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2018-01-21(Sun)

大型新人(猫)来たる!

こんばんは。
年末年始に帰省してきたので、実家のネコ達の様子をご報告します。
北アルプス・裏銀座のレポートはしばしお待ちを。

さて、タイトルにも有るように、なんと実家に帰ったら新人(猫)との思わぬ出会いが有りました。
新入りに関しては全く知らなかったので、かなり愕きました。

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帰宅して二階で猫と戯れていた時、ふと横を向いたら、なんと! 見たことが無い猫が顔を出して居るではありませんか。
しかも「フシャー」と可愛い声を出してこちらを威嚇しております。
そりゃあ突然知らない人間が出現したら、本能的に警戒もするでしょうな。



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話を聞くと、親類宅に迷い込んできた猫をもらい受けてきたとの事。
初めて姿を現した時は、手のひらに載るくらい小さかったとか。



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この子の尻尾は先端が曲がっているのですが、なんとクルッと一回転しております。 これは珍しい。
ちなみに、両親がこの子は雌だと言うのでそう認識していたのですが、
ある時、ふと股間を見たら立派なモノが付いているではありませんか。 どうやら雄だったようです。




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子猫と言えばやんちゃな盛り。 誰彼構わず他の猫達にじゃれつきます。
毎回そうなのですが、子猫が来ると、必ず集中してじゃれつかれる「犠牲者」が出てきます。
で、今回の犠牲者はこの子。 四六時中じゃれつかれており、まさに災難。(笑



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椅子の上で昼寝していると、突然の襲撃で噛みつかれるし踏まれるし、安眠の時は有りません。
表情が「勘弁してくれ」と物語っております。



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たまりかねて新聞紙の下に隠れるも、目ざとく発見されてこの有様。
この新聞紙は私たちがかぶせた訳では無いのですが、よく潜り込みましたね。



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どうやら日々の激戦(?)を通じて打ち解けたらしく、子猫の方もすっかり懐いたようです。
この子達は鰹節が大好物で、よくニャーニャー言っておねだりしてきます。



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遊び疲れた後は2匹仲良くお昼寝。 毛繕いまでしてあげています。
動物は親兄弟達との喧嘩や遊びを通じて、絆を深めたり狩りの技術を学んだりするのだそうです。



ところで、我が家の最年長の猫(手前のキジトラ)ですが、めでたく21年目の新年を迎えました。
人間で言うと既に110歳くらいでしょうか。 本当に長生きしてくれました。

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栄養に配慮した食事、豊富な遊び場、暖かい寝床、予防接種などの医療面など、環境は良かったと思いますが、
それでもここまで長生きできる猫ばかりではありません。 短命に終わった子もたくさん居ました。
この子は今までこれと言った怪我も病気も無く、今なお至って元気です。

さすがに衰えは隠せませんが、年連を考慮すると極めて健康的と言えるでしょう。
このまま更に長生きして欲しいですね。 そのうち猫又に進化するかも?

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2017-12-17(Sun)

北アルプス・裏銀座縦走 その1

こんばんは。

すっかり遅くなってしまいましたが、9月上旬に北アルプスの裏銀座コースを縦走した際のレポートです。
詳細はWebサイトの方に纏めてあるので、ダイジェスト版として読んでいただけたらと思います。

天候の関係で日程を変更したものの、コースの大半を快晴の元で縦走出来て最高でした。
さすが裏銀座と名高いコースだけ有って、文句なしにオススメのコースです。

非常に長い行程だったので、数回に分けてレポートしようと思います。 まずは一回目!



毎日あるぺん号を押さえられなかったので、今回はさわやか信州号を利用しました。
さわやか信州号は「七倉ダム」までは入らないので、途中の信濃大町駅で下車します。

ここからタクシーで移動するわけですが、1人だとお金が掛かるので、なるべく相乗りで行きましょう。
今回は信濃大町駅でもう1人の男性が下車したため、声をかけてタクシーを相乗りする事に。
この人とは妙な縁があり、コースも同じで宿泊先も同じ、三日間あちこちで出会ってすっかり意気投合しました。

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実は、七倉ダムの更に奥にある高瀬ダムが本当の登山口なのですが、そこまでは指定タクシーしか入れません。
徒歩での通行は可能ですが、舗装路を2時間ほど登山靴で歩くのは辛いので、タクシーを使用した方が良いです。
朝5時位にゲームが開くので、時間が近づくとタクシーやバスが列をなして待機しています。



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ダムの真上でタクシーを降りるのですが、ここは風が抜けて寒いので、少し移動して準備をした方が良いです。
この高瀬ダムはロックフィルダムと呼ばれる種類のダムらしいですね。



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トンネルや吊り橋を抜けて30分程歩くと登山口に到着します。 先は長いのでトイレを済ませておきましょう。



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ここからは「ブナ立尾根」と呼ばれる尾根道を歩いて稜線を目指します。
このルートは「日本三大急登」の一つに数えられるらしく、距離と勾配のきつさで有名です。
確かに合戦尾根とかよりは長くキツイかなと思いましたが、良く整備されていて難所も無く、楽しく歩けました。



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尾根には0から12まで番号が振られており、0番が終点の烏帽子小屋となっています。
長い尾根道での進捗状況を把握するために活用しましょう。



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森林限界が近づき、展望が開け始めたら稜線はもう間もなく!
この付近には崩壊地も有るので、安全確実に歩いてください。



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登山口から3時間ほどで稜線に出ました。 直ぐ目の前に有るのが「烏帽子小屋」です。
ここで休息したら烏帽子岳に行ってみましょう。



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裏銀座コースにおける最初の山小屋が烏帽子小屋です。
隣に有る野口五郎小屋とは経営母体が同じで、どちらも青い外観が目印となっています。



休憩したら最初の目標である烏帽子岳を目指すわけですが、実は縦走コースとは真逆の方向に有ります。
長い尾根を登ったら小屋が有り、最初の目標は縦走コースとは反対側。
この辺りは直ぐ向かいにある表銀座コースと非常によく似ていますね。

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ハイマツと花崗岩が美しい砂礫の稜線歩き。 燕岳の風景と実に良く似ています。



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烏帽子小屋から烏帽子岳までは往復一時間程度。 これも燕山荘と燕岳の位置関係によく似ていますね。
正面やや左に見えるピークが「烏帽子岳(えぼしだけ・2628m)」で、今からあの頂にのぼります。



烏帽子岳は縦走路からやや外れた位置に有り、頂上へのルートは途中で分岐しています。
ここまではおよそ20分、ここから先も同じくらいですが、地形が険しくなるので注意してください。

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烏帽子岳と言えばこの巨岩がトレードマークで、鳳凰山のオベリスクに似ていますね。
写真で見ただけでは大きさが把握できませんでしたが、実際に見てみると非常に巨大で迫力が有ります。



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分岐までは穏やかで気持ちの良い稜線歩きでしたが、頂上直下は切り立った岩場になっており、難易度が跳ね上がります。
ある程度の岩場の経験が必要になるので、苦手な人は無理をしない様に。



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巨大な花崗岩によじ登る訳ですが、鎖やステップが整備されており、手がかりや足がかりには困りません。



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途中で細い岩棚をトラバースする場所が有り、ここが一番の難所でしょうか。
鎖は有りますが、落ちたら下手すると最悪の事態になる恐れが有ります。 すれ違いにも注意。



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トラバースを過ぎると頂上はもう目の前です。
あちこちに登れるので真の頂上は今ひとつ判然としませんが、恐らくここでしょうか。



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この平たい岩の上からは360度の展望が楽しめます。 写真は船窪岳や針木岳方面の展望です。



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頂上から直ぐ下に見える池塘群が「四十八池」と呼ばれる場所で、分岐をそのまま進むと行けます。
実は烏帽子岳の最大の魅力はこの四十八池に有るらしく、ミニ尾瀬とも言うべき美しい場所だとか。

今回は残念ながら日程の都合上四十八池には行けませんでしたが、
来年に「扇沢~船窪岳~烏帽子岳」という縦走を計画しており、その途中でじっくりと堪能してくる予定です。



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眼下に見えるのは今朝出発した高瀬ダムですね。
ここまで近くに見えると言う事は、それだけブナ立尾根が急登であると言う事の証。 さすが三大急登!



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高瀬ダムの反対側を見やると、雄大で美しい名峰「薬師岳」の姿が!
稜線の少し下に有る窪地はカール(氷河で削られた地形)で、それが複数並んでいるのがよく分かります。



縦走初日はまだまだ続きますが、レポート第一弾はここまで。 次回をお楽しみに。

急登で知られるブナ立尾根は確かに疲れましたが、整備は十分で歩きやすく、難所も有りません。
そして烏帽子岳の名峰ぶりに愕きました。 気にはなっていましたが、予想以上に素晴らしかったです。
北アルプスでオススメはどこかと問われたら、自信を持ってオススメできる山、それが烏帽子岳です。



2017-11-02(Thu)

コラボしすぎ問題

こんばんは。

最近はすっかりスマホ系の仕事が中心となり、コンシューマ向けのゲームは久しく作っておりません。
他プロジェクトのヘルプなどで携わる事は有りますが、メインでやるのは専らスマホ向けのゲームです。



そのスマホ向けゲームで連想する物は何でしょうか?
人によって色々有ると思いますが、実際に制作に携わっている私が一番に連想するのは「コラボイベント」。
他の作品とのコラボレーションを行い、該当する作品のキャラクターをゲーム中に登場させたりします。

コラボ対象が自社製品の場合も有れば、媒体が異なる漫画やアニメ作品だったりと結構幅は広く、
みなさんもアニメ番組のCM等で「~コラボ実施中!」というお決まりの台詞を聞く事が多いと思います。

そうです、本当に多いんです。 最近はとにかくコラボが多く、常に何らかの作品とコラボしている感覚ですね。
よく言えば相乗効果を高めてウインウインの関係になる訳ですが、
身も蓋もない言い方をすれば、お金を稼ぐのに見境無く必死になっている状況とも言えます。

企業なので一円でも多く稼ぐ為にあれこれやるのは当たり前で何も間違ってはいません。
間違ってはいないのですが、個人的には少々やり過ぎという印象を持っています。



では、個人的に何が「やり過ぎ」だと思うのか?
それはコラボする頻度や数の問題では無く、「コラボする対象」を厳選していないという点です。

「貴様らの作品などコラボしてやるに値せんわ!」と上から目線で言っている訳ではありません。
コラボ元とコラボ先の内容や世界観などが合っていないケースが目立つという事を言いたいのです。

この作品(キャラクター)ならうちのゲームにピッタリだしコラボは是非! という場合も有れば、
どう見たってこのゲームにこの作品(キャラ)は合わないな、という場合も有るわけです。
現代物もあればファンタジー物も有るし、舞台も学園から異世界まで様々ですからね。

その辺を考慮せずに(一応考慮はしているのか?)次から次へと色々な作品の色々なキャラクターが
登場する事になるので、もはやゲームの世界観など有って無い様な状態です。


ゲーム、特にロープレ等を作っていた時は、ゲームの世界観を特に大事にして作っていました。
街やフィールド、登場人物の衣装や台詞に至るまで、世界観が破綻しないように、違和感の無いように慎重に。

が、時代が変わり、ゲームの作り方や遊び方も変わって、私の考えは古くなったのかも知れませんね。
色々な世界観が混在する楽しさこそが今求められているのでしょうか。
(ちょっと古いですが「コナミワイワイワールド」みたいな感じ・・・ちょっと違うか?)



テレビゲームの全盛期からスマホゲームの全盛期まで、ユーザー、そして制作者として過ごしてきた訳ですが、
時々何が正しくて何が間違いなのか迷う事が有ります。 今回もその一例でしょうね。

時代と共にゲームの姿も変わった中で、私が取り残されているのでしょうか?


2017-10-02(Mon)

念願の大キレット突破は最高の天気と共に!

こんばんは。

9/25~9/27の三日間で北アルプスに行ってきました。
実は9月上旬には裏銀座縦走、6月中旬には八ヶ岳縦走に行ってきたのですが、先に今回の山行の紹介です。

今回の最大の目的は、個人的に未経験である大キレットを含む北穂高岳~大喰岳間を縦走する事。
去年の10月に計画しながらも、当日の強風にて撤退した念願のルートであります。
今年から山行計画に際しての天気予報を色々工夫し、より確実性の高い計画を立てられるようにしました。

で、この期間に素晴らしい好天が期待できると確信したので、満を持して行ってきました。
相変わらず夜行バスでは一睡も出来ませんでしたが、大満足の山行となったので結果オーライです。


【今回のルート】
(移動日)
東京駅 ~ 上高地(夜行バス)

(1日目)
上高地 ~ 横尾 ~ 北穂高小屋

(2日目)
北穂高小屋 ~ 大キレット ~ 南岳 ~ 中岳 ~ 大喰岳 ~ 槍ヶ岳
槍ヶ岳 ~ ヒュッテ大槍

(3日目)
ヒュッテ大槍 ~ 横尾 ~ 上高地

【今回のコースタイム】
上高地 ~ 横尾 : 127分
横尾 ~ 涸沢ヒュッテ : 130分
涸沢小屋 ~ 北穂高小屋 : 140分

北穂高小屋  ~ 南岳小屋 : 155分
南岳小屋 ~ 槍ヶ岳山荘 : 170分
槍ヶ岳山荘 ~ ヒュッテ大槍 : 30分

ヒュッテ大槍 ~ 上高地 : 325分



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常念岳からみた槍ヶ岳~穂高岳の勇姿です。
去年の7月に上高地から北穂高岳を縦走しましたが、今回は北穂高岳から槍ヶ岳までを縦走するのが目的です。
これらの区間はこのエリアでも屈指の難路揃いで、体力はもちろん技術においても上級者向けとされます。



上高地から横尾経由で「涸沢」にやってきました。
標高1500mの上高地から800m程登ってきましたが、今夜の宿はさらに800m程上がった場所に有ります。
直線距離で800mなら直ぐですが、標高差800mなので簡単ではありません。

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今夜の宿「北穂高小屋」「北穂高岳(3106m)」の頂上直下に有ります。
私が知る限り、国内で最も凄い場所に有る山小屋で、遠くから見ると南米辺りの天空都市みたいな雰囲気ですね。



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涸沢と言えば紅葉が有名ですが、この時はまだ4割程度と言った感じで、来週辺りがピークでしょうね。
紅葉と緑、そして青い空と岩稜の無彩色。 まるで油絵の様な面白い色合いが楽しめました。



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前回は立ち寄っただけの北穂高小屋ですが、今回は旅の目的の一つでもあります。
素晴らしい展望と美味しい食事が評判で、夕食の生姜焼きはなかなかの味でした。



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北穂高岳の頂上までは小屋から30秒ほどと近く、もちろん展望は最高です。
明日歩く予定の槍ヶ岳方面の展望は素晴らしく、ガスに包まれる大キレットは実に神々しい・・・



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翌日は期待通り、いや、それ以上の好天で始まりました。 登山を始めて以来、一番の晴天かもしれません。
これから歩く大キレットから槍ヶ岳に至るルートが朝日に染まっております。



北穂高岳と南岳を結ぶルートが有名な「大キレット」で、日本アルプス有数の難所として知られます。
同等の難易度を持つ北穂高岳~涸沢岳の区間は去年通ったので、満を持してのチャレンジと言う訳ですね。
北穂高小屋のテラスに居た人から声援を貰い、気力フルチャージでいざ出発!

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北穂高小屋を出発すると直ぐに大キレットに突入することになるのですが、まずは急斜面を大きく下ります。
斜度がキツイ上にガレており、落石や滑落の危険が大きく、正直あまり歩きたくない地形でした。



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この付近は「滝谷」と呼ばれ、国内屈指の険しい岩場として知られます。
その頂上付近に立つのが北穂高小屋ですが、遠くから見ると実に恐ろしい場所に建っておりますな・・・
個人的に、怖い場所と言う物は、現地に立つよりも、遠くから全体を見渡した時の方がより恐怖を感じますね。



大キレットを含むこの稜線は、長野県松本市と岐阜県高山市の境界線に位置しており、
縦走中は長野側と岐阜側を何度も行ったり来たりしながら進む事になります。

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北アルプス屈指の難ルートですが、鎖やプレートなどで整備され昔に比べると楽になったのも事実。
実力と装備を備え、天候に留意すれば十分に通行可能なルートです。
が、転落したら死は免れない難所が続くのもまた事実。 くれぐれも安易に踏み込まないようにしましょう。



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北穂高岳からある程度下ると、今度は間もなく「飛騨泣き」と呼ばれる場所に差し掛かります。
ここは大キレットの中でも特に危険な場所として知られており、転落したら多分死ぬので要注意。

写真の場所も有名なポイントで、鎖とプレートを駆使して横移動します。 蟹のヨコバイみたいな場所ですね。
足下のハイマツで一見安心感を覚えますが、実際は数百メートルも切れ落ちており、転落したら人生終了です。

この付近に設置されている鎖は非常に太く、その太さはこの場所がいかに危険かのバロメーターでもあります。
が、太すぎる鎖は掴みにくく、余計に難易度が増している気がするのですが・・・



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途中で、というか何度も垂直の断崖絶壁を通過するのですが、特に困ったのがこの場所ですね。
なんと、北穂高岳の方から来た場合、足下が完全に死角になって地形が見えないのです。
鎖にしがみつきつつ、足場を探りながら慎重に降りるしか有りません。

大キレットは一般的に南岳の方から進んだ方が安全と言われますが、実際に歩いてみて納得しました。
北穂高岳から飛騨泣き付近は明らかに下るより登った方が安全に通過できますね。



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右奥に見える突き出た絶壁が「Hピーク(長谷川ピーク)」と呼ばれる場所で、大キレットの名所?でもあります。
ひとまずあそこを目指して進みますが、この付近はひたすら難所が続くので心身共に疲れますね。



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断崖絶壁をよじ登って長野側に出ますが、ここばかりは逆から下る方が怖いでしょうね。
反対方向から来る人も居るので、必ず周囲を確認してから登り始めましょう。



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ようやく「Hピーク(長谷川ピーク・2841m地点)」に到着しました。
おおよそ大キレットの中間地点であり、ここから先は比較的楽な地形が続きます。
遠くに見えるのは「笠ヶ岳(かさがたけ・2897m)」と双六岳方面へ繋がる稜線ですね。

この岩場のへりに腰掛けて休息する人が居ますが、後の方は遥か下まで切れ落ちた断崖絶壁になっています。
転落したら絶対に助からないので、あまり近づかない方がいいと思いますよ。



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ここから先は比較的楽な地形が続くのですが、間違っても気を抜いてはいけません。
特に要注意なのが、両脇は深く切れ落ちた急斜面であると言う点。
もし滑落したら数百m、下手すると1000m程ノンストップで滑落すると思われ、当然ですが絶対助かりません。
森林限界を超えた稜線ルートは、滑落した際に体を止めてくれる樹木が無いのです。



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途中でどう見てもテント泊用に整地された場所を発見しました。
日本アルプス全域では指定箇所以外でのテント泊は禁止されており、当然ですがここも禁止区域に含まれます。
やむない緊急時のビバークで使用した跡なのか、それとも違法テント泊の跡なのかは不明です。



長かった大キレットもほぼ終わり、最後は南岳へ直登してフィニッシュとなります。

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矢印の区間を登る訳ですが、遠くから見ると、とても人間が登れる様には思えません。
しかし、実際にはちゃんと登山道が有るので大丈夫です。 もちろん、かなりの急登ですが・・・



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急登を登りきると、直ぐ目の前に「南岳小屋」が有り、南岳のピークはその向こうに有ります。
大キレットは確かに難所ですが、その両端に山小屋が有るので非常に心強いですね。



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ここから先は「南岳(3032m)」「中岳(3084m)」「大喰岳(3101m)」、そして「槍ヶ岳(3180m)」と3000m級の山が連なります。
頂上の高さだけ見ると大差ないですが、実際は頂上直下にキツイ急登が待っており、かなり体力を消耗します。
空気が薄い上に強烈な陽差しを遮る樹木は一切無く、悪天候時は道迷いや気象遭難の危険も有ります。



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「大喰岳(おおばみだけ)」までやってくると槍ヶ岳はもう目の前です。
最後のアップダウンが疲れた体に応えますが、あと一踏ん張り頑張りましょう。



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今回の最大の目的は大キレットを含む稜線ルートの縦走だったので、槍ヶ岳登頂はパスしても良かったのですが、
体力も時間も余裕があり、なにより天候が素晴らしかったので、せっかくなので登っておくことにしました。
大体正午頃からガスに巻かれる事が多いのですが、この日は終日素晴らしい天気が続いてくれました。

頂上へのルートは去年来た時と比べると、鎖やボルトが交換・追加され、登りやすくなっていました。



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槍ヶ岳の頂上は展望が素晴らしく、何度登っても飽きないですね。
この日は単に晴れているというだけではなく、風がほとんど無かった点も最高でした。
風が強いと大キレットや稜線の通過は非常に厳しくなり、実際に去年はそれが理由で断念しましたからね。



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槍ヶ岳の頂上でのんびりと過ごしたあとは、東鎌尾根を通って今夜の宿「ヒュッテ大槍」へ移動します。
途中で振り返ると槍ヶ岳の勇姿が見事! 個人的にはこの場所から見上げる姿が一番カッコイイですね。



本日の宿泊地「ヒュッテ大槍」に到着しました。
燕山荘グループの一つなので、ポイントカードを持っていれば是非押して貰いましょう。

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北穂高小屋とヒュッテ大槍は以前から気になっていた小屋で、これらの小屋に泊まるのも目的の一つでした。
宿泊先として丁度良いようにコースを調整し、大キレット共々実現できて大満足です。

この小屋は食事の美味しさで知られていますが、なるほど確かに手の込んだメニューで美味しかったです。
一見水が乏しそうな場所に有りますが、下の水源からポンプアップしており、意外にも水は豊富でした。
500円で飲み放題のドリンクバーがお勧めです。



こうして北アルプス縦走の旅は無事に終わりました。
去年果たせなかった大キレット突破と、気になっていた山小屋泊の両方を達成できて大満足です。
かつて無いほど素晴らしい好天にも恵まれたのも大きかったですね。

今年はずっと悪天候に悩まされていましたが、8月下旬から9月にかけて好天に恵まれた結果、
立山・剱、裏銀座縦走、大キレット突破など、少ないながらも充実した山行を実現できました。
今年のシーズンも残り少なくなりましたが、そろそろ打ち止めでしょうか。

2017-08-31(Thu)

待ちに待った今夏最初のアルプスは立山・剱!

こんばんは。

まもなく夏も終わろうとしていますが、ようやく今年の夏山シーズン一回目のアルプス登山を実現できました。
今年は去年以上に天候に恵まれず、結局梅雨は明けずに、夏を飛ばして秋になってしまいました。

今年はもうダメかと思っていた先日、ようやく晴れてくれたので、急遽北アルプスに行ってきました。
「急遽」とは言っても、先月から荷造りをしていつでも出撃できる状態だったのですが。


今回の目的地は立山連峰の「剱岳(つるぎだけ・2999m)」。 
国内屈指の名峰であり、高難易度の山として知られる剱岳です。
合わせて立山三山の縦走も行い、晴天の元で最高の山旅を堪能することが出来ました。


【今回の日程】
(1日目)
東京駅 ~ 立山室堂(北陸新幹線・富山地鉄・立山アルペンルート)
立山室堂 ~ 剱御前小屋 → 剣山荘(泊)

(2日目)
剣山荘 ~ 剱岳 ~ 剣山荘
剣山荘 ~ 剱御前小屋 ~ 別山 ~ 真砂岳 ~ 富士ノ折立 ~ 大汝山 ~ 雄山 ~ 立山室堂
立山室堂 ~ 東京駅(北陸新幹線・富山地鉄・立山アルペンルート)

【今回のコースタイム】
室堂 ~ 剱御前小屋 : 110分
剱御前小屋 ~ 剣山荘 : 60分

剣山荘 ~ 剱岳頂上 : 120分
剱岳頂上 ~  剣山荘 : 110分
剣山荘 ~  剱御前小屋 : 50分
釼御前小屋 ~  別山 : 30分
別山 ~ 内蔵助山荘 ~ 雄山 ~ 一ノ越 ~ 室堂 : 220分



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剱岳へ行く方法はいくつか有りますが、今回は北陸新幹線を利用してみました。
夜行バスと比べると出費が大きく、スタート時刻が遅くなると言うデメリットは有りますが、
狭くて寝られない夜行バスが苦手な私にとっては、広くて快適な新幹線はとてもありがたい存在です。
E7系新幹線に乗車するのは初めてでしたが、とても格好良くて素敵ですね。



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富山駅からは富山地方鉄道等を乗り継ぎ、立山室堂まではおよそ2時間程の旅となります。
いかにもなローカル路線ですが、観光需要が高いため、 なんとダブルデッカー車両が有りました。



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やってきました「立山室堂」。 上高地や千畳敷カールと並ぶ、国内屈指の高原リゾート地です。
3000m級の山に囲まれた素晴らしい景色! 天気も最高で、早くもテンションはマックス状態です。


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途中で「雷鳥沢キャンプ場」を通るのですが、とにかく展望が素晴らしい場所です。
近隣には外来入浴可能な温泉も有り、ここでのんびり過ごすだけでも楽しいでしょうね。



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雷鳥沢キャンプ場から先は「雷鳥坂」という急登が続くのですが、これがくせ者で、かなり疲れました。
しかし、それを越えると目の前に剱岳の勇姿が飛び込んできて、思わず身震いすると同時に感動!
明日はあの頂に挑むわけですが、いよいよこの時がやってきたのかと感慨深いですね。



本日の宿「剣山荘」は、このエリアでは最も剱岳に近い小屋として知られています。

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建物はとても綺麗でスタッフの対応も丁寧。 食事も美味しく、なにより温水シャワーを無料で使用できるのが嬉しいです。
数年前の資料だと夕食はトンカツがメインだったのですが、現在はハンバーグや海老フライの様ですね。
剱岳アタックの拠点として申し分ない宿でした。


ところで、明日はいよいよ剱岳の頂上ヘアタックする日なのですが、ここで予定を少し変更する事にしました。
当初は明日は剱岳のみに登頂し、その後室堂周辺で一泊し、翌日立山三山を縦走して帰宅する予定でした。
しかし、ここにきて翌々日の予報が悪化し、雨はともかく展望が期待できない状況になってきたのです。

また、登頂予定日が平日の月曜であるにも関わらず、予想以上に小屋の宿泊客が多く、
近隣の小屋やキャンプ場の宿泊客も考慮すると、当日は200名程が剱岳へ登ると予想されました。
剱岳は人気が高い故に渋滞が発生することが多く、時には登頂を諦めて下山する人も出る程です。

これらの点を考慮し、明日は夜明け前から行動を開始し、剱岳の後にそのまま立山三山を縦走し、その日のうちに帰宅する事にしました。 かなりの強行軍となりますが、この日の為に準備してきたので行けると判断しました。



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いよいよアタック当日となりました。
3時に起床し、事前に受け取っていた弁当を食べ、3時40分に出発! 当然ですがまだ真夜中です。



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丹沢や富士山以来、久々のナイトハイクです。 登山道は空いているし涼しいのでとても快適です。
後ろを振り返ると、剱澤小屋や近隣のキャンプ場から点々とヘッドライトの明かりが続いていました。
早立ちする人がそろそろ動き始めたようですね。



剱岳には数え切れない程の鎖場が有るのですが、なかでも主要な場所には番号が振られています。
ここは5番鎖場で、この辺から難易度が急激に高くなるので、特に悪天候時は注意してください。

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細い鉄製の橋を渡り、切れ落ちた断崖絶壁の岩棚をトラバースします。
この場所に限った話ではありませんが、剱岳の難所は転落が死に直結する場所ばかりなので気を抜けません。



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ぼちぼち夜が明けてきてヘッドライトは不要となりました。
目の前には素敵な断崖絶壁が聳えていますが、剱岳においてはまだ易しい方ですね。



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ここは「平蔵の頭」と呼ばれる難所で、7番目の鎖場となります。
ここに至っては足がかりとなる様な窪みすら無く、鎖と鉄杭に頼るしか有りません。



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平蔵の頭を越えるとすぐさま下るのですが、下った先は深く切れ落ちた谷になっていて迫力が有ります。
万が一転落したら即死。 もし助かっても谷に転落して何百メートル滑落するのか想像も付きません。
人によっては最も恐怖を感じる場所かもしれませんね。


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この絶壁を下ってきました。 まさしく垂直の断崖絶壁で、岩稜地帯が好きな人にはたまらない場所です。



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直ぐ隣に有る鎖は下山専用ルートです。
槍ヶ岳同様、剱岳も核心部は登りルートと下りルートが別に用意されています。


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「登山道」とはいえど、どう見ても「道」ではなく「壁」ですな。



ついに9番目の鎖場、通称「カニのたてばい」にやってきました。 

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30m程でしょうか、切り立った断崖絶壁を登ります。 頂上直下の最後の難所ですね。
こうして見るとさすがに迫力が有りますが、同時に問題無く通過できると確信を持てました。
この日の為に色々経験を積んできた甲斐が有ったという物です。

なお、ここは名所や難所で有ると同時に、渋滞が発生する場所としても有名です。
場合によっては数時間も待たされる事が有るので、やはり空いている早朝に行くに限りますね。



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カニのタテバイの構造を簡単に説明すると、最初に少し横に移動し、その後ひたすら垂直に登り、
最後に再び横に移動します。 7割ほど登った辺りの足がかりが乏しいので注意してください。



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カニのタテバイは登り最後の難所ですが、それを越えてもしばらく急登が続きます。



ついに「剱岳(つるぎだけ・2999m)」の頂上に到着!  剣山荘からはほぼ2時間でした。

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いや~、さすがの大展望ですね。 歯応えの有るルートだったので感無量です。



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この日の早朝は高度5000m付近に雲がありましたが、山脈付近に雲は無く、空気も澄んでいて展望は最高です。
周辺の北アルプスはもちろん、遠く南アルプスや八ヶ岳連峰、富士山など全ての山が見渡せました。
ここまで遠くまで見渡せる機会はそうそう無いと思います。
今年最初のアルプス、そして人生で最初の剱岳が展望に恵まれて嬉しいですね。



名残惜しいですが山頂を後にして下山開始です。
すぐさま10番目の鎖場、通称「カニのよこばい」が出現しますが、ここも有名な難所ですね。

少し見にくいですが足下にある赤い矢印の下に窪みが有るので、そこに足を入れて体を支えます。
上からは全く足場が見えず、転落したら間違いなく即死なので慎重に。

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鎖の下に有る窪みを足場にして横移動します。 その様子がカニに見えるというのがその由来との事。
最初の一歩が難しいですが、そこさえクリアすれば後は問題有りません。
個人的には大崩山の像岩トラバースの方が怖いと感じましたが、いずれも落ちたら人生終了の難所です。



ひたすら断崖絶壁を上り下りする剱岳ですが、意外なことに梯子場は少なく、確かここ一箇所だけでした。

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梯子自体は頑丈な作りなので、三点支持を守って慎重に移動すれば問題有りません。
梯子の下も引き続き断崖絶壁ですが、飽きるほど断崖絶壁のオンパレードだったので、もはや感動も無し。(笑



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梯子場の直ぐ後にはルート上で唯一のトイレが有ります。 
さすがにバイオトイレではありませんが、有り難い存在ですね。 場合によっては避難小屋として使えるかも知れません。



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出発しておよそ四時間程で剣山荘に帰ってきました。
小屋が見えると安心しますが、統計では難所を過ぎた後に事故が多いそうですね。
油断や疲れが事故を誘発するのかもしれません。 最後まで気を緩めずに頑張りましょう。

小屋で休息して荷物を整理したら、引き続き立山三山縦走に出発します。
剣山荘から釼御前小屋までのルートは3本有りますが、真ん中のルートには数カ所の雪渓が有るので要注意。
個人的には剱沢キャンプ場を通るルートをお勧めします。



本日の後半戦は「立山三山」の縦走です。
立山というのは山の集まり(連峰)の名前で、「雄山」「富士ノ折立」「大汝山」を立山と読んでいます。

岩の塊である剱岳に比べると難所は全く有りませんが、3000m級の稜線はアップダウンが激しくとても疲れます。
しかも早朝3時に起きて剱岳を登ってきた後ですから疲労が溜まって正直バテました。
岩稜地帯の剱岳だったのでストックを持ってこなかったのですが、もの凄く後悔しました・・・

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疲れはしましたが稜線からの展望は最高で、右手には室堂、左手には黒部渓谷の展望が楽しめる良いコースです。
緑色をしているのが黒部湖で、中央部に有るのが有名な黒部ダムですね。



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雄山の神社を過ぎると室堂へ向かって下るのですが、この区間がかなりのくせ者でした。
結構な距離が有る上に傾斜がきつく、しかも全般的にザレ場・ガレ場の連続です。
普段山に登らないような人が迂闊に参拝目的でやってくると、思わぬ酷い目に有うかも知れません。



こうして今夏初のアルプス山行は無事に終わりました。
ひたすら悪天候に泣かされた夏でしたが、初めての剱・立山は素晴らしい天気に恵まれて最高でした。
今度は室堂を起点に、大日岳や薬師岳方面への縦走もやってみたいですね。
ストックだけは必ず持ってくるように注意して・・・


プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
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業種ゲーム業界
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趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

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残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

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