2017-10-02(Mon)

念願の大キレット突破は最高の天気と共に!

こんばんは。

9/25~9/27の三日間で北アルプスに行ってきました。
実は9月上旬には裏銀座縦走、6月中旬には八ヶ岳縦走に行ってきたのですが、先に今回の山行の紹介です。

今回の最大の目的は、個人的に未経験である大キレットを含む北穂高岳~大喰岳間を縦走する事。
去年の10月に計画しながらも、当日の強風にて撤退した念願のルートであります。
今年から山行計画に際しての天気予報を色々工夫し、より確実性の高い計画を立てられるようにしました。

で、この期間に素晴らしい好天が期待できると確信したので、満を持して行ってきました。
相変わらず夜行バスでは一睡も出来ませんでしたが、大満足の山行となったので結果オーライです。


【今回のルート】
(移動日)
東京駅 ~ 上高地(夜行バス)

(1日目)
上高地 ~ 横尾 ~ 北穂高小屋

(2日目)
北穂高小屋 ~ 大キレット ~ 南岳 ~ 中岳 ~ 大喰岳 ~ 槍ヶ岳
槍ヶ岳 ~ ヒュッテ大槍

(3日目)
ヒュッテ大槍 ~ 横尾 ~ 上高地

【今回のコースタイム】
上高地 ~ 横尾 : 127分
横尾 ~ 涸沢ヒュッテ : 130分
涸沢小屋 ~ 北穂高小屋 : 140分

北穂高小屋  ~ 南岳小屋 : 155分
南岳小屋 ~ 槍ヶ岳山荘 : 170分
槍ヶ岳山荘 ~ ヒュッテ大槍 : 30分

ヒュッテ大槍 ~ 上高地 : 325分



登山_アルプス11_001

常念岳からみた槍ヶ岳~穂高岳の勇姿です。
去年の7月に上高地から北穂高岳を縦走しましたが、今回は北穂高岳から槍ヶ岳までを縦走するのが目的です。
これらの区間はこのエリアでも屈指の難路揃いで、体力はもちろん技術においても上級者向けとされます。



上高地から横尾経由で「涸沢」にやってきました。
標高1500mの上高地から800m程登ってきましたが、今夜の宿はさらに800m程上がった場所に有ります。
直線距離で800mなら直ぐですが、標高差800mなので簡単ではありません。

登山_アルプス11_002

登山_アルプス11_003

登山_アルプス11_004

今夜の宿「北穂高小屋」「北穂高岳(3106m)」の頂上直下に有ります。
私が知る限り、国内で最も凄い場所に有る山小屋で、遠くから見ると南米辺りの天空都市みたいな雰囲気ですね。



登山_アルプス11_005

涸沢と言えば紅葉が有名ですが、この時はまだ4割程度と言った感じで、来週辺りがピークでしょうね。
紅葉と緑、そして青い空と岩稜の無彩色。 まるで油絵の様な面白い色合いが楽しめました。



登山_アルプス11_006

登山_アルプス11_007

前回は立ち寄っただけの北穂高小屋ですが、今回は旅の目的の一つでもあります。
素晴らしい展望と美味しい食事が評判で、夕食の生姜焼きはなかなかの味でした。



登山_アルプス11_008

登山_アルプス11_009

北穂高岳の頂上までは小屋から30秒ほどと近く、もちろん展望は最高です。
明日歩く予定の槍ヶ岳方面の展望は素晴らしく、ガスに包まれる大キレットは実に神々しい・・・



登山_アルプス11_010

登山_アルプス11_011

翌日は期待通り、いや、それ以上の好天で始まりました。 登山を始めて以来、一番の晴天かもしれません。
これから歩く大キレットから槍ヶ岳に至るルートが朝日に染まっております。



北穂高岳と南岳を結ぶルートが有名な「大キレット」で、日本アルプス有数の難所として知られます。
同等の難易度を持つ北穂高岳~涸沢岳の区間は去年通ったので、満を持してのチャレンジと言う訳ですね。
北穂高小屋のテラスに居た人から声援を貰い、気力フルチャージでいざ出発!

登山_アルプス11_012

登山_アルプス11_013

北穂高小屋を出発すると直ぐに大キレットに突入することになるのですが、まずは急斜面を大きく下ります。
斜度がキツイ上にガレており、落石や滑落の危険が大きく、正直あまり歩きたくない地形でした。



登山_アルプス11_014

この付近は「滝谷」と呼ばれ、国内屈指の険しい岩場として知られます。
その頂上付近に立つのが北穂高小屋ですが、遠くから見ると実に恐ろしい場所に建っておりますな・・・
個人的に、怖い場所と言う物は、現地に立つよりも、遠くから全体を見渡した時の方がより恐怖を感じますね。



大キレットを含むこの稜線は、長野県松本市と岐阜県高山市の境界線に位置しており、
縦走中は長野側と岐阜側を何度も行ったり来たりしながら進む事になります。

登山_アルプス11_015

登山_アルプス11_016

北アルプス屈指の難ルートですが、鎖やプレートなどで整備され昔に比べると楽になったのも事実。
実力と装備を備え、天候に留意すれば十分に通行可能なルートです。
が、転落したら死は免れない難所が続くのもまた事実。 くれぐれも安易に踏み込まないようにしましょう。



登山_アルプス11_017

北穂高岳からある程度下ると、今度は間もなく「飛騨泣き」と呼ばれる場所に差し掛かります。
ここは大キレットの中でも特に危険な場所として知られており、転落したら多分死ぬので要注意。

写真の場所も有名なポイントで、鎖とプレートを駆使して横移動します。 蟹のヨコバイみたいな場所ですね。
足下のハイマツで一見安心感を覚えますが、実際は数百メートルも切れ落ちており、転落したら人生終了です。

この付近に設置されている鎖は非常に太く、その太さはこの場所がいかに危険かのバロメーターでもあります。
が、太すぎる鎖は掴みにくく、余計に難易度が増している気がするのですが・・・



登山_アルプス11_018

途中で、というか何度も垂直の断崖絶壁を通過するのですが、特に困ったのがこの場所ですね。
なんと、北穂高岳の方から来た場合、足下が完全に死角になって地形が見えないのです。
鎖にしがみつきつつ、足場を探りながら慎重に降りるしか有りません。

大キレットは一般的に南岳の方から進んだ方が安全と言われますが、実際に歩いてみて納得しました。
北穂高岳から飛騨泣き付近は明らかに下るより登った方が安全に通過できますね。



登山_アルプス11_019

右奥に見える突き出た絶壁が「Hピーク(長谷川ピーク)」と呼ばれる場所で、大キレットの名所?でもあります。
ひとまずあそこを目指して進みますが、この付近はひたすら難所が続くので心身共に疲れますね。



登山_アルプス11_020

登山_アルプス11_021

断崖絶壁をよじ登って長野側に出ますが、ここばかりは逆から下る方が怖いでしょうね。
反対方向から来る人も居るので、必ず周囲を確認してから登り始めましょう。



登山_アルプス11_022

ようやく「Hピーク(長谷川ピーク・2841m地点)」に到着しました。
おおよそ大キレットの中間地点であり、ここから先は比較的楽な地形が続きます。
遠くに見えるのは「笠ヶ岳(かさがたけ・2897m)」と双六岳方面へ繋がる稜線ですね。

この岩場のへりに腰掛けて休息する人が居ますが、後の方は遥か下まで切れ落ちた断崖絶壁になっています。
転落したら絶対に助からないので、あまり近づかない方がいいと思いますよ。



登山_アルプス11_023

ここから先は比較的楽な地形が続くのですが、間違っても気を抜いてはいけません。
特に要注意なのが、両脇は深く切れ落ちた急斜面であると言う点。
もし滑落したら数百m、下手すると1000m程ノンストップで滑落すると思われ、当然ですが絶対助かりません。
森林限界を超えた稜線ルートは、滑落した際に体を止めてくれる樹木が無いのです。



登山_アルプス11_024

途中でどう見てもテント泊用に整地された場所を発見しました。
日本アルプス全域では指定箇所以外でのテント泊は禁止されており、当然ですがここも禁止区域に含まれます。
やむない緊急時のビバークで使用した跡なのか、それとも違法テント泊の跡なのかは不明です。



長かった大キレットもほぼ終わり、最後は南岳へ直登してフィニッシュとなります。

登山_アルプス11_025

登山_アルプス11_026

矢印の区間を登る訳ですが、遠くから見ると、とても人間が登れる様には思えません。
しかし、実際にはちゃんと登山道が有るので大丈夫です。 もちろん、かなりの急登ですが・・・



登山_アルプス11_027

急登を登りきると、直ぐ目の前に「南岳小屋」が有り、南岳のピークはその向こうに有ります。
大キレットは確かに難所ですが、その両端に山小屋が有るので非常に心強いですね。



登山_アルプス11_028

ここから先は「南岳(3032m)」「中岳(3084m)」「大喰岳(3101m)」、そして「槍ヶ岳(3180m)」と3000m級の山が連なります。
頂上の高さだけ見ると大差ないですが、実際は頂上直下にキツイ急登が待っており、かなり体力を消耗します。
空気が薄い上に強烈な陽差しを遮る樹木は一切無く、悪天候時は道迷いや気象遭難の危険も有ります。



登山_アルプス11_029

「大喰岳(おおばみだけ)」までやってくると槍ヶ岳はもう目の前です。
最後のアップダウンが疲れた体に応えますが、あと一踏ん張り頑張りましょう。



登山_アルプス11_030

今回の最大の目的は大キレットを含む稜線ルートの縦走だったので、槍ヶ岳登頂はパスしても良かったのですが、
体力も時間も余裕があり、なにより天候が素晴らしかったので、せっかくなので登っておくことにしました。
大体正午頃からガスに巻かれる事が多いのですが、この日は終日素晴らしい天気が続いてくれました。

頂上へのルートは去年来た時と比べると、鎖やボルトが交換・追加され、登りやすくなっていました。



登山_アルプス11_031

登山_アルプス11_032

槍ヶ岳の頂上は展望が素晴らしく、何度登っても飽きないですね。
この日は単に晴れているというだけではなく、風がほとんど無かった点も最高でした。
風が強いと大キレットや稜線の通過は非常に厳しくなり、実際に去年はそれが理由で断念しましたからね。



登山_アルプス11_034

槍ヶ岳の頂上でのんびりと過ごしたあとは、東鎌尾根を通って今夜の宿「ヒュッテ大槍」へ移動します。
途中で振り返ると槍ヶ岳の勇姿が見事! 個人的にはこの場所から見上げる姿が一番カッコイイですね。



本日の宿泊地「ヒュッテ大槍」に到着しました。
燕山荘グループの一つなので、ポイントカードを持っていれば是非押して貰いましょう。

登山_アルプス11_033

登山_アルプス11_035

北穂高小屋とヒュッテ大槍は以前から気になっていた小屋で、これらの小屋に泊まるのも目的の一つでした。
宿泊先として丁度良いようにコースを調整し、大キレット共々実現できて大満足です。

この小屋は食事の美味しさで知られていますが、なるほど確かに手の込んだメニューで美味しかったです。
一見水が乏しそうな場所に有りますが、下の水源からポンプアップしており、意外にも水は豊富でした。
500円で飲み放題のドリンクバーがお勧めです。



こうして北アルプス縦走の旅は無事に終わりました。
去年果たせなかった大キレット突破と、気になっていた山小屋泊の両方を達成できて大満足です。
かつて無いほど素晴らしい好天にも恵まれたのも大きかったですね。

今年はずっと悪天候に悩まされていましたが、8月下旬から9月にかけて好天に恵まれた結果、
立山・剱、裏銀座縦走、大キレット突破など、少ないながらも充実した山行を実現できました。
今年のシーズンも残り少なくなりましたが、そろそろ打ち止めでしょうか。

2017-08-31(Thu)

待ちに待った今夏最初のアルプスは立山・剱!

こんばんは。

まもなく夏も終わろうとしていますが、ようやく今年の夏山シーズン一回目のアルプス登山を実現できました。
今年は去年以上に天候に恵まれず、結局梅雨は明けずに、夏を飛ばして秋になってしまいました。

今年はもうダメかと思っていた先日、ようやく晴れてくれたので、急遽北アルプスに行ってきました。
「急遽」とは言っても、先月から荷造りをしていつでも出撃できる状態だったのですが。


今回の目的地は立山連峰の「剱岳(つるぎだけ・2999m)」。 
国内屈指の名峰であり、高難易度の山として知られる剱岳です。
合わせて立山三山の縦走も行い、晴天の元で最高の山旅を堪能することが出来ました。


【今回の日程】
(1日目)
東京駅 ~ 立山室堂(北陸新幹線・富山地鉄・立山アルペンルート)
立山室堂 ~ 剱御前小屋 → 剣山荘(泊)

(2日目)
剣山荘 ~ 剱岳 ~ 剣山荘
剣山荘 ~ 剱御前小屋 ~ 別山 ~ 真砂岳 ~ 富士ノ折立 ~ 大汝山 ~ 雄山 ~ 立山室堂
立山室堂 ~ 東京駅(北陸新幹線・富山地鉄・立山アルペンルート)

【今回のコースタイム】
室堂 ~ 剱御前小屋 : 110分
剱御前小屋 ~ 剣山荘 : 60分

剣山荘 ~ 剱岳頂上 : 120分
剱岳頂上 ~  剣山荘 : 110分
剣山荘 ~  剱御前小屋 : 50分
釼御前小屋 ~  別山 : 30分
別山 ~ 内蔵助山荘 ~ 雄山 ~ 一ノ越 ~ 室堂 : 220分



登山_剱岳_01_001

剱岳へ行く方法はいくつか有りますが、今回は北陸新幹線を利用してみました。
夜行バスと比べると出費が大きく、スタート時刻が遅くなると言うデメリットは有りますが、
狭くて寝られない夜行バスが苦手な私にとっては、広くて快適な新幹線はとてもありがたい存在です。
E7系新幹線に乗車するのは初めてでしたが、とても格好良くて素敵ですね。



登山_剱岳_01_002

富山駅からは富山地方鉄道等を乗り継ぎ、立山室堂まではおよそ2時間程の旅となります。
いかにもなローカル路線ですが、観光需要が高いため、 なんとダブルデッカー車両が有りました。



登山_剱岳_01_003

やってきました「立山室堂」。 上高地や千畳敷カールと並ぶ、国内屈指の高原リゾート地です。
3000m級の山に囲まれた素晴らしい景色! 天気も最高で、早くもテンションはマックス状態です。


登山_剱岳_01_004

途中で「雷鳥沢キャンプ場」を通るのですが、とにかく展望が素晴らしい場所です。
近隣には外来入浴可能な温泉も有り、ここでのんびり過ごすだけでも楽しいでしょうね。



登山_剱岳_01_005

雷鳥沢キャンプ場から先は「雷鳥坂」という急登が続くのですが、これがくせ者で、かなり疲れました。
しかし、それを越えると目の前に剱岳の勇姿が飛び込んできて、思わず身震いすると同時に感動!
明日はあの頂に挑むわけですが、いよいよこの時がやってきたのかと感慨深いですね。



本日の宿「剣山荘」は、このエリアでは最も剱岳に近い小屋として知られています。

登山_剱岳_01_006

登山_剱岳_01_007

建物はとても綺麗でスタッフの対応も丁寧。 食事も美味しく、なにより温水シャワーを無料で使用できるのが嬉しいです。
数年前の資料だと夕食はトンカツがメインだったのですが、現在はハンバーグや海老フライの様ですね。
剱岳アタックの拠点として申し分ない宿でした。


ところで、明日はいよいよ剱岳の頂上ヘアタックする日なのですが、ここで予定を少し変更する事にしました。
当初は明日は剱岳のみに登頂し、その後室堂周辺で一泊し、翌日立山三山を縦走して帰宅する予定でした。
しかし、ここにきて翌々日の予報が悪化し、雨はともかく展望が期待できない状況になってきたのです。

また、登頂予定日が平日の月曜であるにも関わらず、予想以上に小屋の宿泊客が多く、
近隣の小屋やキャンプ場の宿泊客も考慮すると、当日は200名程が剱岳へ登ると予想されました。
剱岳は人気が高い故に渋滞が発生することが多く、時には登頂を諦めて下山する人も出る程です。

これらの点を考慮し、明日は夜明け前から行動を開始し、剱岳の後にそのまま立山三山を縦走し、その日のうちに帰宅する事にしました。 かなりの強行軍となりますが、この日の為に準備してきたので行けると判断しました。



登山_剱岳_01_008

いよいよアタック当日となりました。
3時に起床し、事前に受け取っていた弁当を食べ、3時40分に出発! 当然ですがまだ真夜中です。



登山_剱岳_01_009

丹沢や富士山以来、久々のナイトハイクです。 登山道は空いているし涼しいのでとても快適です。
後ろを振り返ると、剱澤小屋や近隣のキャンプ場から点々とヘッドライトの明かりが続いていました。
早立ちする人がそろそろ動き始めたようですね。



剱岳には数え切れない程の鎖場が有るのですが、なかでも主要な場所には番号が振られています。
ここは5番鎖場で、この辺から難易度が急激に高くなるので、特に悪天候時は注意してください。

登山_剱岳_01_010

登山_剱岳_01_011

細い鉄製の橋を渡り、切れ落ちた断崖絶壁の岩棚をトラバースします。
この場所に限った話ではありませんが、剱岳の難所は転落が死に直結する場所ばかりなので気を抜けません。



登山_剱岳_01_012

ぼちぼち夜が明けてきてヘッドライトは不要となりました。
目の前には素敵な断崖絶壁が聳えていますが、剱岳においてはまだ易しい方ですね。



登山_剱岳_01_013

ここは「平蔵の頭」と呼ばれる難所で、7番目の鎖場となります。
ここに至っては足がかりとなる様な窪みすら無く、鎖と鉄杭に頼るしか有りません。



登山_剱岳_01_014

平蔵の頭を越えるとすぐさま下るのですが、下った先は深く切れ落ちた谷になっていて迫力が有ります。
万が一転落したら即死。 もし助かっても谷に転落して何百メートル滑落するのか想像も付きません。
人によっては最も恐怖を感じる場所かもしれませんね。


登山_剱岳_01_015

この絶壁を下ってきました。 まさしく垂直の断崖絶壁で、岩稜地帯が好きな人にはたまらない場所です。



登山_剱岳_01_016

直ぐ隣に有る鎖は下山専用ルートです。
槍ヶ岳同様、剱岳も核心部は登りルートと下りルートが別に用意されています。


登山_剱岳_01_017

「登山道」とはいえど、どう見ても「道」ではなく「壁」ですな。



ついに9番目の鎖場、通称「カニのたてばい」にやってきました。 

登山_剱岳_01_018

登山_剱岳_01_019

30m程でしょうか、切り立った断崖絶壁を登ります。 頂上直下の最後の難所ですね。
こうして見るとさすがに迫力が有りますが、同時に問題無く通過できると確信を持てました。
この日の為に色々経験を積んできた甲斐が有ったという物です。

なお、ここは名所や難所で有ると同時に、渋滞が発生する場所としても有名です。
場合によっては数時間も待たされる事が有るので、やはり空いている早朝に行くに限りますね。



登山_剱岳_01_020

登山_剱岳_01_021

登山_剱岳_01_022

カニのタテバイの構造を簡単に説明すると、最初に少し横に移動し、その後ひたすら垂直に登り、
最後に再び横に移動します。 7割ほど登った辺りの足がかりが乏しいので注意してください。



登山_剱岳_01_023

カニのタテバイは登り最後の難所ですが、それを越えてもしばらく急登が続きます。



ついに「剱岳(つるぎだけ・2999m)」の頂上に到着!  剣山荘からはほぼ2時間でした。

登山_剱岳_01_024

登山_剱岳_01_025

いや~、さすがの大展望ですね。 歯応えの有るルートだったので感無量です。



登山_剱岳_01_026

この日の早朝は高度5000m付近に雲がありましたが、山脈付近に雲は無く、空気も澄んでいて展望は最高です。
周辺の北アルプスはもちろん、遠く南アルプスや八ヶ岳連峰、富士山など全ての山が見渡せました。
ここまで遠くまで見渡せる機会はそうそう無いと思います。
今年最初のアルプス、そして人生で最初の剱岳が展望に恵まれて嬉しいですね。



名残惜しいですが山頂を後にして下山開始です。
すぐさま10番目の鎖場、通称「カニのよこばい」が出現しますが、ここも有名な難所ですね。

少し見にくいですが足下にある赤い矢印の下に窪みが有るので、そこに足を入れて体を支えます。
上からは全く足場が見えず、転落したら間違いなく即死なので慎重に。

登山_剱岳_01_027

登山_剱岳_01_028

鎖の下に有る窪みを足場にして横移動します。 その様子がカニに見えるというのがその由来との事。
最初の一歩が難しいですが、そこさえクリアすれば後は問題有りません。
個人的には大崩山の像岩トラバースの方が怖いと感じましたが、いずれも落ちたら人生終了の難所です。



ひたすら断崖絶壁を上り下りする剱岳ですが、意外なことに梯子場は少なく、確かここ一箇所だけでした。

登山_剱岳_01_029

登山_剱岳_01_030

梯子自体は頑丈な作りなので、三点支持を守って慎重に移動すれば問題有りません。
梯子の下も引き続き断崖絶壁ですが、飽きるほど断崖絶壁のオンパレードだったので、もはや感動も無し。(笑



登山_剱岳_01_031

梯子場の直ぐ後にはルート上で唯一のトイレが有ります。 
さすがにバイオトイレではありませんが、有り難い存在ですね。 場合によっては避難小屋として使えるかも知れません。



登山_剱岳_01_032

出発しておよそ四時間程で剣山荘に帰ってきました。
小屋が見えると安心しますが、統計では難所を過ぎた後に事故が多いそうですね。
油断や疲れが事故を誘発するのかもしれません。 最後まで気を緩めずに頑張りましょう。

小屋で休息して荷物を整理したら、引き続き立山三山縦走に出発します。
剣山荘から釼御前小屋までのルートは3本有りますが、真ん中のルートには数カ所の雪渓が有るので要注意。
個人的には剱沢キャンプ場を通るルートをお勧めします。



本日の後半戦は「立山三山」の縦走です。
立山というのは山の集まり(連峰)の名前で、「雄山」「富士ノ折立」「大汝山」を立山と読んでいます。

岩の塊である剱岳に比べると難所は全く有りませんが、3000m級の稜線はアップダウンが激しくとても疲れます。
しかも早朝3時に起きて剱岳を登ってきた後ですから疲労が溜まって正直バテました。
岩稜地帯の剱岳だったのでストックを持ってこなかったのですが、もの凄く後悔しました・・・

登山_剱岳_01_033

登山_剱岳_01_034

疲れはしましたが稜線からの展望は最高で、右手には室堂、左手には黒部渓谷の展望が楽しめる良いコースです。
緑色をしているのが黒部湖で、中央部に有るのが有名な黒部ダムですね。



登山_剱岳_01_035

雄山の神社を過ぎると室堂へ向かって下るのですが、この区間がかなりのくせ者でした。
結構な距離が有る上に傾斜がきつく、しかも全般的にザレ場・ガレ場の連続です。
普段山に登らないような人が迂闊に参拝目的でやってくると、思わぬ酷い目に有うかも知れません。



こうして今夏初のアルプス山行は無事に終わりました。
ひたすら悪天候に泣かされた夏でしたが、初めての剱・立山は素晴らしい天気に恵まれて最高でした。
今度は室堂を起点に、大日岳や薬師岳方面への縦走もやってみたいですね。
ストックだけは必ず持ってくるように注意して・・・


2017-07-14(Fri)

野球中継をカメラワークにもの申す

こんばんは。

私は色々趣味を持っておりまして、その一つが野球観戦だったりします。
子供の頃にソフトボールをやっていた事もあり、物心ついた頃からプロ野球も好きになりました。
現在はケーブルテレビを通じて野球を観戦しており、時々球場にも足を運びます。

テレビ中継の見所というと、なんと言っても実況担当と解説者によるトーク。
そして多彩なカメラワークにより、選手達の一挙一動や球場の臨場感を味わえる点に有ります。
気迫溢れる選手の表情、戦況を見守りつつ作戦を練る監督&コーチ、そして観客の喜怒哀楽の模様。
実際に球場で観戦する方が迫力はありますが、テレビ中継ならではの魅力もちゃんと有るわけです。



先週末は札幌ドームで行われているホークス対ファイターズの試合をテレビ観戦していました。
この球場の試合中継は滅多に見る機会が無いので、随分と久しぶりに見た気がします。

良くも悪くもごく普通のテレビ中継だったのですが、ホークスが得点した際に事態は一変します。
なんと、ホークスが得点する度に、カメラが相手チームであるファイターズファンの様子を逐一映すのです。

普通、タイムリーヒットなりホームランなりで得点が入った場合、得点した方の選手やファンを映すのが一般的です。
打点を挙げてガッツポーズをする選手、ご満悦の表情を浮かべる監督やコーチ、そして喜びに沸くスタンドのファン。
こういった映像を通じて、テレビの前で応援している我々も一緒に喜ぶわけです。


が、この番組では全く逆で、点を取られた側であるファイターズファンの様子ばかり映すのです。
応援しているチームが失点したので、当然ながら彼らは意気消沈している訳ですが、何故かそういった様子ばかり映す。
しかも、あろう事か女性ファンを重点的に映すのです。 もちろん彼女たちは大いに悲しんでいる最中です。
この試合はホークスが一方的にリードする展開だったので、特に悲しそうにしている様に見えました。

特に強烈だったのが、ホークスの選手がホームランを打った時のリプレイ映像。
打球がスタンドインし、落胆して今にも泣きそうな表情になるファイターズファン(しかも女性)の様子を、
わざわざリプレイ映像で流す必要が何処に有るのか? あまりにも悪質で言葉を失いました。

これが一度きりだったり、或いは双方のファンの様子を交互に映すので有れば、私も特に疑問に思いません。
が、何度も失点したファイターズファンの様子ばかり映す理由が全く理解できませんでした。
(しかも、この番組はファイターズ主催試合を中心に放映しているので、視聴者にはファイターズファンが多かったと思われる)



スポーツの試合には必ず勝ち負けが有り、贔屓のチームが勝つことが有れば負けることも有ります。
当然ですが、贔屓のチームが負けた場合、悔しさ、悲しさ、腹立たしさを感じます。
それ自体は勝負事に付きものなので別に良いです。

しかし、その様子を重点的にテレビ中継で晒す理由が全く理解できません。
悲しんでいるファン(しかも子供や女性)の様子を見て、一体誰が幸せになるのでしょう?

私はホークスファンではありますが、得点する度にこの様な陰湿な映像を見せられて、
嬉しいどころか腹立たしさを感じ、極めて不愉快な思いをしました。 せっかくの勝ち試合が台無しです。


とりとめの無い話になってしまいましたが、ここまで酷い野球中継を見たのは初めてです。
私が番組のプロデューサーだったら、間違いなくNGを出していたでしょう。


2017-05-30(Tue)

難易度に磨きが掛かった大崩山

こんばんは。

五月の連休に地元九州に帰省したので、お約束行事とも言える大崩山登山をしてきました。
今回の主な目的は、実はまだ行ってなかった頂上へ行くことと、崩落した梯子場を確認することです。

本当は朝5時位から登りたかったのですが、何だかんだで結局6時頃に到着。
既に登山口付近は車が一杯で、500m程下に停めて歩くことに。

相変わらず難易度の高い山でしたが、素晴らしい天気と出合いに恵まれた一日となりました。



登山_大崩_01_001

まずは「袖ダキ」の展望所に到着。 この絶景は何度見ても素晴らしいですね。


登山_大崩_01_002

左は「小積ダキ」、右は「湧塚」ですが、この両者を同時に写真に納めようと思ったらかなり苦労します。
ギリギリ行けるとこまで移動して広角レンズで撮影したのですが、それでも綺麗に収まりません。
これ以上広角なのはフィッシュアイレンズくらいしか無いですし、後は撮影場所を工夫するしか・・・
もっと好適な撮影ポイントは有るのでしょうか?



登山_大崩_01_003

この時期の大崩山はアケボノツツジが満開のはずなのですが、今年はあまり見かけませんでした。
開花の時期が去年とは少しずれているようですね。



登山_大崩_01_004

名物の5段梯子(&ロープ)を通過して下和久塚へ向かいます。
ここの梯子場も個人的に気に入っています。 梯子が好きなら大崩山は天国ですね。



登山_大崩_01_005

下和久塚から見える印象的な岩で、個人的に「フェーズドアレイ岩」と名付けています。



登山_大崩_01_006

ここは上和久塚の直下なのですが、何時の間にか直登ルートの梯子が復活していました。
このルートは危険すぎる為かロープ・梯子共に撤去されていたのですが、誰かが再設置したようです。
とはいえ、安全のために右側からの迂回ルートをお勧めします。



登山_大崩_01_007

今回の最大の目的はまだ未踏である山頂へ行ってみること。
大崩山には多くの絶景ポイントが有るのですが、頂上は展望があまりないので来ない人が多いようです。


登山_大崩_01_008

上和久塚から頂上までは難所は全く無いのですが、リンドウの丘分岐から先はしばらく急登が続きます。
この日はほぼノンストップで登ってきたので疲れてしまいました。
途中で宇土内谷コースと合流すると、もうひと登りで頂上に到着します。


登山_大崩_01_009

展望が無いと噂の大崩山山頂ですが、ご覧のように実はそこそこ開けています。
この日は四月下旬でしたが真冬並みに木々が枯れており、かなり展望が有りました。
なお、頂上の少し手前には素晴らしい展望が楽しめる場所があり、昼食場所にもオススメです。

頂上では色々な人と楽しく団欒する事ができましたが、広島や大阪など遠くから来られた人が多かったです。
大崩山は文句なしの名峰だと思いますが、九州外からも来て貰えるとは嬉しいですね。
ファイントラック大好きおじさんとの語らいは非常に盛り上がって楽しかったです。



小積ダキで展望を楽しんだら、いよいよ地獄の下り「坊主尾根」に突入です。
下に見えるのは最大の難所である象岩のトラバース地点。

登山_大崩_01_010

登山_大崩_01_011

ここは大崩山で最も危険な場所だと思いますが、個人的にも苦手とする場所ですね。
北アの奥穂~北穂等の難所も経験しましたが、個人的にはここが一番恐怖を感じます。
確かに転落したら一発アウトの危険な場所ですが、ワイヤーを掴んで落ち着いて通過すれば大丈夫です。



登山_大崩_01_012

象岩を越えた後に先ほど居た「小積ダキ」を振り返ります。
落差300mもの絶壁が凄まじいですが、あの上に行くことが出来るというのも凄いですね。



今回のもう一つの目的地、梯子の崩壊場所にやってきました。
梯子というか、足場が崩落して梯子が傾いて使用禁止になっていたのです。
その後、梯子を付け直したとの情報を得たのですが、どうも少々無茶な様子だったので気になっていました。

登山_大崩_01_013

巨大な花崗岩の隙間から生えてきた樹木の上に落ち葉などが積もり、そこが足場となっていました。
その木の根っこに梯子を括り付けていたわけですが、樹木に依存した根本的に不安定な足場だったわけです。
梯子はもちろん、足場自体もいつ崩落しても不思議では無かったと言う事ですね。
ちなみにこの写真は2015年5月の状態です。


登山_大崩_01_014

そして同年8月にはついに使用禁止に・・・ 足場もかなり不安定な状態でした。


登山_大崩_01_015

そして新たに設置されたルートがこちら。
以前は二段梯子を下りた後、ロープで一旦足場に下りて、水平移動した後に最後の梯子に移るという流れでした。
崩落後、二段梯子からロープを使用して直接最後の梯子に移る様に変更されました。


登山_大崩_01_016

足下にはこれといったスタンスは無く、ロープが無いと絶対に通過不可能な難所となっています。
一応木の根っこを足場として使えますが、これもいつ崩落するか分からないので頼りすぎるのは危険です。
幸い花崗岩は滑りにくいので、グリップを効かせて慎重に通過しましょう。



登山_大崩_01_017

最後の梯子を通過した後も、下り急勾配が延々と続く辛い坊主尾根。
沢の音が聞こえてきても、祝子川の本流に到達するのはしばらく後です。

で、最後の徒渉地点にやってきたのですが、増水などで地形が変わっており、少々渡りにくくなっていました。
通過する場所自体はほぼ一緒なのですが、水流で岩が流されたようですね。
慎重さも求められますが、途中で立ち止まるより、一気に渡りきった方が安全だと感じました。



久しぶりの大崩山は相変わらずの難易度でしたが、それ故に歯応え抜群で楽しかったです。
やはり、大崩山は文句なしの名峰ですね。


2017-05-15(Mon)

ちょいとロシアとマッターホルンに行ってくる!

こんばんは。

突然ですが、近い将来ロシアに旅行に行こうかな~と考えております。
また、本家ヨーロッパのアルプス山脈のマッターホルンにも登ろうとも考えております。

何故そんな事を思いついたのかといいますと、最近今後の人生を色々考える様になり、
その中で「興味の有る事は、やれる内にやっておいた方がいいな」という結論に至ったからです。



私はかなり多趣味な方だと自覚しており、興味のある分野は多岐に渡ります。
登山やWebでの情報発信(最近滞りがちですが・・・)もその一つです。
でも、興味は有るけど実際に手を付けるまでには至っていない、という物もたくさん有ります。
「時間が無い」「お金が掛かる」などというありきたりな理由です。

しかし、興味を持っている物の中には、気が付いたら触れる機会が永遠に失われてしまった物もいくつか有ります。
例えば、個人的にやってみたいと思っていた事の例として下記のような物が有りました。

・コンコルドに搭乗してみたい
・啓徳空港に離着陸する飛行機を見物したい


「コンコルド」とは、SST構想の申し子である超音速旅客機で、ロンドン~ニューヨーク路線などで運航され、
未来的なデザインと圧倒的な速度が売りでした。(ソ連にTu-144というそっくりさんも有りました。)
「啓徳(カイタック)空港」とは、かつて香港に有った空港の事です。
土地が狭い香港に有る過密空港であるため、飛行機が市街地の建物をかすめて離着陸する様子が話題でした。

興味が有るなら行けばいいじゃ無いかと思うかも知れませんが、この両者は既に姿を消しています。
啓徳空港は新空港への移行の為1998年に閉鎖され、コンコルドはコスト面の問題などで2003年に運航が終了しています。
1998年と2003年、どちらも行こうと思えば行けたタイミングで、まさに後の祭りですね。

一応コンコルドは博物館等に展示してありますし、啓徳空港も跡地に記念館の様な物が有るようです。
が、それらでは意味が有りません。 現役の頃に価値が有る訳です。
この様な教訓を踏まえ、やりたい事はやれる内にやってしまおうという考えに至ったのです。

登山を例に挙げると「山は逃げない」という言葉が有ります。 慌てなくてもまた登る機会は有るという意味です。
しかし、老いと共に肉体は日々衰え、元気に縦走できるチャンスは刻一刻と失われているのも事実。
また、御嶽山や新燃岳の噴火のように、不測の事態で登頂するチャンスが失われる事も有ります。
確かに山は逃げないかも知れないけど、登頂出来るチャンスが有るかどうかは別問題ではないでしょうか。



そんな訳で、「興味の有る事の内、現実的に挑戦可能な物」を色々纏めてみました。
その中の一部を列挙してみましょう。


・「An-224」や「ベルーガ」の実物を見る。
・世界三大瀑布を見に行く。
・世界各地の超高層ビルに登る。
・本家アルプス山脈の名峰に登頂する。
・ロシアの軍事博物館巡りに行く。


等々、ある程度の労力と時間を必要とするささやかな野望の一部で有ります。

「An-224」「ベルーガ」は特殊貨物輸送に使用されている貨物機であり、ごく希に日本にもやってきます。
出会う機会は少ないですが、運行計画を調べればチャンスは有るでしょう。 コレが一番簡単かも知れませんね。

「世界三大瀑布」とは、世界に名高い北米のナイアガラの滝、南米のイグアスの滝、アフリカのビクトリアの滝の事です。
この中で私が行った事が有るのはナイアガラの滝だけですが、残る二つも観光地化されているので行くのは容易と言えます。

「超高層ビル」に関してですが、実は私は高層建築物マニアでして、高い建物は大好物です。
国内はともかく海外の高層建築物はあまり行った事が有りません。
カナダのCNタワーや上海のジンマオタワーくらいでしょうか。 数が多く地域もバラバラなので大変ですね。



で、タイトルにも書いた「アルプス山脈」と「ロシア旅行」です。

「本家アルプス山脈」ですが、登山好きとしては、やはり欧州アルプスの名峰に一度は登ってみたい訳です。
モンブランを筆頭に、アイガーやマッターホルンなど色々有りますが、最終目的はやはりマッターホルンでしょうか。
恐らく世界で最も印象的な山容を持つ名峰ですが、登頂への難易度もすこぶる高い事で知られます。
そりゃK2とかヒマラヤ山脈の方が遥かに難しいのでしょうけど、あちらはさすがに対象外になりそうです。

マッターホルンに挑むには、最低でも冬期の富士山や奥穂~西穂ルートの走破、クライミングのスキルは必須でしょうね。
ガイドも付ける事になるでしょうから語学力も必須ですな。 アンカルネ・シルブプレとか言っている場合じゃなさそうです。
体力や技術はもちろん、語学力や資金力の面でも相当ハードルが高いのは確実ですね。
まずはモンブラン、最終的にマッターホルンという流れでしょうか。 これは5~10年スパンで考えた方が良さそうです。



そして「ロシアの軍事博物館巡り」です。

ミリタリーマニアでもある私は様々な角度から軍事兵器や戦史などを調べています。
兵器の分野では、特に二次大戦のドイツ軍と戦後の旧ソ連・ロシア軍の物にとても興味があります。
メカニズムやエピソード等はもちろんですが、何よりそのデザインにとても心引かれるのです。
無骨だったりスマートだったり、美しかったり奇妙だったり・・・ 説明しにくいけど素晴らしいそのデザイン。
一度で良いから生で見てみたい・・・ 個人的なささやかな夢でした。

そんな夢を叶えるために最適な場所と言えば、これはもうロシアの軍事博物館しか有りません。
具体的には「クビンカ戦車博物館」「モニノ空軍博物館」で、いずれも首都モスクワ郊外に有ります。
旧ソ連・ロシア系の兵器はもちろん、ソ連が世界各地の紛争で捕獲した枢軸・西側兵器も大量に展示してあるのが魅力です。
クビンカにはマウスやカール戦車、モニノにはハインドA型などのレア物がてんこ盛りで、マニア感涙の品揃え。
ドイツとソ連の兵器が一堂に会する、まさに私のために作られたような博物館ですな。


ロシアに行く事自体は一般的な海外旅行なので、さほど難しくはないでしょう。 
問題は語学と治安ですね。 治安は外務省などの渡航情報などを注視するとして、個人的な問題は言葉の壁の方です。

現在ロシア語を勉強中なのですが、これがまた非常に難しい。
ギリシア文字をベースにして作られたロシア語ですが、英語と似ている部分も有る一方、基本的には全く別物ですね。
見た目が同じで意味が別物という文字も有り、場合によっては英語の知識がある方が苦労するかもしれません。

お金と時間はどうとでもなりますが、言葉の問題はかなり苦労しそうです。
こちらは1年程度のスパンで計画し、来年中位を目処に実現できたらベストでしょうか。



等々、突然思い立って色々計画中の私ですが、苦労する事が多い一方で、とても楽しく感じてもいます。
登山計画やPC自作計画など、あれこれ思案・準備している時ってとても楽しいですよね。

ささやかでも良いので色々野望を抱き、計画や準備に奔走する事が楽しく人生を送るコツかもしれません。


プロフィール

Sonic478

Author:Sonic478
 
職業デザイナー
業種ゲーム業界
性別
年齢若者?若者!
趣味1旅行、情報発信、車、カメラ、ゲーム
趣味2ネコと遊ぶ、ニュースを見たり読んだり


業界関係者の視点から、業界の魅力・問題点など、色々紹介しようと思います。

メインサイトはこちらです。

TegeYoka.com


残業と休日出勤。
欧米メーカーの飛躍とアジア系メーカーの追い上げ。
悩みの多い日々ではありますが、日本のゲーム業界の飛躍を目指して頑張ります。

メールやコメントなどを頂けると嬉しいです。 お気軽にどうぞ!

相互リンクなどもよろしくお願いします。

カテゴリー
月別アーカイブ
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2ブログランキング
ランキングに登録しました。

FC2Blog Ranking

カウンター
メールフォーム
ご意見・ご感想はコメントかこちらのフォームからどうぞ。

名前:
メール:
件名:
本文: