
結構というか、かなり大きく、近寄ってみるとインパクトがありますね。



実は、モアイはゲーム業界とは結構長い付き合い(?)だったりします。
以前はモアイは結構メジャーなゲームキャラでした。

ゲーム業界にはモアイが大好きな企業がありまして、その会社のゲームにはモアイが度々登場しています。
もう私のようなファミコン世代にしか分からないかもしれませんね。


基本的に敵キャラとして登場し、口から衝撃波(或いは超音波?)の様なリングをはき出して攻撃してきます。

最初は台座や床の上に鎮座しているだけだったのですが、そのうち起き上がったり振り返ったり、あまつさえジャンして追いかけてきたり等、段々芸達者になっていきました。

全国のシューティングゲームファン達の手によって破壊されまくったモアイですが、時には主人公として登場する事もありました。
主に頭突きで敵を攻撃しますが、リングをはき出す事もできたりします。


その会社がなぜモアイにこだわるのか、そもそもチリの象徴とも言える重要文化財を破壊しまくって良いのかなど、一部のゲームファンには大いなる謎でもあります。

最近はゲームで見かける事は少なくなりましたが、宮崎に行くと「正規ライセンス品」に出会えますよ!




あ、そうそう、そのテーマパークにはモアイの亜種も居ました。 
↓ こんな感じの。

moai_002.jpg


それでは。




2009-05-13(Wed)

途中でキャラクターデザインが変わる

こんばんは。


年に数回、幕張メッセにてAOUショー等のアーケードゲーム関連のイベントが開催されます。
家庭用ゲームにおけるTGS(東京ゲームショー)に相当するイベントですね。

格闘ゲームや音ゲーの全盛期に比べると随分規模も縮小し、時代や市場動向を反映しています。
アーケード市場から撤退したり事業を縮小したりしたメーカーも多いですね。


最近はデータ配信などで末永く稼働するゲームが増えてきました。
なので、前回のショーで見かけたゲームが今回も次回も展示されているというケースが多いです。

もちろん、バージョンアップをしているので全く同じ内容ではないのですが、基本的には同一ゲームですし、あまり目新しさやインパクトが有るとも言えません。



そんな中、ここ最近のショーで毎回のように見かけていた「アルカナハート」という格闘ゲームがあるのですが、前回だったか、突然キャラクターデザインがガラリと変わっていたので驚きました。

毎回ブースの壁紙(?)にキャラクターのイラストを描いていたのですが、そのタッチがこれまでとは全く別の人のものになっておりました。

ゲーム自体は完全新作ではなく、新キャラを追加したバージョンアップ版とも言うべき内容で、例えるならば「2.0」から「2.1」になったような感じでしょうか。


次回作でキャラクターデザインを一新するというのは良くある話ですが、バージョンアップ時にデザインを一新するのはあまり聞かないような気がします。

・・・これまで担当していたデザイナーが退社したのでしょうか?
余計なお世話かもしれませんが、とりあえず非常に気になります。



そういえば、私が以前携わったタイトルで、開発途中で諸事情により、キャラクターデザイナーを変更した事がありました。
既にWebや雑誌等でキャラを発表し、ゲームショー等でグッズを配っていたにも関わらずです。

ユーザーからも同業他社からも、さぞかし「混乱しておるな」と思われた事でしょう・・・



2009-05-12(Tue)

外国文化を理解するには

こんばんは。


私の勤めている会社には日本人以外のスタッフが居ます。
海外支社から長期出張や研修でやってきている人をはじめ、過去には3DCGツールの会社から常駐していた人も居ました。

CGツールの使い手や関連企業の人が中心なので、必然的にアメリカ・カナダ系の人が多いです。
他にも、割合的には少数ですが、欧州や中国などから来ている人も居ます。


出張や日々の業務を通じて、そんな彼らとやりとりする機会があるのですが、やはり言語の壁は厚いと感じます。
私は英語は好きなので、本や字幕スーパー、CGツール程度ならばなんとかなります。
しかし、ペラペラと会話できるレベルではありません。

中国語ともなるともっと駄目で、昨年の中国出張時にはほとんど英語とジェスチャーで凌いだほどです。
日本語が話せるスタッフが居なかったらアウトだったでしょう・・・



そういった訳で、言語で苦労する事が多いのですが、それと同じくらいに苦労するのが考え方などを含む文化の違いでした。
最初にそれを感じたのは、10年程前に初めての海外旅行としてカナダに行った時です。

初めての海外旅行なので、基本的に全てが初体験だった訳ですが、特に印象に残ったのは娯楽に対する捉え方の違いでしょうか。


例えば現地のゲームセンターに行った時、まず導入されているゲームの種類に驚きました。
日本ではあまり人気のあるジャンルではないスポーツや映画を題材にしたゲームが店内に所狭しと並べられているではありませんか。

例えば、セガの「デイトナUSA1、2」「スターウォーズトリロジー」「インディ500」「ジュラシックパーク・ロストワールド」、ナムコの「タイムクライシス」等々。

デイトナ(NASCAR)やインディ500は北米のモータースポーツですし、スターウォーズやジュラシックパークも北米産の映画なので、現地で人気があるのは当然だとは思っていました。

しかし、関連するゲームの量が半端ではなく、しかも老若男女がたくさん遊んでいるのが非常に印象的でした。
日本でもこれらのジャンルを好きな人は居ますが、向こうはもっと幅広い層にファンがたくさんいる、そう感じました。


また、これらの大型筐体ゲームは50インチクラスの大画面モニター仕様と小型モニターを使用したコンパクトな仕様の二種類があるのですが、現地のゲームセンターは基本的にとても広く、そのほとんどが大画面仕様だったの印象的でした。
50インチクラスの大型筐体がズラリと並んだ様は壮観の一言です。


この他、日本では100円を入れてゲームをするのが当たり前だった当時でも、既にプリペイドカード方式の決算システムを導入していたのも印象的でした。


トロントという都市で初めてメジャーリーグの試合を観戦したのですが、相手チームの四番バッターが登場する時にスターウォーズのダースベイダーのテーマ曲を流したり、球場清掃の時間にカウントダウンを始めたり等、常に楽しむ事を意識している印象を受けました。

私は野球が好きなので、国内の色々な球場に足を運びます。
最近はメジャーリーグを意識した演出を導入する球場が増えたと思いますが、やはり根本的なところで文化が違うような気がします。



中国出張時にも、やはり色々なカルチャーショックを受けました。

特に強く感じたのはゲームを造る時の考え方です。
例えば、CGやプログラムを作る能力はあっても、ゲームとしての面白さを意識した作り方に慣れていない様な印象を受けました。

ただ、私が接した現地のスタッフの多くは、みな仕事熱心でとても真面目でした。
また、理解力と作業のスピードがとても速いです。

それ故に、あっという間に追いつき追い越されてしまうのではないかと非常に不安を感じたりもしました。


もちろん、私が中国に居た期間はたかだか1ヶ月ほどですし、そこで出会った人も100人居るかどうかです。
なので、それだけで現地の傾向を全て把握できたはずもないので、たまたまそうだっただけかもしれません。

しかし、少なくともどういった人達が居て、どんな考え方を持っているか、その一端を知る事はできました。



欧米のゲーム市場は活気がありますし、今後は中国のゲーム市場も躍進するのは間違い無いでしょう。
そんな海外に住む人達を相手にどうやってビジネスをするのか?

驚異と感じて競争したり、良きパートナーとして協力したり、やり方は色々あると思いまが、とりあえずは一度でいいから現地に足を運んだり、人と接して交流してみて欲しいと思います。


なぜか私の周りには海外出張や来日するスタッフの世話を敬遠する人が多い気がします。
なんとももったいない話なので、ぜひとも有効活用して欲しいですね。




2009-05-12(Tue)

CGはお金がかかります。

こんばんは。


ゲーム業界で使用しているツールには、誰でも買える市販のツールから、企業独自のツールまで色々あります。
私はデザイナーとして働いている訳ですが、フォトショップなどの2DソフトからXSI等の3DCGソフトまで色々使用しています。

これらのツールは嫌でも毎日会社で使用する訳ですが、自宅で自習したり趣味に使用するために、個人でも購入しています。

例えば私が所有しているのは、

■アドビ フォトショップCS
■アドビ イラストレーターCS
■アドビ(旧マクロメディア) Flash 8 Pro
■アドビ(旧マクロメディア) Dream Weaver 8
■マイクロソフト オフィス2003

等々、複数のソフトを購入しました。
今はもう使用していませんが、昔マックユーザーだった時はStrata Studio Proという3DCGソフトも持っていました。

これらのソフトに共通する事は・・・・高い! そう、凄く高価なんです!
上記のソフトを購入するために必要だった金額は、大体40万円程だったでしょうか。


非常に高価な代物ですが、実は3DCGソフトに比べればまだ可愛い方です。
ゲーム業界で普及しているXSIやMaya等の3DCGソフトになると、一本で数十万円しまして、さらに年間保守料というものが別途発生します。

個人で購入するのはかなり厳しく、3DCGソフトの習得に関してはなるべく会社で済ませるようにしています。
最近はModTool(XSIベースのフリーツール)等が登場しましたので、自宅ではそれらを使用したりもします。


いずれにしても、CGツールは非常にお金がかかります。



ところが、これらのツールは購入したら終わりではありません。

ご存じかもしれませんが、これらのCGツールは数年ごとにバージョンアップを行います。
バージョンアップはもちろん有料です。
新品で購入するよりも安いとはいえ、それでもそれぞれ数万円の出費となります。
例えば私が所有しているアドビ製品4種類をバージョンアップしようとした場合、合計で10万円程が必要です。


無理にバージョンアップする必要があるのかというと微妙なところですが、新しいバージョンはツールとして洗練されていくものですし(たまに例外がありますが・・)、会社は基本的に細かくバージョンアップを行うので、なるべく環境を揃えた方が良いと思います。

そしてなにより、アドビの製品は三回以内にバージョンアップしないと、それ以降はバージョンアップの対象外となってしまうのです。

例えば、私はフォトショップのバージョンCSを持っており、その後CS2、CS3、CS4が発売されました。
つまり、CSを購入した後に三回新バージョンが登場した訳です。

なので、四回目となるCS5が登場する前にバージョンアップしないと、今度は新規購入するしかなくなるという訳です。 これは辛い・・・


フォトショップとイラストレーターはまさにその段階に来ている訳なので、近々バージョンアップしなければいけませんね。
これだけで五万円の出費となります。



CGツールはお金がかかる事は前述の通りですが、実はそれだけではありません。
それらのツールを動かすPCにもお金がかかってしまいます。

これらのツールは基本的にマシンパワーを必要とする物が多く、CPU・メモリ・ビデオカードなどにお金をかけないと、作業が非常に辛くなってきます。

少なくともビデオカードがオンボード(マザーボードと一体型のタイプ)では厳しいですし、今ならマルチコアのCPUや3GB以上のメモリも必須でしょう。
また、可能ならばできるだけ大きなモニターも使用したいところです。

イニシャルコスト(初期費用)だけでなく、ランニングコスト(維持費)もかかってしまうのがCG業務の辛いところでしょうか。



とはいえ、仮にCG環境を揃えるのに百万円かかったとしても、そこで覚えた技術と知識を元に、比較にならないほどの収入を得ている訳ですし、それはこれからも続くでしょう。
自分への先行投資だと思えば、安い物です・・・・多分。

とりあえず、ゲーム業界関連の仕事では、デザイナーが一番お金がかかるのではないでしょうか。
CGは高く付きます。


学生時代にはマックを買った、というか両親に買ってもらったりと、随分すねをかじってきました。
頑張って還元していかねばなりませんね。



2009-05-10(Sun)

一人暮らしの大敵「勧誘」

こんばんは。


ゲーム業界を目指す人は、多くの場合、義務教育が終了した後に大学や専門学校等に進学して学ぶ事になるでしょう。

そう言った場合、ほとんどの人が一人暮らしをする事になると思います。
一人暮らしを始めると、実家で暮らしていた時はあまり縁がなかったイベント、それも嬉しくないイベントに遭遇する機会が激増します。 それはズバリ「勧誘」です。

学生時代はもちろん、就職後にもやってくる勧誘。
勧誘と言っても種類は様々ですので、具体的にご紹介しましょう。



■新聞■

勧誘の代表的なものはコレですね。
私は新聞が好きですし、インターネットやテレビを通じた情報収集と併用して活用する事にメリットを感じるので、新聞をとる事自体はオススメします。

が、既に取っているのに強引に切り替えを迫ってくる他社の勧誘や、半年~一年先の契約を迫ってくる拡張員もいるので注意しましょう。

私は学生時代に新聞配達のアルバイトをしておりまして、配達や集金の大変さは理解しているつもりですが、しつこい勧誘となれば話は別です。
新聞の勧誘を断れないようだと、他の勧誘も断れないと思われます。 頑張りましょう。

ちなみに、契約する場合には洗剤やチケットなどをもらう事が多いですが、これまでの経験だと「洗剤」「ゴミ袋」が一番役に立ちます。
興味のないチケットやビール券よりも、毎日の生活で使用する消耗品が一番役に立ちますね。



■布団・浄水器■

頻度は少な目ですが、時々やってくるのがコレです。

基本的な手口は、「無料で布団の点検にまわっております」とかいって上がり込んできて、布団を見せると「うわ、これはだいぶ痛んでいますね。 健康のためにも買い換えた方が良いです」等と言い始める。
で、相場よりも遥かに高い布団を買わせると言うものです。

浄水器の場合も似たような手口で、台所の水道水を薬品に付けて、変色したところ見せて「こんなにバイ菌が!」といった風に騒ぎ立て、高価な浄水器具を買わせると言うものです。


綺麗な布団や浄水器具は無駄ではありませんが、こういった勧誘からは買わないようにしましょう。



■マンション■

出現頻度も高いですが、単価が大きすぎるので最も注意すべきなのがマンションの勧誘です。

自宅に電話や訪問してくるのが基本的なパターンですが、時々会社にも電話してきます。
私の職場にも年に数回の頻度でかかってきますが、軽くあしらって即切りです。
悲しい事ですが、関係者から業者に名簿が流れているのは間違い無いようです。

極端な例をご紹介しましょう。
以前私が祭日にジョギングをしている際に、モデルルームの前を通過したのですが、突然係員が「見ていってください!」と走り寄って来るではありませんか。

ジョギング中の人間を勧誘する時点で理解不能ですが、「いや、ジョギング中なんですけど」と断ると、なんと
「では、私も一緒にジョギングにお付き合いしますので、終わったら見に行きましょう!」
等と言ってくるではありませんか。 本気で私の理解を超越していました。


なお、マンションの勧誘を断る常套句として、「近々、転職したり、両親の面倒を見るために地元に戻る」というものがあります。

要は「今買っても、近いうちに遠くに引っ越す事になるから要りません」という事なのですが、敵も然る者、最近は対策を用意しています。

例えば「家賃保証システム」等の名目で、すぐに引っ越す羽目になっても、管理会社などが代行して賃貸に出し、家賃収入を支払いに充てる、というようなものです。

一瞬合理的なシステムのように思えなくもないですが、何が悲しくて数千万円も出して買ったマンションに他人を住まわせつつ、ややこしい資金繰りをしなくてはいけないのでしょう?
まったく意味不明で不要です。


また、最近は「マンションを購入後に賃貸として出す事で年金の代わりに」というセールストークがあります。
しかし、今マンションを購入しても、支払いが終了して賃貸分が入ってくるのは数十年後の話です。

その頃には築数十年が経過している訳ですから、当然物件価値も下落しています。
ローンの金額が減る事は有りませんが、物件価値(家賃収入)は時と共に低下します。

結論 = 買う必要なし。 ハッキリ断りましょう。



■ブロードバンド回線■

最近増えてきたのがこれですね。
特に多いのが光ファイバーで、時々CATVやADSLもやってきます。

CATVは主にテレビ番組を見る為に契約しますが、同時にインターネット回線としても利用できます。

良くある例では、「この集合住宅は大家さんの判断でケーブルテレビに対応する事になりました」等と言ってきます。
空き部屋が増加している昨今、CATVや光回線を引いて物件の魅力を高めようとする大家は多いようです。
が、仮にあなたのアパートがCATVに対応したとしても、それを利用するためには有料契約が必要で、その判断を下すのはあなた自身です。

それにもかからず、物件が対応したのだから加入も必要みたいな流れで契約させようとする会社が多いようです。
既にスカパーや光ファイバーを利用しているならCATVは不要です。 よく考えましょう。



この様に、一人暮らしを襲撃(?)する勧誘は多種多様です。

これらの勧誘に共通するのが「今なら割引」という謳い文句。
今契約しないと損しますよー、と言っている訳ですが、まず間違い無くウソなので信用しないようにしましょう。


余談ですが、秋葉原にある某大手家電量販店に行くと、毎日のようにパソコンやテレビを「限定特価! 現品10台限り!」とか言って大安売りをしています。

私はある時その様子を観察していたのですが、安売りしていたテレビ10台が売り切れた数分後、店員が奥から別の10台を引っ張り出してくる様子を目撃してしまいました。

分かっては居ましたが、まあ現実はこんなものです。


人生経験豊富な両親の傘の下から出て行くと、今度は自分で全てを判断しなくてはいけません。
私もそうでしたが、最初は新聞の勧誘とかを断れない事もあるでしょうが、早めに経験を積み、たくましくなってください。

その経験の過程でマンションみたいな巨大な買い物をしませんよう・・・・


2009-05-08(Fri)

8~16bit時代のゲームを遊んでみる

こんばんは。


帰省中に実家の物置に置いてあった昔のゲームを引っ張り出して遊んでみました。
ファミコン・PCエンジン・メガドライブなどの、8~16bit時代のゲーム機です。

いくつか気になったゲームをご紹介しましょう。



【 名前が超単純なゲーム達 】

これは特にファミコン初期の任天堂系タイトルに多いのですが、「ベースボール」「テニス」といったゲームがありました。
また、PCエンジンには「武田信玄」というアクションゲームもありました。

「○○のテニス」とか「○○スタジアム」とかではなく、ジャンル名オンリーです。
「ベースボール」や「武田信玄」とかは既存のスポーツや歴史上の人物の名前なので、おそらくそれ単体では商標登録とかはできないでしょうが、この名称では現在では企画その物が通らないでしょう。

それにしても、ここまで単純明快なタイトルは凄いですね。



【 似ているんだけど少し違う名前 】

これは特にスポーツゲームに多いのですが、昔はチームや選手名などに関する使用許諾を取らず、一文字違いとかでゲームに使用するケースがありました。

例えば、野球ゲームだと、

■駒田(こまだ)選手 → コマッタ
■川相(かわい)選手 → ハワイ
■原(はら)選手 → パパラ

等々、今思えば笑い話のようなネーミングばかりですが、昔はこんなのが普通でした。
現在では色々な意味で通用しない手法ですが、これも昔ならではの風景でしょうか。



【 超デリケートなゲーム達 】

当時のゲームには「データのセーブ」という概念はなく、続きをプレイする時はパスワードを記録(もちろん手書きで)するのが普通でした。
その後しばらくしてバッテリーバックアップが登場し、手軽にデータを保存・再開する事ができるようになったのです。

・・・しかし!
当時のゲーム機(この場合はファミコン)は構造が極めてデリケートでして、ちょっとした衝撃で簡単にデータが消し飛んでいました。
床に落としたり、コツンとぶつけただけで消えてしまう事もありました。

そんなデリケートなバッテリーバックアップですが、当時のゲーム、つまり20数年前のゲームを引っ張り出して遊んでみると、そのほとんどのデータが生きているではありませんか!

メガドライブのいくつかのゲームは既に電池切れでデータが消滅していましたが、ファミコンの構造は別なのでしょうか?
デリケートなのかタフなのか、いったいどっちなのでしょう!?



これらの懐かしきゲーム達は現世代機や携帯端末で移植・リメイクされる機会が増えてきています。
バーチャルコンソールなどでも多数が登場しており、手軽に遊ぶ事が可能です。

しかし、50文字前後のパスワードを書き間違えたり、うっかりデータが吹き飛んで涙を流したりといったドラマ(?)を味わう事はできません。

・・・いや、別に味わう必要は無いかもしれませんね。 
とりあえず、とても懐かしい一時でした。

2009-05-06(Wed)

スーツに憧れる日々

こんばんは。

連休に帰省しておりまして、久々に戻ってきました。
HPやブログの更新も滞りがちでしたが、再び頑張ります。



さて、「隣の芝生は青い」という言葉があります。 人は他(他人)のものは良く見えてしまうという意味の言葉ですが、これは仕事に関しても当てはまるようです。

例えば、収入・勤務時間・休暇の日数など、働いていると他の業界や他人の仕事をうらやましく感じる事は何度もありました。
ゲーム業界は特に動労環境が劣悪な業界なので、なおさらそう見えてしまうのかもしれませんね。


私の場合はどうかと言いますと、残業や休日出勤が多い毎日なので、やはり勤務時間や保証された土日祝祭日などが非常にうらやましく感じます。
後はサービス残業ではない業界は全てうらやましく感じますね。



しかし、それらよりもっとうらやましく感じる事があります。
それはズバリ「スーツを着て仕事をする」という点です。
つまり、背広を着て仕事をやりたいという事なのです。


ゲーム業界はごく一部の例外を除き、基本的に私服で業務を行います。
スーツ着用の会社は業界でも数えるくらいしか無いと思われます。

もちろん、事務職や幹部など、職種によってはスーツを着用する人も居ますが、開発セクションであれば基本的に私服という事になるでしょう。


そんなゲーム業界で働く我々がスーツを着用する機会と言えば、せいぜい事業計画発表会などのイベント時くらいで、頻度で言えば年に数回程度です。

後は私生活における冠婚葬祭の催し物や、転職活動時くらいでしょうか。
・・・後者は幸いな事に(?)まだ未経験ですが。


スーツは堅苦しく、個性を出しにくいという意見も有りますし、確かに一理あると思います。
逆に私服は季節や個性に応じて幅広く選べるというメリットもあります。

しかし、遊びを造るという「仕事と遊びの境界」が曖昧なゲーム業界で働いていて、服装まで私服だとますます生活にメリハリが付かなくなるような気がしてくるのです。

ゲーム業界は、会社によっては規律が非常に緩い所もあり、うっかりすると大学のサークルと勘違いしているような人も居ます。


そこにスーツを持ち込んだからと言って改善される訳ではありません。
しかし、年に数回の「わずかなチャンス」にスーツを着ると、自然と気持ちが引き締まるのを感じます。
やはり生活においてのメリハリは必要だと思いますし、そのような仕事に憧れてしまいます。

ちなみに、私の同僚の一人は、毎朝出社する時に私服で出かけるのを恥ずかしく感じる時があるそうです。
周囲の家の人がスーツで出かける中、一人だけ私服だと無職だと思われそうだ・・・との事です。


残業が無い仕事、休日出勤が無い仕事、憧れる仕事は様々です。
私は「スーツ着用の仕事」に憧れております。

2009-05-02(Sat)

地元のゲーム事情・2009前期版

こんばんは。

休みが潰される事が多いゲーム業界ですが、このゴールデンウィークは無事に休めましたので帰省しております。

この機会に地元のゲーム事情を探ってみようと思います。
それでは行ってみましょう。




まずは地元の街におけるほぼ唯一のゲームセンターであるセガワールドに行ってみました。
セガは先ほどの大リストラで直営店を大量に閉めた訳ですが、とりあえず地元の店舗は生き残った様です。
(近々閉店する事が確定している可能性もありますが・・・)

中に入ってみると、私が学生だった頃はビデオゲームがたくさんあったものの、最近では店内の半分以上がプライズやメダル・スロット系のゲームで占められています。

なによりタバコの臭いが強烈で、非喫煙者である私には五分と居られない状態です。
目も痛くなるし、なにより衣類に臭いが付くのが厳しいですね。

JR全体で喫煙所や喫煙車が撤去されるという昨今、セガワールドの対応は時代に逆行していると言えますが、メダルやスロット系の客の多くが喫煙車であるというのも事実でしょう。

全館禁煙にした場合、来なくなる客と、逆に新規開拓できる客のどちらが多いのでしょうか?




続いてゲームショップ事情を探ってみましょう。

やはり私が学生だった頃は、チェーン店や個人経営など、多数のゲームショップが存在したのですが、現在ではほぼ壊滅状態です。

残っているものと言えば、家電店やショッピングセンターの一角にあるゲームコーナーがメインで、あとはコンビニにわずかに置いてあるゲームくらいですね。

これらのゲームコーナーは当然ですが取り扱っているゲームの種類や在庫をはじめ、店員の商品に対する知識もあまり豊富とは言えません。


ゲームショップが潰れると言う事は、それだけゲームが売れなくなっているという要因が考えられます。

その一方で、田舎でも携帯電話を肌身離さず持ち歩いている人は多く、ゲームもそこ(携帯)で遊んでいる人が多いようです。

ということは、もはやゲームをゲームショップで購入する時代ではないのかもしれません。
携帯電話を介して、各種サイトからオンラインでゲームを購入して携帯上で遊ぶ。

少子化や趣味の多様化はもちろんですが、ゲームを購入したり遊んだりする形態が変化したという方が正しいのかもしれません。


プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

メールやコメントなどを頂けると嬉しいです。 お気軽にどうぞ!

相互リンクなどもよろしくお願いします。

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